DOG DAYS 君といつまでものレビュー・感想・評価
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涙が流れる素敵なエピソードが満載で色んな犬の登場も満載な韓国映画。 本年度ベスト!!
最近観た黒木華さんがウエディングプランナー役の、人の繋がりを表現した様な感じの優しい作品だった。 犬が主役と思いきや、犬は脇役で人間ドラマを全面に打ち出していた感じが好印象。 人と人が少しずつ深く繋がって行く感じが素晴らしかった。 自宅下を動物病院に貸しながら、会社でリゾート施設の開発を企画するサンミン。 動物病院の院長のジニョン。 有名建築家の老婆のミンソ。 毎日の様にミンソの家に食べ物を届けるフードデリバリースタッフのジヌ。 子宝に恵まれない作曲家のソニョンと妻のジョンアの元に来た養子のジユ。 この3組のエピソードを中心に人々が交わって行く感じのストーリー。 ユ・ヘジンさん演じるサンミンを中心に展開するストーリー何だけと、色んな出来事が盛り沢山。 笑いも多め! サンミンがリゾート施設のプレゼントを即興でするシーンが笑える。 登場する犬がみんな可愛い。 ある犬との悲しい別れが辛いんだけど、その後の出来事が素敵だった。 悪い人が一切出て来ないけど建築家のミンソが意地悪な感じだったけどデリバリースタッフのジヌに用意した物が素晴らしかった! サンミンとジニョンのラブストーリーは想定外。 出だしは仲の悪かった2人が犬を通じて仲良くなって行く感じも見所。 エンドロールで登場したワンチャン達が紹介されるのも良かったです( ´∀`)
3匹の犬を中心にした王道ハートウォーミングストーリー
3匹の犬を中心に、触れ合う人々を描いた王道ハートウォーミングストーリー。
期待通り温かくて泣ける話。
もちろん犬が主役で、その3匹の名演とそれ関わる、豪華俳優陣の名演が泣ける。
特に、養子の女の子の話が良くって泣いた!
養子の話に保護犬の話を絡めたり、離婚後、定期的に子供に合うことも、別れた後の飼い犬に絡めたり、さらに安楽死の話まで、犬たちの話とそれを人に見立てた場合の話が対になって、さりげなく描かれていることに、唸りました。
王道だが(王道だから)感動してしまった
動物病院を中心に描く、犬とその飼い主たちの群像劇。この動物病院を中心にしているところがうまい。動物の命の問題もちゃんと扱えるから。群像劇だからそれぞれの話をそこまで深く掘り下げるわけではないが、それぞれのエピソードの量もちょうどいい気がする。 実は、個人的に刺さったのは養子縁組の親子の話。あの少女があの夫婦と家族になっていく姿に感動してしまった。犬にあまり関係ないやつ(一応関係あるけど)!いや、でも他のエピソードもそれぞれ味わい深い。いろんなタイプの犬との関係が描かれていて考えさせられる。表面的なことだけじゃなく、ペット産業の暗部もそれなりに扱っているところもいい。犬を飼ったことはないけど、犬を家族と感じる感覚はわかるし、大切に思う気持ちも共感できる。 群像劇と動物に絡んだ話に弱いから、本作を気に入ってしまうのは予想できた。話の展開も群像劇としては王道だし、犬が絡んだ話としても特別なところはあまりない。心の琴線に触れたのも犬ではなく、人が絡んだパート(大型犬を預けた彼女や養子縁組親子)だったりするし。でも、王道パターンこそ強いのも確かだ。 ただ、全面的に評価できるわけでもない。不動産会社勤務のミンサンが犬嫌いの理由はあまり明らかにはなっていない。あれだけでは序盤に彼がしたひどい仕打ちの説明がつかない。それを思い出したからといって何だというのか!すべてがうまく収まり大団円となった感じだったが、唯一そこだけ引っかかってしまった。それでも結構高い評価はしてしまう。なぜなら、まんまと泣かされてしまったから。しかも結構な量の涙を流してしまったから。
ペットロスなので
1月に愛犬を亡くしているので安楽死のシーンは泣いてしまった。ビルオーナーが借間人の獣医にきつくあたっていたが、子供の頃のペットロスにより犬を遠ざける気持ちも理解でき、自分に置き換えてしまう。運命を求めて譲渡会行ってみようなか。
秀逸な脚本、ユ・ヘジンさんがイイ
