ココでのはなし

劇場公開日:

ココでのはなし

解説・あらすじ

都内に佇むゲストハウスに集う人々の交流や心の機微を、優しく温かなまなざしで描いたドラマ。ミュージックビデオなどで映像制作に携わってきた、こささりょうまの初長編監督作品で、「SUPER HAPPY FOREVER」「夜のまにまに」など出演作が続く山本奈衣瑠が主演を務めた。

オリンピックが開催された2021年の東京。ゲストハウス「ココ」では、住み込みでアルバイトとして働く詩子が、元旅人でオーナーの博文と、SNSでライフハック動画を配信することにハマっている泉さんとともに、慎ましくも満ち足りた生活を送っている。ココにやってくるのは、人生の目標を失い、くすぶっている青年・存(たもつ)や、声優の夢をあきらめて就職しようとするも、両親から帰国を促されている中国人のシャオルーなど、悩みを抱える若者たち。そして、そんな彼らを笑顔で迎える詩子にも、故郷を飛び出してきた訳ありの過去があった。日々に疲れてしまった人々の心を、ココでの生活が少しずつ解きほぐしていく。

主人公の詩子を山本が演じたほか、泉さん役を日本映画界に欠かせないベテランの吉行和子が務めた。そのほか結城貴史、三河悠冴、生越千晴、モト冬樹らが共演する。

2023年製作/86分/日本
配給:イーチタイム
劇場公開日:2024年11月8日

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映画レビュー

4.0優しい時間

2025年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ゲストハウスのtoco.のホームページを見させてもらった。この映画のフルロケを行っていたので全く同じ雰囲気。でかつ、とてもおしゃれなので若い人が集う場になっているました、。初老のおじさんである私もその雰囲気を是非、味わいたいと思う。
主人公の戸塚詩子と湯島存、ワン・シャオルーのはなし(エピソード)をモチーフに物語が紡がれ、その中心にゲストハウスが存在し、吉行和子演じる泉さんらとのさりげない会話で、皆が何となく癒されていく。普通は家族や仕事に関わる人々ってのが身近な存在だが、昨日まで見知らぬ人同士だったのに何故かふれあいが生まれる。
縁側で皆が泉さん手作りの果実酒を飲みながら寛ぐ様子がとても良かった。
なんか優しい時間を共有できた86分でした、。

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アベちゃん

4.0ふんわりしててちょっと切ない

2024年12月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

全体的にやさしい感じで
ふんわりした雰囲気だけど

個々に注目すると
ちょっと切ない。

その描写がわざとらしくなくて
綺麗ですそれでいて優しくこころ温まる作品。

休むのが苦手な人におすすめしたい作品。

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nana

どこまで掘り下げるか

2024年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 東京の或るゲストハウスに、様々な思いを抱えて集まった人々を描くオムニバス的物語です。

 最後には、「そんなに焦らずに」「ゆっくり歩きましょう」と優しく穏やかにまとめられるのですが、登場人物個々人の閉塞感をもっと掘り下げてからでなければ、それらのメッセージは生温い「癒し」にしかならないのではないでしょうか。いや、そんなひねくれた指摘こそがギスギスした世の中を生み出しているのかな。

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La Strada

3.0COCOでの話!

2024年12月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ココでの話はCOCOでの話しだったんですねー。主役の山本奈衣瑠さん初々しくて、他の作品も気になるなあー。スゴイねー冬物語、夜のマニマニ、3本公開中スゴイねー。吉行和子さんイイ味付けですねー。

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binn

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