「目がまわる」ボーダーランズ R41さんの映画レビュー(感想・評価)
目がまわる
なるほど、アメリカのビデオゲームの実写化でしたか~
そのゲームの名前がタイトル なるほどです。
さて、
冒険の下地にある伝説などはやはり聖書をモチーフにしている。
この作品の足し算は山のようにある。
聖書 西部劇 歴史 スターウォーズ マッドマックス…
キリがないほど
そして大どんでん返しが、キーはティナだと思っていたらリリスだったという至極単純な型。
子供向けの作品の中に忍び込ませていたのが、この世界の真実。
つまり、
この世界で当たり前のようにある技術のほとんど全部が「前時代」のものだということ。
これは陰謀論として囁かれていることだが、映画というモチーフを使って真実を語っているともいえる。
その中のひとつ 衣類というもの
毛皮で衣類を作ったのは想像に難くない。
しかし、
それがどういうふうに木綿の衣類へとなったのかは、全く問題にされていない。
あまりにも普通にあることで疑わないのだ。
衣類というものを想像するために必要なのが、素材である綿 糸 機織機 これらが同時発生しなければならない。
この隠されたミステリーこそ、現人類の文明だと思われていることのほとんどが前時代文明のものだったのではないかと囁かれる所以。
楽器もしかり
さて、、
しばらく前に大ヒットした「トップガン」
多くの記事に書かれた「ローラーコースタームービー」という揶揄
映画というものに対する考え方が拮抗した時代
文学という権威の存在と娯楽という概念
こうあるべきだという意見と楽しみたいという単純な想い。
他人の意見に左右された時代とその終焉
特に日本のアニメに関してのそれは言わずもがな。
このしばらく続いた拮抗は、多様化と許容によって落ち着いたようだ。
さて、、、
この物語に忍ばせてあるもう一つの影が「神」かもしれない。
決め付けられた時代の信仰の根本であった神
しかし今ではそれはもしかたらエイリアンだったのではないだろうかと囁かれ始めた。
そしてその子孫という「系譜」
「ダヴィンチコード」でも描かれていた「子孫」
これらの、いったいいくつ足しているの? と思ってしまう。
しかし、これでこそ映画なのだろう。
あ~ 忙しかった。