「高品質なアクション映画が出来るまで」ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ 月子さんの映画レビュー(感想・評価)
高品質なアクション映画が出来るまで
ドキュメンタリーとしてナレーションもなく1本の映画を観れるのはベビわるだから成し得る事なのだと中身の濃いメイキングとして見応えがありました。
今回は髙石さんも海にダイブしたり銃やナイフなどのテクニックを使って難易度の高いアクションに挑戦されていて体調を崩しながらも密な撮影に奮闘していたり、テコンドーの大谷さんも足を負傷しながらもアクション俳優としてご自身の限界に挑んでいました。
そして伊澤さんと池松さんのお二人のハイクオリティーなバトルは細かく分散しながらの撮影、息を合わせて何度も何度も完成度の高い画が撮れるまで同じ技の繰り返し、体も心も疲弊する本当に魂を削ってのアクションに驚かされました。
作中のちさまひの笑顔が印象的ではあるものの、辛い裏側はより心が苦しくもなりました。ただスタントパフォマーとは個の力だけではなくチームを含めて表現する人達のことなのだと実感しました。
本編公開中は彼等の努力の結晶を何度も目に焼き付けたいので再度足を運びたいです。
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