ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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カップルではなく夫婦の物語
あの時の好きの気持ちは無くなって、
会話もなくなって、一緒にいる意味もなくなって、
だけど死んで欲しいほど憎んでいたわけでもなくて。
きっと“よくいる夫婦”なんだろうな、と。
タイムリープすることよりも難しいかもしれない今を後悔なく好きな人と生きることを頑張れる映画でした。
松たか子さんの演技が素晴らしい!
久しぶり邦画で感動しました。
観た中で一番、家族でよくあるきまづい空気感がその場に居るかのように、ひしひしと伝わりました。松たか子さんの癖になる面白さに笑ってしまったり、松村北斗さんの言葉の伝え方がもどかしかったり、色んな感情があり観ていて楽しかったです。観終わった後、心が温まり癒されました。また観たいので、観に行きます。
松村北斗★ジャニーズ侮れず!!
坂元裕二 脚本
松たか子主演~ってことで
「大豆田」見て予習後 鑑賞。
期待どおりの 上質の会話劇。
相手役が松村北斗かぁ~と
ちょっとガッカリしたが
意外にも良かった。
松たか子を上手に引き立てる
抑揚のある芝居に引き込まれる
やっぱりNHKの朝ドラでヒロインの
相手役を張るだけの演技力!
この作品の1つ前に『知らないカノジョ』の
中島健人の芝居を見た後だったので
なおのこと 松村の懐の深さに驚く
後半タイムリープの行ったり来たりに
ついていけない部分があったが
「かき氷屋」の女性客との絡みが
スパイスになり、最後の泣かせ所まで
飽きずに魅せてくれる
それにしても
15年前を演じる松たか子の ヘアメイクと
15年後を演じる松村北斗の体型管理と声色の変化よ!
松さんはいまいち体型絞れなかったが
演技力でカバー。
松村北斗の15年後は微かに腹も出ていて
ちゃんと中年男性の声としゃべり方に
なってるのは、スゴい
(CGでの画像&音声処理or特殊メイク?~だとしたら
その技術者さん、ブラボー!)
『夜明けのすべても』見る!!
今あるご縁を大切にしよう
泣きました
号泣ではないけれど、ポロポロ涙が自然にこぼれました(そういう時に限ってティッシュの手持ちが少ない〜)
ストーリー自体は映画の宣伝媒体に掲載されているものがほとんどで、硯カンナ(松たか子)と硯駈(松村北斗)、あとちょっと大学教授の娘(吉岡里帆)が出てくるだけ、メイン2人の気持ちの重なり合い、心の繋がりがどんどん物語を動かして、テンポもいい
若返った描写の松さんは声のトーンまて高めでピュアな感じ、逆に中年の松村さんは声も低くて、髭も濃く、お腹周りもやや大きくなっていてCG?
倦怠期のふたりの朝食シーンがあるあるで、思い当たる節がありまくり(笑)
倦怠期の夫婦で観るのに良いとの口コミ、その通りでした
あまり書くとネタバレになってしまうので筆を止めますが、夫婦仲が悪く離婚するほどは嫌いでなくて、相手のそこかしこにイライラしているレベルならば、今あるご縁を大切にして、互いを思いやって生きていくほうが後悔がないと思いました
【補足1】
夫の死亡届を、妻が市役所の窓口に届け出るシーン
普通、届出は葬儀社の方が代理で出します。「遺族の方はご準備でお忙しいものですから…」と葬儀社は仰るのですが、このシーンみたいなことがあるから通例そのようになっているのだと腑に落ちました
【補足2】
かき氷屋さんのシーン
行列の後ろの女の子のガラケー、ジャラジャラといくつもストラップがついていて、この当時こんなだったなぁ〜と懐かしかった
女の子のファッションやメイクは、時代をあらわすので、松たか子さんの太めシルエットのパンツはやや今風かな、彼女は現代設定の人だからOK
この当時はスキニーパンツ、細眉、アイメイクバッチリだったはず。吉岡里帆さんはそんな感じで出てましたね
(松たか子✕吉岡里帆なんて「カルテット」以来)
3年待ちの餃子、今からでも頼んでみませんか
この映画のタイトル、もしかして岩井俊二監督作品?と思ってなんとなく敬遠してたのですが、あれ?『花束みたいな恋をした』の脚本の人なんだ!と知ったら、俄然見る気満々に!
