劇場公開日 2024年11月22日

海の沈黙のレビュー・感想・評価

全134件中、1~20件目を表示

3.5芸術は美の上に美をつくらず、美の下に美をつくらず

2024年11月28日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

水曜サービスデーの本日は、あの「北の国から」で有名な巨匠・倉本聰さんが長年にわたって構想したという渾身の作品「海の沈黙」をチョイス。 まず、言わせて欲しい。 主演の本木雅弘さん、私らの世代からすれば、シブがき隊のモッくんですよ。ほんでもって、メインの女優さんは、小泉今日子さん。なんてったってアイドルのキョンキョンですよ。懐かしい〜😘この共演をスクリーンで観れただけで、まず眼福🙄ガチアイドル出身のお2人を支える面子がまた豪華!中井貴一さん、仲村トオルさん、萩原聖人さんなどなど、渋おじイケおじのオンパレードでございます。役者さんのお顔に刻まれたシワに侘び寂びを感じる歳になりました。自分もおんなじ様に歳をとったのね〜。 観終わった率直な感想ですが、 ひと言でいうなら、 「わかるわかるんだけど、惜しい!」 かしら。 こちらの作品、2時間の映画で終わるにはあまりに惜しい!秘められたことが多すぎてモッくんとキョンキョンの恋に関しては、全く感情移入できませんでした。数話完結の連続ドラマで観たらもっと面白くなっただろうなぁと思わずにはいられません🤔 とはいえ、 映像の美しさや渋おじたちの重厚な演技などなど、見どころは満載! 生成AIが簡単に芸術をも凌駕しそうな昨今だからこそ観ておきたい🧐「本当の芸術ってなんだろう?」「芸術の価値ってなんだろう?」などなど、 芸術について改めて考えたくなる良作映画です♪

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ななやお

4.0主要人物らの描かれないバックストーリーが作品の豊かさであり、物足りなさでもある

2024年11月27日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

本編112分だが、物語のスケールとしては映画なら三部作、ドラマなら1クール分かそれ以上の長さがないと描き切れない豊穣さと奥深さがあるように感じた。原作・脚本としてクレジットされている倉本聰は、脚本とは別に「登場人物の履歴」に膨大な量の情報と歴史などを描き込み、出演者らに渡したという。本編で直接描写されないそうしたバックストーリーは、俳優らが役に命を吹き込む際の重要な源になり、人物らの会話の内容などから示唆されて、豊かな映画世界に貢献している。だが一方で、たとえば画面に映っている二人に過去にどんないきさつがあり、今の関係性があるのかなど、もっと知りたいのに想像するしかないもどかしさ、物足りなさを感じる部分もところどころあった。本木雅弘、小泉今日子、中井貴一らの演技が見惚れるほど味わい深いからこそ、キャラクターたちの人生をもっと見せてほしいと願ってしまうというか。 本木が演じる津山竜次は、稀代の贋作画家でありながら刺青彫師でもあるというおよそ現実味のない設定であり、その設定に説得力を持たせる意味でも刺青を彫るシーンは入れるべきだったと思うが、それも尺が限られているせいかもしれない。 倉本聰が脚本を担当しキャスティングにも関与するなど影響力があった1974年のNHK大河ドラマ「勝海舟」で演出スタッフと衝突し、脚本を途中降板してそのまま東京から北海道に移住したのは有名な話。大組織や大企業の論理、都会的なるものへの異議はドラマ「北の国から」などに込められ、本作にも通じる。創作物の良し悪しが市場価値で測られることへの違和感、伝統ある大きな業界の権威に対する反発についても、自身の体験を本作の孤高の贋作画家に重ねたように感じた。

