劇場公開日 2024年11月15日

「自分の記憶と重なる」新居浜ひかり物語 青いライオン ひろ702さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0自分の記憶と重なる

2025年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

日曜日の昼、ミニシアターの中は満席でした。
物語としては、療育施設の所長?役の壇ふみさんと校長役の竹下景子さんの大ベテラン女優2人がお話に重みを与え、「この人に任せて大丈夫」という信頼感を醸し出していると思います。
別の話。私は元小学校教員ですが、通常(普通)学級を担任していた時に在籍していた自閉症児に毎日母親が付き添い正に映画と同じような場面が1年間続きました。なのであの場面はとてもリアリティがありました。映画より10年以上前の昭和から平成に代わる時期のことだったと記憶しています。私が受け持ったのは2年生の時でしたが、1年の時に担任した先生の努力もあって他の子ども達といい関係が出来ていて、大きなトラブルもなく穏やかに過ごすことが出来ました。でも令和の今やれと言われても難しいと思います。不登校傾向の児童の激増(出るとそこに忙殺される)やクレーマー的な保護者など(お世話係とかはNG)今の方が格段に厳しいと思います。

ひろ702
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