期待通りでした。
脚本、巧い。
演出、上手い。
演技、美味い(味わい深い)。
色んな〝ウマイ〟のアンサンブル。
電気の消し忘れにいちいち文句を言うなんて、そんな妻の逆鱗に触れるようなこと、よくできるな、あり得ない!
と、自分の妻の顔が浮かんでしまいました。
夫婦ってなんだろう。
相手の欠点を、私が我慢してるからうまくいってるんだぞ。
と口にはしないけれど、お互いに同じように思ってて、だけど、実は相手の方が自分よりも我慢してくれてるのかも。
とはなかなか思わないから、すれ違いに気がつかないで別れてしまうのかもしれない。
自分が変われていたら、15年後の相手がこんなにも愛おしい存在だったなんて。
まだ間に合うはずの多くのカップル。
今から3年待ちの餃子を、どちらでも構わないから、注文してみませんか。
ラブストーリー苦手ファンタジー嫌いな人間が★4つけます
ラブストーリー全般すすんで観ない特に邦画ではまず選択肢に入らない更にラブストーリーにファンタジー要素が入るものは最悪の組み合わせだと思ってる人間が予告や番宣番組に出ている松たか子さんと松村北斗さんのやり取りを見てこれはちょっと観たいと思って観に行った結果、できればもう1回観たいと思った映画だった。
この映画の最大の良さはなんと言っても松たか子さんの演技。
ああいう演技が本当に上手な女優さんだと思う。
松村さんに関してはドラマや映画を何本か見たことあるけど、世間の評判や評価ほどの演技力をあまり感じたことはなかったがこれはハマり役だったと思う。
芝居そのものというより松村さんのもつ雰囲気や話し方がこの役にピッタリで他の俳優さんでは考えられないくらい天才的なキャスティングだと思う。
新婚夫婦や若いカップルではなく結婚15年超え40代のリアルな夫婦像を最初に見せたあとで、妻が夫を助けるために奔走する中で出会った頃の2人の雰囲気を描いて若い頃の2人はこういう性格でこういうところに惹かれ合ったのかというのを逆再生的に観客に見せてくれることでこちらがカンナ(松さん)を応援したい気持ちに自然となっていく。
単なるラブストーリーというよりも家族愛的なもう少し壮大なテーマなのでラブストーリーが苦手な人でも比較的抵抗なく観れると思う。
重要なこと忘れてた!
松さんの若い頃のメイク(と思うけど加工じゃないよね?)があまりにもナチュラルに若返っててほんとうに感動した。
パートナーをもっと大切にしようと思った
幸せな気持ちになる良作
素晴らしい
ファーストキス!
松たか子と松村北斗の魅力に尽きる。
正直、設定は引っかかる所はあるし、ストーリー展開は何度も見たことあるような話だし、ラストの選択にもモヤモヤが残る。細かいことを気にしてしまうと入り込めない人はいると思う。
でもそういうのはもう全部置いておいて、素直な心で身を委ねてこの松たか子と松村北斗の魅力を堪能してほしい…
ラブストーリーって結局恋する二人のことが好きになれるかどうかが肝心なんだなとこの映画を観て改めて痛感。
これは好きになってしまうな…と不思議と納得させられてしまう二人のリアルさ、説得力。
観ているこちら側も恋していくように、どんどん松たか子と松村北斗のことが愛おしく思えてくる作品だった。
また、日常の些細な描写から関係性を描くのがうまい。
相手のことを一度嫌いだと思うと些細なことが目についてどんどん嫌になってくるけれど、その些細なことを可愛いな、面白いなと捉えられれば、一瞬一瞬が大切な幸せな時間になっていくんだよね。
自分の心持ち次第。
私は捻くれてしまいがちなので、人のことも映画のことも素直に愛おしいと思える人間でありたいなと思った。
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