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高森 郁哉

3.5天才の謎

2024年12月22日
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倉本聰の新作に食指。 一般に巨匠と呼ばれる画家の高齢期の作品には、匠気も緻密さも消え去り、高揚感のみを叩きつけるような迫力を感じますが、さて倉本作品は。 監督はあくまで進行役という感じなので、脚本の完成度の高さは感じるのですが。 宮崎駿みたくもっとハチャメチャにやっちゃって良かったと思いますね。 冷静沈着な概括が倉本作品の若さであり、脚本家の宿命なのでしょうが。 晩年の画家の激情に対する憧憬の思いを感じました。 モックンはため息が出るほど美しいのですが、この役には少し早かったかな。 キョンキョンは実にいい顔をしていた。 キョンキョンのシーンだけを集めて観ていたいくらい。 コメントを寄せた著名人の中に津山に匹敵する天才アーティストがおりまして、天才は天才を知ると言うことで、彼女のコメントの中に作品の謎を紐解くヒントがあるとは思うのですが… 情けない事に私には彼女の言葉のいとが理解出来ないのでありました。

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こうた

4.5美しさの定義は

2024年12月19日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

模写と贋作の違いは学ぶか騙すかの違い 本物より模写が魅力的な場合はいかがでしょう 力のこもった作品

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daikokumai

4.0中々理解が難しい作品でした~

2024年12月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

あまりにも芸術性が高いのか、凡人には理解が出来ない作品でした。 狂気の沙汰の一つ手前くらいのインパクトがあり、普通の考えでは着いていませんでした。 しかし、絵画については深く素晴らし物だと思います。 演技もさすがプロといえる一流の印象を持ちました。

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けいせいおじさん

3.0古いねぇ

2024年12月18日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

寝られる

脚本が良ければ 良い映画やドラマはできるよ。 と言う事例の一つにはなるだろうが ストリーの展開や設定が時代を感じさせて まるで骨董市に紛れ込んだような気分で映画を見た。 倉本さんは北の国からで成功を収めた方だと言う認識だが 成功の背景にある時代感や視聴者の状況には 興味関心がなかったんだろうね。 と割とシビアな感想を残しておきながら一つ補足を 良い映画やドラマは、脚本とキャストの能力次第 それは事実だわ。

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tomokuni0714

4.0濃厚かつ重厚な邦画

2024年12月15日
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まず1番!終了まで、あっという間です。 本当に良い作品…何でしょうか…シーンカットも美しく、サントラも最高でした。 何より本木雅弘が良い!!憑依型で狂演しており、個人的には海のシーンが凄まじかったです。 中井貴一も、思い出回想などのシーンも無いのに「先生との絆」が理解できる演技で感動しました。 登場は少ないですが、萩原聖人も大変良かったです。 何も考えず見てください、名作です♪ 是非、濃厚な邦画を楽しみたい方は映画館でご観賞ください!!

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白長須鯨

0.5倉本聰さんの久しぶりの作品という事で期待し過ぎた

2024年12月15日
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倉本聰さんの久しぶりの作品という事で母が観たいというので一緒に観に行きましたが、内容がつまらな過ぎて開始20分で寝ていました 母は最期まで観てましたが、あまり好感が持てる映画ではなかったらしいです

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あっきー228

4.0さすが倉本聰、至極の物語

2024年12月14日
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鑑賞方法:映画館

個人評価:4.0 絵画を扱った作品らしく、光の描写がとても美しかった。 美への純粋たる追求。あの遺書が本作の本質に迫っており、素晴らしい遺書であった。 もっくんと中井貴一の日本の二大イケおじの掛け合い。そのエレガントなやり取りをとてもうっとりとながめる。 石坂浩二もハマり役で、あの大物ポジションがよく合っおり、白い巨塔を思い出させる。 さすが倉本聰。至極の物語でした。

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カメ

4.0大振りなアクションがあるわけでも無いのに、激しさを感じる作品だった。

2024年12月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

大振りなアクションがあるわけでも無いのに、激しさを感じる作品だった。

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ひので

3.5謎のご婦人キョンキョンは綺麗だが

2024年12月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

寝られる

作品は登場人物の個性的な設定と熱演が光るが、ストーリーやキャラクターの扱いにはやや疑問が残る仕上がり。 美しいが自己主張の弱い役柄のキョンキョンや、怒れる天才画家を熱演した本木くんの存在感が見どころ。 一方で、恩師の絵を破壊する行為や、洋画家が刺青を彫れるという展開には現実味が薄く感じられる部分も。 不気味なフィクサー中井のキャラクターは、モジリアーニを彷彿とさせるエピソードとともにストーリーの軸として印象的に描かれている。