4組が抱える各々の問題を、観客を混乱させることなく上手く絡ませながら最後は犬のおかげで上手いこといく、上手な脚本だと思いました。ユ・ヘジンさん出演作品は今年3本目ですが、イイ演技しますね。
犬たちに癒されます
ユ・へジン出演で気になっていた本作。犬にまつわる温かい話を期待して、公開初日に鑑賞してきました。 ストーリーは、不動産会社に勤めるミンサンが、自宅でもある持ちビルの1階を動物病院「DOG DAYS」に貸していたが、自身が犬嫌いであることから院長ジニョンとの口論のたえない日々を送っていたある日、病院利用者の中に有名建築家ミンソがいることを知り、ミンソとお近づきになりたいミンサンがジニョンとの関係修復を図ろうとすることから巻き起こる騒動を、さまざまな人と犬との織りなす群像劇として描くというもの。 犬をめぐるそれぞれの飼い主の姿を通して、ペットとの向き合い方や家族のあり方を問いかけるような構成が心に染みます。ビジネスのために愛犬家を装う人、ステップファミリーの心の距離を縮めようとする人、一人暮らしの寂しさに癒しを求める人など、犬との多様な接し方が描かれますが、そこに愛があることが伝わってきて、温かな気持ちになります。中でもジユちゃんとワンダとの交流に癒されます。我が家にペットはいませんが、子どもの頃に飼っていた犬を思い出し、また飼いたくなってしまいます。 ただ、全体的に温かい話ではあるものの、序盤のミンサンとジニョンのやりとりが腑に落ちず、なんだかすんなりと作品世界に浸れなかったのは残念です。自分の感覚ではどう考えてもジニョンが悪いと思うのですが、よってたかってミンサンを悪者とする描き方に違和感を覚えます。強い態度に出たもん勝ちみたいな印象を受けます。そのミンサンも終盤に実は…という過去が明かされますが、これがとってつけたような印象を受け、こちらにも違和感を覚えます。 あと、これは自分が悪いのですが、仕事帰りのハシゴ鑑賞がたたって、睡魔に襲われて何度も瞬間寝落ちしてしまいました。そのため、ストーリーはだいたい追えたのですが、なかなか共感的に浸れず、もったいないことをしてしまいました。 ともあれ、かわいい犬たちの名演が光る、悪人の登場しない群像劇として、癒されることは間違いないので、興味のある方はぜひ劇場でご覧ください。 出演は、ユ・ヘジン、キム・ソヒョン、ユン・ヨジョン、チョン・ソンファ、キム・ユンジン、タン・ジュンサン、ダニエル・ヘニー、イ・ヒョヌ、ユン・チェナら。ユン・チェナちゃんはマジ天使です。
まとまりきらない群像劇
犬と人々の群像劇の韓国映画
不動産会社で働く犬嫌いの男
獣医
著名な建築家の老女
出前でバイトをする青年
バンドマン
養子で女の子を授かった夫婦
様々な人がでてくるが
バンドマンあたりの人間関係はわかりにくかった
バンドマンの彼女はボランティアの途中で事故で亡くなるというのは唐突
養子にとった女の子は拾った犬を元の飼い主に戻したので
天使のようないい子という最初の紹介に偽りはない
なんとなく、施設で大きくなると養子として引き取り手がいなくなるのは
犬も大きくなるペットショップで人気がなくなるという部分を意識しているのかなと思った
群像劇で最後はハッピーエンドだが少しまとまりはない感じがする
終盤は獣医とのロマンス要素が多くなる
ミンサンは犬が飼えない理由は
過去に悲しいことがあったというのはちょっと後付けっぽい
犬好きは全体的に安心して観られる内容だと思うが
闘病した犬の安楽死描写があるのでそこらへんはキツイ人がいるかもしれない
犬と人の絆。
犬のワンダ、スティングの飼い主と関わる者、動物病院院長ジニョンと、そのビルオーナー・ミンサンの話。
ワンダと離れ離れになってしまった老婦人ミンソ、そのワンダが迷い込んだ家の少女ジウ、老婦人を助けた若者、バンドマンと住むスティング、出会いと別れのある動物病院院長ジニョン、リゾート開発に関わってるミンサンで見せる群像劇。
とりあえず本作観て泣かない人いないよね!ってくらい、合間合間に泣かされて。
養子で迎えたジウ、少食で余り感情を表に出さない子が、迷い込んだ犬との出会いで笑えて話せる様になり、養父母との関係が良くなったり、家に居座る犬が邪魔何て思ってたけれど、やっぱり大事な存在と気づかされたりと。
