「本編より泣いた。」ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ バビさんの映画レビュー(感想・評価)
本編より泣いた。
素晴らしい作品にはたくさんの人の努力が詰まってるということを実感。
我々シロートが「アクション凄かったね」で片づけてしまうものの一つ一つに、理論と専門性と練習と気持ちとががどっさり入ってるということがわかる。
ちさまひの関係性がリアルな感じで伝わってくるのは、それがあかりさおりの関係性そのままだからなんだな。
ファンとしては当然、4や5も観たいと思うんだけど、このドキュメンタリーと観るとそう軽々にお願いはできないって感じがする。
オリンピアンが4年後まで頑張れるかどうか現役を続けるかどうかを悩むように、二人や監督にもその逡巡はありそうだと思う。
関係ないんだけどどうしたって「あの」ドキュメンタリーと比べてしまう。
「段取り」というものの重要性、それぞれの専門性を信じる大切さ、何よりみんなでいいものをつくっていこうという絆、というものが必要だったんじゃないのかな。
学生時代、映画サークルにいたんだが、その時これを見てたらこの世界に飛び込む覚悟ができたかもしれない、ああいう仕事にかかわっていたかったという羨望と後悔にさいなまれるおっさんでした。
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