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お茶と同情

2.5話は普通、役者の演技美

2024年12月12日
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鑑賞方法:映画館

シナリオは至って普通であり、どちらかというと詰まらない部類に入るのでは。前半は展開も良く今後どうなるんだろうの引っ張りは良かったのだが、後半がかなりの失速で自己満足の登場人物達に萎えた感じ。 しかし、流石巨匠のシナリオに演出家も一時代を気づいた人物、キャストが素晴らしいさ。良くぞここまで集めたなって思う位ちょい役までガバーしている。役者の演技を観るだけでも劇場に行く価値あり。

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るい

3.5倉本聰 89歳

2024年12月11日
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鑑賞方法:映画館

陰影を絶妙に捉えた映像が美しく、随所のカットだけでも見応えがある。 落日の光に満ちたアトリエのシーンで、筆(かナイフ)に盛った絵の具の冴えた赤色は見事だった。 テーマも普遍的ではあるが、倉本聰ならではの切り口なのだろう。 時折セリフに臨場感がないような、高尚な内容なのに陳腐に聞こえる場面があって気になった。倉本聰さんは89歳らしい。お元気そうでなによりだが、身体能力の衰えは創作物に現れる。巨匠すぎて誰も諌言できないなんてことはないのかな…。

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し

2.0巨匠

2024年12月11日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

とは相性が良くない。 彼のドラマにハマった事はない。 だから、集大成とは言われてもそれほど興味はなかった。 だが、時間的に他の選択肢がなく、消去法ですらなく観賞。 そんな後ろ向きな姿勢だから、初めから懐疑的。 だが、入りは意外に良かった。 予告編でわかっていたことではあったが、 贋作の経緯には興味を惹かれた。 残念ながらその後はどんどんトーンダウン、 特に目を見張るような展開はなく芸術のありようのような話に。 不滅の恋とやらも個人的には全く響かず、 経緯の説明不足で不可解さだけがどんどん募った。 刺青を取り上げていることにも嫌悪感が残った。 そして、最後の高尚なナレーション。 巨匠はこれを主張したかったのかʅ(◞‿◟)ʃ それとも、もしかして自分も有望な若手を潰してきたという懺悔? 後者なら⭐︎2つ増やすけどw 元木はじめ俳優陣は大熱演。 個人的にはそれが大仰で舞台のように見えた。 また、石坂浩二は年齢的に違和感ありすぎじゃ? 巨匠の御希望?

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みみず

5.0映像が美しい

2024年12月10日
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鑑賞方法:映画館

本木雅弘凄い俳優と再認識 小泉今日子も清水美沙も美しい 中井貴一も渋い 菅野恵さん知らんかったー! 映画館で観られてよかったー

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haitanio

3.0俳優の持ち味がいまいち活かされないまま感無

2024年12月10日
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活かされてなかったのかな。どなたも存在感のある俳優さんばかりでおもしろいと思ったのだが、正直「あれこれ観たんだっけか」と思ってしまった。単なる個人的な感覚の衰えかと思ったが、残念ながら引き込まれなかった作品はいつもこうだ。