犬を見れば邪魔にしてたけど、よく思い出せば小さい頃飼ってたワンコが好きだったと思い出せたりで…、顔合わせば喧嘩ばかりのミンサンとジニョンだったけど、赤いマフラープレゼントして翌日の譲渡会での「今日は綺麗だ」~の流れにはサプライズ的に泣かされてで面白かった。
感情移入してしまう
155本目。 新宿で観る予定が、小田急名物の人身事故で、昨日も来た橋本に。 明日来る予定だったから、前倒しだけど、今日観たかったのが観られるから、まあいいかと。 今年、犬の映画あったと思うし、同じ人出てたと思うから、続編と思ったけど違った。 で、始まってすぐに、感情移入。 好きだから仕様がない。 それどうなんだと思いつつも、好きだから仕様がない、気にしない。 犬猫物の作品は思う事は、いつも一緒だけど、観終って、同じタイミングでスクリーン出て、トイレも同じタイミングだった人が、鼻グズグズ言わせてると、やっぱ思う事同じだと、妙な親近感を覚えたりする。
人と犬との繋がりの愛が溢れています
かわいいワンちゃんたちとそれに関わる人たちの心温まる素敵なストーリーですね。 口論が絶えないご近所さんから、これまで関わり合うことの無かった様々な人生模様の人たちまで、犬を通じて繋がり合い心を通わせる。ワンちゃんたちが我々人間に大切なことを教えてくれます。 人間だけでは得られない不思議なパワーがあるかのように、孤独を癒やしてくれたり、力を与えてくれたり、大切な家族なのですね。そして命の尊さもまた改めて考えます。 養護施設からの養子縁組の実情や動物は買うのではなく引き取ると言う保護の姿勢、そして安楽死についても描いていて、単なるハートフルな映画にはしていないのも良かったのではないでしょうか。 ユ・ヘジンさんはもちろん素晴らしい男優さんなんですが、ユン・ヨジョンさん、キム・ユンジンさん、キム・ソヒョンさんの女優陣が素敵でした。韓国の女優さんって魅力的です。 ジユを演じた女の子も可愛らしく、そのパパとママと本当の家族になって行く姿に心温まりました。 いい映画を見ました
韓国人にとって犬は食べ物だと思ってた
不動産会社に勤務するミンサンは犬嫌いなのに、自宅1階を動物病院に貸していて、院長ジニョンと毎日の様に口論になっていた。しかし、ミンサンは現在リゾート開発の仕事に関わっていて、動物病院の客で有名建築家のミンソを紹介してもらおうと、ジニョンが助けた保護犬のチワワを預かることにした。ミンソはフレンチブルドッグの愛犬ワンダと散歩中に倒れ、愛犬を見失ってしまった。通りかかった配達員のジヌがミンソを助け、愛犬の捜索も手伝ったがなかなか見つからなかった。その頃、子供を授かることが出来なかった作曲家ソニョンとジョンア夫妻の養子となった少女ジユは、迷い犬と出会い飼ってもらうことになった。また、恋人スジョンの愛犬ゴールデンレトリバーのスティングを預かっていたヒョンが、動物病院にスティングを連れてきた。そして・・・など、犬に絡む人たちの話。 犬好きな人には良いのかもしれないが、あまり興味のない人には退屈かも。 韓国って犬を食べる文化が有ったはずだし、韓国人に勧められ自分も赤犬料理を食べたこと有るが、最近は国際世論の反発で犬食をやめたのかな? それとも、今だに犬食は残ってるけど、それをカバーしようとして愛犬の映画を作ったのかな? 院長と不動産、不動産会社と建築家、建築家と配達員と彫刻家、建築家と養女と養父母など、犬を通して関わっていく人たちが絡んでいく様子はなかなか出来の良い脚本だなぁ、と思った。 ミナリに出演してたユン・ヨジョンが建築家ミンソ役だったり、シュリに出演してたキム・ユンジンが養母ジョンア役だったりして、韓国では名優なんだろうけど、特に興味なし。 ユ・へジンがいつものブサイクキャラで不動産会社のミンサン役をやってるなぁ、程度。 動物病院の院長ジニョン役のキム・ソヒョンと養女ジユ役の子役の子は良かった。
ワンちゃんが紡ぐ愛の物語⁉️
犬を愛する様々な人たちの思いと人生が交錯し、爽やかなハッピーエンドへと導く群像劇の秀作‼️ちょっと甘っちょろい気はしますが、愛犬家の人たちにはたまらない映画ではないでしょうか⁉️人相が悪いユ・ヘジンが、作中どんどんと表情が素敵になっていくから不思議‼️ちょっとワーキングタイトルの映画のような、リチャード・カーティスの映画のような、犬が紡いでくれる「ラブ・アクチュアリー」のような映画ですね‼️
「犬は買うものではなく引き取って育てるべきもの」という主張は正しいんだけど・・
