ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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松村北斗さんの受けの演技堪らない
松たか子さんに注目集まるのは、当然ですが、松村北斗さんのアシスト素晴らしい。
松さんが松村さんに見せる表情は眩しいほどでしたね。松村さんに好意を見せている時とそうでない時の松さん表情がまるで違うところに松村さんの受けの演技が効いていると感じました。また究極の受けの演技は遺影の表情でしたね。
同時にVFX技術による『ディエイジング(若返りCG)』も功労賞です。
素晴らしい作品でした制作陣の方に御礼申し上げます。
PS.
華やかさ、上品さ、強さ、はかなさ……。さまざまな顔を併せ持つ女優・松たか子の魅力は、今後も人を引き付けてやまないだろうな^_^
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1st kissファーストキッス マイレビュー
まぁ、よくあるタイムリープ物です。
タイムリープものは難しい
坂元裕二監督特有の透明感ある映像に惹かれて鑑賞を決める。
まず、松たかこさんはこういうコメディエンヌぽい役がほんとにお上手です。自然に見える演技で笑わせてくれて…
カケル役の松村北斗さんも役のイメージにぴったりだったな。真面目でちょっとめんどくさい感じの人(笑)
でも私、やっぱりタイムリープものって苦手で。意味や仕組みを考えすぎてしまって没頭できないのです。
あんなに何回も出会ってもカンナのことを好きになる理由がわからない。説得力がない。運命とかっていうふわっとした理由では困ります。
最後の手紙で涙腺崩壊なんですが、その一方でカケルはあの時から15年、ずっと自分の死ぬ時がわかってて過ごしてたんだなと思うとかわいそうで。
カンナを悲しませないためにカンナファーストで生きるのがカケルにとってほんとに良かったのか?
なんだか切なくなってしまいました。
ということであまりカンナに感情移入できず、モヤモヤが残る映画でした。
一筋縄ではいかないストーリーも好きだけど、 キャスティングとかキャ...
一筋縄ではいかないストーリーも好きだけど、
キャスティングとかキャラ設定とかも好きすぎて、
試写会の後、2回見た
物事が色々うまくいかないところも好き
松たか子の声って、
役者としてよくないと思ってたけど、
この役だと、キャラのキツさが緩和されてとても良かった
んー、中途半端な感じが…
脚本と演出が中途半端。
どなたかも仰られてますが、主役二人の会話劇としてのお芝居はとても惹きつけられるモノがあったし、役のリアリティも感じて素晴らしかったと思います。
映画の根底のタイムリープの作りが甘い。見ている方がちょこちょこ、『んっ?なんで?』『んー、そうかなー…』と思ってしまう。映画を見ている側を素に戻させる。本編の導入からそんな感じだった。
もっと、彼をとても愛していた、だけど死んでもういない、そう言うのを見せてから物語に入ればその後の展開に興味を持って見れたのかなと思ってしまいました。
それに、主人公があんな気持ちのままで離婚しようとしてた、でもその彼が死んでしまった。偶然タイムスリップして若い時の彼と会った。驚くのは分かる、誰でも驚くでしょう。でもあんなすぐに好意を持てるか?『この人がいずれ私の人生をあんな風にしてしまう』そう思わなかったのか?好きになるか?私ならならない、距離を置く。
タイムスリップしたあと何故車を置いて走って行ったのか?車が故障した?帰りに乗ってまたトンネルに消えて行ったから故障ではなかった。何故?何故?が多すぎる。
主人公が離婚届を出しに行った時、隣の席に幸せそうなカップルを配置するのもイヤだった。リリーフランキーさんや吉岡里帆さんの使い方もあざとく中途半端。
映画の構築の全てに甘さを感じる。役者任せなところがほとんど。残念としか言いようがない。
ミノルさんの空気感、良かよ✨
設定がゆるい
タイムリープものなら最低限設定を詰めておいてほしい。
高速道路を走っている人は皆タイムリープできるの?
工事中の設定ならどうやって戻るの?工事期間しか戻れないのに何で道路は封鎖されてないの?未来が変わる設定なら何で死に方は変わらないの?...???
など、見ている間色んなことが気になってしまってあまり入り込めなかったです。
あと、カンナがタイムリープした最後の話し合いのシーン、
カケルは初対面なのに既に夫感出し過ぎでは...?