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momoyama

2.5全体としてはミスキャスト

2024年12月9日
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鑑賞方法:映画館

倉本聰が長年温めていた企画、しかも審美的なテーマという意外さもあって、結構な期待感をもって観た。 画家自らが展示作品が贋作であることに気付き、そこから巻き起こる騒動の中で、作品に魅せられていた美術館長が自死するまでは、ミステリー要素もあって引き込まれる。しかし、場面変わって、小樽での刺青をめぐる人間模様のあたりから、どんどん話が広がって、ついていくのに一苦労。老いた芸術家が若い女性の肌を求めるのは、手垢がついた感じで白けてしまう。 そもそも、石坂浩二と本木雅弘が同期のライバルで、小泉今日子を奪い合った仲という設定に無理がある。本木雅弘も、その付き人の中井貴一も、本当はもっと年配で枯れたイメージだったのでは?この顔触れだからこその魅力はあるが、全体としてはミスキャストと言わざるを得ない。 美術館長の遺書にあったような「作者が違うと分かったら、その作品の価値が失われてしまうとは、どういうこと?」という問いかけは、奥深いし、この作品のテーマに通じると思うが、贋作に耽けつつ真の美を求めるという主人公の姿に、うまく重ね合わせることはできなかった。 今時の日本映画には珍しい大人向けの品格のある作品になるかと思っただけに、残念。

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山の手ロック

4.0仕上げを急ぎすぎた50号大作

2024年12月9日
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美を追求する孤高の画家の姿を描いたサスペンスタッチのドラマで、前半は抜群に面白いけど後半はなんかしっくりこなくてお話しも尻切れトンボな感じで残念。洋画家の大家が、展覧会に展示されている自分の作品を贋作と指摘したことから大混乱になるスキャンダラスな出だしは,緊迫感たっぷりです。やがて贋作者の正体が分かり、さらに大家の妻や正体不明の代理人が絡んできてお話しが面白くなってきます。ところが、主人公が登場する後半から、作品が非常に観念的になってしまいます。本木雅弘演じる求道的な主人公像が強烈で画面に引き込まれますが、何故贋作に手を染めたのか、刺青と贋作ビジネスや油絵との関連やかつての恋人との情念もはっきり語られず、終始モヤモヤした感じでした。セリフで簡単に説明されてはいますが、市川崑みたいな短いワンショットでも挿入してくれると、イマジネーションが広がり作品の厚みも出たような気がします。役者では、まさに本木雅弘の渾身の演技が素晴らしかったです。両親の死と浜辺の迎火の映像に苦しみながらも作品に昇華させていくパフォーマンスはすごかったです。特筆すべきは、中井貴一で、裏社会の闇を感じさせる不気味さと主人公への崇拝ぶりのコントラストがインパクトありました。石坂浩二は、洋画家の大家らしい風格がありましたが、主人公や仲間トオルと同期とは、年齢差がありすぎでした。

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シネマディクト

3.5もっくんかっこよすぎ。

2024年12月9日
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鑑賞方法:映画館

まずそれ。仲村トオルもたしかにかっこいいけど、比にならない。オーラが違う。古泉今日子ののおばさんを隠さないっぷりの美しさも然り。顔をいじりまくって若さを保とうとする誰かよりよっぽど良い。最後の絵の素晴らしさよ。是非とも海の沈黙を見たかった。でもそうなるよなー。そうだよねー。共に鑑賞した夫が、落日の本当の作品はどこにあるのかが分からず、腑に落ちないと言っていたが、そこじゃないよね。そこは本筋と違う。確かにとは思ったけど、全く気にならなかった。そこよりも気になるのは中井貴一との出会い。30年前なら一番苦しい時に、一料理人とどうしてあそこまでの関係になったのか。そして顔の傷と杖。謎すぎでしょ。

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いつこ

3.0倉本聰というブランドのせいかは分からないが

2024年12月8日
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単純

知的

寝られる

ずっと画面が陰影濃く薄暗いし、展開含めて正直古臭い作品だなと感じた。 それほどハデな展開もなく、孤高の天才が評価されることもなく人知れず死んでいく。中井貴一の役の正体もよく分からないし、いろんな人間が突然現れ消えていくといった印象。昨今すっかり活動家的な言動で界隈を騒がせている小泉今日子が大写しになるたびに、正直少し見てて良い気はしなかった。役と役者を混同しないようにはしたいんだけどね。

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フクメン