ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれのレビュー・感想・評価
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ベイビーわるきゅーれ本編の面白い訳
いまさらながら映画作りってのは大勢のスタッフ・キャストの力で成り立っているんだなぁ。
主役の2人高石あかりと伊澤彩織、そして池松壮亮。
アクション監督園村健介氏らのインタビュー(阪元監督はあんまり喋ってなかったですが、今までの作品からイメージしてたのと違う優しい感じの人でした)、
主にアクション・シーンの撮影風景を中心としたドキュメンタリー。
このドキュメンタリー作品に続いて二回目の本編を鑑賞した。
あれだけ時間をかけて撮影したアクションも、すべてが使われているわけじゃない。
ドキュメンタリーで見せてたそのアクション・シーンも本編のたくさんあるアクション・シーンの一部にしかすぎない。
集大成、これで終わってもよい、みたいに語っていたけど、やめないでほしい。終わらせないでほしい。
それだけ魅力のある作品だから。
本編2週目に関わらず、またこのドキュメンタリー作品とともに1番大きなスクリーンで上映してくれているイオンシネマさんに感謝。
見てよかった。
アクションシーンの撮影は細かくカットかけてそれを繋げる感じで、違和感のないものが完成されるまでひたすらに何度も何度も撮るって感じで、本当に過酷そうでびっくり。ほんの少しでもアクションの順番ズレたら大惨事。「よーいアクション!せーのっ」って毎回欠かさず安全に声がけしてて、演者のケアをしながら丁寧に何度も撮影し確認しての繰り返し。これを見たら絶対にまた映画見たくなる。池松さんはカットかかる度に足の付け根とかをとにかく冷やして揉んで、体力ギリギリで撮影していたんだろうな。体が痛くて眠れない日もあったらしい。伊澤さんは何度カットかかっても毎回すぐ立ち上がって笑顔を見せる姿がとっても印象的だった。スタントパフォーマーっていう職業かっこいいな。これまでのベイビーわるきゅーれはアクションの割合をまひろを多めにしていたけど、今回の3はちさとのアクションシーンも増やしたらしくそれに順応出来てたあかりちゃんが凄かった。目力あるからより殺し屋やってる時の顔がかっこよく見える。2人が両手に銃とナイフ構えるシーンかっこよくて良かったなぁ。どう持ったらよりかっこいいかアクションの監督さん達にアドバイスもらいながらいい物が出来た背景を知れて嬉しかった。こうやって作品作るのって本当に多くの人の協力があってこそなんだろうな。いいドキュメンタリーを見た。
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