ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれのレビュー・感想・評価
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できるだけ「3」(ナイスデイズ)を見てからのほうが良い
今年358本目(合計1,450本目/今月(2024年10月度)9本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
※ このあと、「ふれる」を見てからの帰宅になりますが、アニメ作品は憲法論が絡まない限りレビュー対象外です。
こちらの作品は、先の公開である、いわば続編でいうところの「ベイビーわるきゅーれ3」にあたる「ナイスデイズ」をテーマに、その撮影現場に密接して、映画作成のはじまりから終わりまでをできるだけ見せようという角度で作られています。よって、「映画として」のアクションものとしての「ベイビーわるきゅーれナイスデイズ(以下、~3)」を先に見ておくのが推奨です(3のネタバレになるようなところも多少入っているため)。
日本のミニシアターから育ったアクション映画という特異な成長を遂げたアクション映画であるところの本シリーズはその成り立ちも特殊で、その裏側ともいえる部分で「裏側」にあたるドキュメンタリー映画も1週間遅れで見ることで、「娯楽としての作品」(~3)と、撮影(主に~3)の大変さ等を描き出す本ドキュメンタリーは「二つで一つ」の作品なのかな、といったところです。
こうした作品(特に日本ではこの手の映画)が少ないという事情もあってよかったところです。ただ、しいて不満点をあげるとすると、作品が実質的に「~3」に対応したドキュメンタリーであり、去年の「~2」や、一部のミニシアターで熱狂的な支持を受けて一部の大きな映画館で放映されることになった「~1」(初代)についての部分が少なかった点でしょうか。特に「~1」は予算の規模が今と違うことはこのドキュメンタリー映画でも明らかになっていて、そのために「~1」はまた「~3」とは違う独特な面白さがある(コマ割りが変になっていたり、まひろ(伊澤さん担当)が映画内で何度も違うTシャツに着替えるなどネタっぽい部分)ところ、「~1」には熱狂的なファンもやはりいますので、そうした「1」や「2」から現在の「3」になって変わったところ、変わらなかったところ、という「3」をメインにはしても「1/2」との違いといった点についても触れられているとよかったかな、といったところです。
採点に関しては特段気になる点がないのでフルスコアです。
また3を観たくなる
髙石あかりと伊澤彩織が主人公のベイビーわるきゅーれシリーズは、2人のゆったりとした日常と殺し屋としてのアクションシーンで人気となった。超低予算のアクション映画からスタートしたベイビーわるきゅーれだが、劇場版が3作品目となり、さらにテレビシリーズも制作されるなど、大きく発展してきた。
そんなシリーズ第3弾、ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズの宮﨑県でのロケ現場に密着し、裏の様子を観せてくれるドキュメンタリー作品。
体力と精神力のギリギリまで追い詰められ、大谷主水は脚の故障、高石あかり、伊澤彩織と主演の主演2人も体調不良で撮影延期、など体力、精神力ともギリギリまで追い詰められて制作されたのがよくわかり、単純に、凄い、としか言いようがなかった。特に今回は高石あかりがアクションを今まで以上に頑張っていて、撮影現場でも凄く明るくて素晴らしかった。
もう一度3を観たくなった。
ベイビーわるきゅーれ本編の面白い訳
いまさらながら映画作りってのは大勢のスタッフ・キャストの力で成り立っているんだなぁ。
主役の2人高石あかりと伊澤彩織、そして池松壮亮。
アクション監督園村健介氏らのインタビュー(阪元監督はあんまり喋ってなかったですが、今までの作品からイメージしてたのと違う優しい感じの人でした)、
主にアクション・シーンの撮影風景を中心としたドキュメンタリー。
このドキュメンタリー作品に続いて二回目の本編を鑑賞した。
あれだけ時間をかけて撮影したアクションも、すべてが使われているわけじゃない。
ドキュメンタリーで見せてたそのアクション・シーンも本編のたくさんあるアクション・シーンの一部にしかすぎない。
集大成、これで終わってもよい、みたいに語っていたけど、やめないでほしい。終わらせないでほしい。
それだけ魅力のある作品だから。
本編2週目に関わらず、またこのドキュメンタリー作品とともに1番大きなスクリーンで上映してくれているイオンシネマさんに感謝。
見てよかった。
アクションシーンの撮影は細かくカットかけてそれを繋げる感じで、違和感のないものが完成されるまでひたすらに何度も何度も撮るって感じで、本当に過酷そうでびっくり。ほんの少しでもアクションの順番ズレたら大惨事。「よーいアクション!せーのっ」って毎回欠かさず安全に声がけしてて、演者のケアをしながら丁寧に何度も撮影し確認しての繰り返し。これを見たら絶対にまた映画見たくなる。池松さんはカットかかる度に足の付け根とかをとにかく冷やして揉んで、体力ギリギリで撮影していたんだろうな。体が痛くて眠れない日もあったらしい。伊澤さんは何度カットかかっても毎回すぐ立ち上がって笑顔を見せる姿がとっても印象的だった。スタントパフォーマーっていう職業かっこいいな。これまでのベイビーわるきゅーれはアクションの割合をまひろを多めにしていたけど、今回の3はちさとのアクションシーンも増やしたらしくそれに順応出来てたあかりちゃんが凄かった。目力あるからより殺し屋やってる時の顔がかっこよく見える。2人が両手に銃とナイフ構えるシーンかっこよくて良かったなぁ。どう持ったらよりかっこいいかアクションの監督さん達にアドバイスもらいながらいい物が出来た背景を知れて嬉しかった。こうやって作品作るのって本当に多くの人の協力があってこそなんだろうな。いいドキュメンタリーを見た。
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