心に響くセリフもたくさんあったし、何より松たか子が可愛くてきっと全体的には素敵な作品だったと思うのですが、設定がゆるくて雑なので気が散って受け入れられなかったのが残念です。
これ、私のことだ。
タイムループものなのに、不思議なことに自分の人生と重ね合わせながら観た人が多いのではないでしょうか。私もその一人でした。
一度の離婚を経験し、現在は再婚している私にとって、映画の中の離婚前の生活は、まるで過去の自分を映し出す鏡のようでした。再婚して10年以上が経った今、良好な夫婦関係を保てているのは、初婚での経験があったからこそです。初婚生活の終盤では、自尊心が深く傷つき、一度死んだような気分を味わいました。しかし、その時の反省が今の自分と今の夫婦関係を築く礎となり、不思議なことに前妻への感謝の念すら感じる今日この頃です。
私にとって、最初の結婚生活の終わりは人生のやり直しの始まりでした。この映画は、かつての恋人との別れや、今まさに離婚や別れの危機に直面している方々の心にも、きっと深く響くことでしょう。
人生の歯車を動かすためには自分が変わるしかありません。
これからも大切な人を大切にしていきたい―そう強く思わせてくれる作品でした。この映画との出会いが、多くの人の人生を変えるきっかけになるはずです。少なくとも私の人生は、この映画によってまた一歩、良い方向に進んでいく。そんな確かな予感を抱いています。
小説感強めの映画 リズム良い
コメディパートに拍手
松たか子さんの魅力爆発って感じ
この作品は、タイムトラベラーものに分類されるのかもしれないが、この映画のポイントは、もしやり直せたら…ということ。そのためのタイムトラベルであって、その理屈はどうでもよいのである。
さて、なんだかんだあって、やり直せることになった。では何をどうするのかということが大事なのである。
離婚目前の夫婦でありながら、事故死した夫の命をとりもどそうとすることに迷いもなく全力を傾けるカンナに違和感がなく、すっと感情移入できてしまったのはどうしてだろう。そして、その奮闘を応援してしまうのはなぜなのだろうか。
簡単に離婚が成立する現代。物分かりがよすぎて、いいひとづらの人が多すぎる現代。その象徴のような夫婦の物語ではないかと思ってしまった。
二人がもっと、ホンネをぶつけ合い、わがままをいいあえば、結婚生活は、別の顔を見せたかもしれない。もちろん、こじれにこじれ、憎さ百倍になるかもしれないが、少なくとも、この二人の関係ではそうならなかったと思う。
ボタンの掛け違い。十分やり直しのきく、夫婦関係だったということ。
それが、大前提の物語なのだ。
だからほのぼのと面白く、ひとりでに応援したくなり、ふたりにぴったり感情移入できるのである。
ねじれにねじれた骨肉の愛憎劇なら、こんな気持ちにはならないのである。
ファースト・キッスという題名がいいではないか。30歳のこどもが大人になる15年間だったのかもしれないね。
それにしても、おばさんになった松たか子さんもいいね。若い頃も素敵だってけど、後ろ姿なんか、完全無欠のおばさんで、ほれぼれしてしまった。上手に年を重ねていらっしゃると思います。駈を演じた俳優さんは、初めて見たけど、いいね。松たか子さんに負けていなかったと思う。これからも注目したいと思いました。
意外と苦しかった
良い邦画
「アイドル/スタア映画の理想型」なのですが
この作品
演出、演技、展開とも、僕の思うところである「アイドル/スタア映画」の理想型であり到達点だと思います。
戦前なら「たか子のファーストキス」
英知出版なら「松たか子/ファーストキス」(パッケージが浮かんできます)
な世界で
まあ、理想の映画体験ではあるのですが
実は僕は松たか子が好きでも嫌いでもありません。
これ「たか子好き」なら心は極楽浄土な天国でしょうし
「たか子嫌い」であれば地獄行きなのですが
感情の全く動かない私は地に足の付かない浮遊霊状態
左脳は活性化しまくってるけど右脳が仮死状態
本来「アイドル/スタア映画」は右脳用の映画と思われるので
楽しい気分ではないけれど勉強になりまくったという
学校で授業受けている気分でした。
僕が松たか子が1好きだったら4にも5にもなる作品だと思いますが
ゼロから1はやはり難しいですね。
苦いコーヒーを持参して観ると最高です
開始15分で
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