犬(複数)と人間(複数)が織りなす心温まる物語です。 が、登場する人間の人格が良すぎて少しアザとく感じられます。 あと、登場人物が多いため焦点が多少ボケてしまったような・・・ 題名の「犬は買うべきものではなく引き取って育てるもの」、とはヒロインの言葉。 正しいと思うけど、本作を見たシネコン出口にペットショップがあり子連れファミリーが楽しそうに選んでいました(値段高いですね)。 理念は高いけど、まあ、「犬に論語」、「馬の耳に念仏」といった類の言葉なんでしょうね。 闘病末期の動物の安楽死とかちょっとキツめのテーマもありますが基本的にはハッピーエンドなので見る人を選ばない楽しい作品だと思います。
犬ではなく犬を飼う人間がいい
2024年劇場鑑賞279本目。 犬映画といえば大体主人を探して長距離冒険して感動、みたいなパターンとか、子供の成長と共に年老いて老衰で死んで泣かせるパターンが多いと思うのですが、この映画はあくまで犬を飼っている人たちが主人公で、その人たちがみんな優しいというこの一本前に観たアイミタガイみたいな映画になっていました。小さい女の子が特に泣かせてくれましたね〜。
犬の演技でホンワカしましょう!
特に目新しく無い、犬と子供を登場させて、人間愛を描いたドラマです。暗いニュースが多い日常で、何も考えずに鑑賞するには良い映画かもしれません。ただ、ラストに向かって良い感じになるので、前半からのダラダラ120分間を90分間位にまとめた方が、より感動する人も多かったのでは?
君といつまでも、ホントそのとおり
オープニングからカワイイ子たちいっぱい。 犬と犬嫌いの人という、わりとオーソドックスな物語を軸に、登場人物それぞれが犬を介して繋がりを持って、新たな一歩を踏み出す。 犬はどんな時でも味方してくれるから心強い。 プレゼンで、それまでの言葉を見事にはめ込んで伏線ゴッソリ回収したのは気持ちよかった。 しかしただ可愛いだけではなく、保護犬や安楽死の問題など真面目なトピックもあって、考えさせられる。 ずっと一緒にいたいけど、苦しまずに楽にしてあげたいという究極の二択、うちの子は老衰だったけど、もしどうすることもできない病気だったらどうしていただろう。 今年は『石岡タロー』『チャーリー』と素敵な犬映画を観れて大満足。 そういえば韓国映画に出てくる住宅街ってやたら坂が多いイメージ。
素直にただひたすらハッピー作品。
ひねくれ者ゼロな人達が犬達中心に寄り添い想い合い誰もが幸せになるやさしい作品。韓国映画お決まりなドロドロさはいっさいなし。犬もかわいいし優しさで泣けるシーンもあるし、幸福感満点。
良作だと思います
韓国映画を好んで見る方でもなく、犬好きという訳でもありませんが、同じ時間帯に観たい映画がなかったので、劇場の予告編以上の情報もなしに、なんとなく観てみました。タイトルからして犬が出てくるんだよね、くらいの感じで。ユ・テジンさんはなんとなくいつもいい味出してる俳優さんだし、というのもちょっと背中を押したかもです。
基本、犬好き(一部そうでもない?)の人々が登場する、いわゆる群像劇ですが、凝ったプロットや奇跡的な出来事は特に起きません。ちょっとサラッとしすぎ(毒がない、という意味)かもしれませんが、観ていて気持ちのいいドラマでした。悪人が一人も出てこない、安心して観られる作品です。
ちょっと落ち込んでいる時や、ほっこりしたい人にオススメです。主役は犬ではないので、特に犬好きである必要はないと思います。後味のいいクリスマス映画、ということもできるかもしれませんね。
〈以下、ちょっとネタバレ要素〉
群像劇で描かれるテーマやメッセージは単に「犬好き(犬嫌い)あるある」みたいなことではなくて結構バラエティがあります。大人の恋愛、世代間の心の交流、人生の成功とは?、仕事に向かう姿勢や価値、ペットを飼うことの意味と責任、親である(子である)ということ、自己肯定、等など、観る人によって響くポイントはそれぞれかも。それぞれにドラマチック要素はあまりないので(ジワジワ系?)、若い人にはあまり強くは響かないかもしれません。いくつかのストーリーが緩く繋がりながら、並行してバランスよく進んで行き、あまりストレスの溜まらない後味のいい映画だと思いました。
全49件中、21~40件目を表示