海の沈黙のレビュー・感想・評価
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巨匠の原作脚本を演者が超えちゃったかな(^◇^;)
自宅レイトショー『海の沈黙』Netflix
タイミング合わず劇場パスした作品
モッくんの役作りでの痩せ方は、水抜きなのか!?ってくらいカサカサで壮絶で、KYON2との共演はデビュー当時から知る同年代には胸熱なんですが、続・続最後からを観た後なので、貴一さんとの共演ギャップがツボでしたw
他の出演者も主演級レベルで安定感抜群なので、作品的にも賞レース席巻するかと思いましたが・・・
巨匠の原作脚本を演者が超えちゃったかな(^◇^;)
映画に一筆付け足したい…
怒られるだろうか。もっと竜次と安奈の過去やスイケンとの過去、田村との確執、牡丹やあざみとの関係、村岡の贋作「落日」への想い等々。芸術の上手い下手、つまりは美はお金では買えないとか分かるが、出演陣も良いし、それだけに惜しかった。しかし、本木雅弘と石坂浩二、仲村トオルが同窓って年齢的に無理があるとずっと思ってしまった。
尊敬する倉本聰の作品だっただけに少々残念。 そう言えば、昔から倉本...
忘れていた気持ちを思い出した!!
ミステリーでは無いなあと思いながら観ていたら、贋作の話は取っ掛かりに過ぎず、美しいもの全般について述べていて、他の邦画には無い美意識がありました。牡丹の刺青カタログの話、入れ墨のシーン、先生を温めるシーンと、直接的なエロスは無いものの、女性の体は美しいなあという忘れていた気持ちを思い出しました。倉本聰さんの世界観を丁寧に映画にしていると感じました。贋作とトリックの話ならコナンでもできるだろうけれど、この何とも言えない後味は本作だけです。
ミステリー的に話が進んでいく面白い物語
冒頭から小泉今日子さんが出てきます。
彼女のイメージとは違う有閑マダムを演じていましたが、上手いと思いました。
ミステリー的に話が進んでいく面白い物語だと感じました。
全体的に映像が美しいです。
本木雅弘の演技はとても良い。
しかし、石坂浩二さん83歳が中村トオルさん59歳と本木雅弘さん58歳の2人と同学年の美術学生だったという設定は、無理があり過ぎではないでしょうか。
小泉今日子さんは、以前にドラマの撮影をしていたのを見たことがあります。小さくてスゴく可愛かった。
この映画では、重みのある良い演技でした。
芸術家の業の深さ
美を追求することに憑かれた主人公。人様の描いた絵の上に自分の絵を塗り重ねたのは経済的な理由だけではないでしょう。謎の多いお話でしたが、元恋人に何十年ぶりで会ったとき瞬間的にその手をとった場面、蝋燭の涙が流れたとき、自分の人生と重なり心がぎゅっとして泣いてしまった。
期待大でしたが…
出だしは、倉本聰らしい、テンポがいい話運び(「大都会」「ブルークリスマス」「6羽のかもめ」みたいに)。これは結構面白そう、と期待大でしたが…。
ちょっと一人よがりの映画になってしまった。
降旗康男監督の「駅/STATION」はラストを、監督が変えた。倉本聰の脚本は甘くて(別れた妻と会うラスト)、監督が変更したラスト(健さんの一人の表情で終わる)の方が良かった。
そんなことを思い出した。
この映画の監督若松節朗はうまい監督だと思う。「沈まぬ太陽」は良かったし。今回も監督としては、いい仕事をしていると思う。
ただ、面白くない。倉本聰の脚本に問題があると思う。
もっくんは、映画映えする色気があり、いい役者だと思うし、キョンキョンは相変わらずいつものようにいいし。他の演者もそこそこ見せる。レベルの高い映画だと思うけど、面白くない。
海の沈黙
果たしてどこに価値を見出すべきか…
登場人物たちそれぞれが「過去」を抱えながらも、あまり多くは語られないために、その交錯する複雑な関係性を観客があれこれと想像する余白が大きく残されている。2時間の映画ではなく連続ドラマとして制作されていたら、それぞれの人物描写や関係性の描写が詳しくなされたかも知れないな、とは思う一方で、1から10まで全て説明されてしまうテレビ的な作りを敢えてしたくなかったのかな、と思ったりもする。
それは、「美術(品)」に対して、評判などは無関係に作り手や鑑賞する人間の心の中にある純粋な「美」を追い求めることに価値を見出すのか、それとも権威や金額に換算してその価値を測るのか、というこの映画のテーマそのものとも重なってくるような気がする。
おふくろ
もうすぐ終わりそうで
良かった観れて😊
最初サスペンス的な
ハラハラ感が良かった
どんどん作品に惹き込まれる感じがとても良かった
2人が亡くなるが
誰かに殺されたと思って観ていたが
そうではないようで、、、
誰が犯人なんだと思ってたので笑
あれれ
美とは何かを考える映画
もっくん良いですね
迫力がありすぎる
美術絵画の価値
ポエム的あるいは演歌的
先生のお嬢さんを巡る三角関係。ずる賢く立ち回り、社会的な成功を手に入れる男。画壇から放逐され、放浪しながら贋作と刺青で生計をたてる孤高の天才画家。どうも今の時代の感じがしない。大正とか昭和前期とか…。
女の肌と刺青。北の港町。父を飲み込んだ海とそれを照らす炎。真作を超える贋作。30年ぶりの再会。などなど、情念、情感を掻き立てる要素は満載なんだけど、ストーリーというよりは演歌の歌詞みたいな感じ。
これに浸ろう!と思ってみる人にはいいだろうけど…。
石坂浩二と本木雅弘がほぼ同じ年頃というのは、いささか無理がある。ライバルを蹴落とすのにどんな悪辣な手を使ったかは知らないが、そもそも、お嬢さんの背中に観自在菩薩を彫ろうという点で、陰謀とかなくても放逐されていたのでは…。
ここの海の表現はお前より上、とか言われても、僕なら、で、それが?という感じしかしない…。
天才の謎
倉本聰の新作に食指。
一般に巨匠と呼ばれる画家の高齢期の作品には、匠気も緻密さも消え去り、高揚感のみを叩きつけるような迫力を感じますが、さて倉本作品は。
監督はあくまで進行役という感じなので、脚本の完成度の高さは感じるのですが。
宮崎駿みたくもっとハチャメチャにやっちゃって良かったと思いますね。
冷静沈着な概括が倉本作品の若さであり、脚本家の宿命なのでしょうが。
晩年の画家の激情に対する憧憬の思いを感じました。
モックンはため息が出るほど美しいのですが、この役には少し早かったかな。
キョンキョンは実にいい顔をしていた。
キョンキョンのシーンだけを集めて観ていたいくらい。
コメントを寄せた著名人の中に津山に匹敵する天才アーティストがおりまして、天才は天才を知ると言うことで、彼女のコメントの中に作品の謎を紐解くヒントがあるとは思うのですが…
情けない事に私には彼女の言葉のいとが理解出来ないのでありました。
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