DOG DAYS 君といつまでものレビュー・感想・評価
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この映画の唯一の山場、婆ちゃんが愛犬と再会するところ。
それ以外は退屈極まりない映画。よくこんなつまんない脚本が世に出たもんだよ。
ワンちゃん達を保護している女と、土地を明け渡す気満々の男との掛け合いがメインだが、心底どうでもいいミニコントが続くのだが、脱ぐ事でしか笑いをとれない女芸人のトークよりも退屈。
こんな展開に二時間もかけるな。90分でサクッと終わらせればいいものを、チンタラチンタラ愚かなエピソードが続く。これのどこに面白い要素があるのだ?
同じ、お犬様ムービーだったら、インド映画の「 チャーリー」 を見た方がマシ。ラブラドールレトリバーのチャーリーの芸達者ぶりを堪能できます。
あまりにも、芸達者なので、犬の中に安達祐実が入っているんじゃないかな?と思うくらいです。そっちを見るべきです。
ここを訪問してくれる方々に告ぐ。
この映画は見なくていい! インド映画のチャーリーを見よ!
犬にまつわる物語
犬に関係する話がいくつか同時進行する群像劇。 犬嫌いな男と動物病院の女性院長の話がメインで、それ以外の話も関連して集約していく構成が心地よい。 どの話も基本的にみんないい人ばかりで感動的なハッピーエンドなので安心して観れます。 ただ犬嫌いな男が終盤あまりに態度が急変するのだけはちょっと違和感…
地域でたった1回の上映作品?
土曜日の昼間に客席ふたりだけ〜期待外したかなと思いましたが、今年一番の涙腺崩壊作品でした!予告ではユン・ヨジョンさんとワンちゃんの物語かと思っていましたが、沢山の名優と各々のワンちゃんのストーリーがどれも感動させてくれました。ワンちゃん好きには絶対にたまらない作品だと思います。今年2度目のパンフ購入(6月にジャッキー・チェンのライド・オン)するくらいハマりました。この作品が日に1回しか見れないなんて・・・
わんこ派です!
始まりは……うちのわんこが1番よ!と思って観てたけど、素直に感動したし、癒された。 途中、うちのわんこに会いたくなった…… 悲しいシーンもあったけど、心が温かくなった映画だったなぁ…… さっ、早くうち帰ろ!
猫も良いけど、やっぱ犬も可愛い
たくさんの犬とのストーリーが最後にギュッと一つになって、心が暖かくなりました。 笑って、涙して大満足。 日常生活を丁寧に切り取るとこんな映画ができることに気付き、日々の生活を大切に過ごしたいと思いました。
日本映画も見習って欲しい
昨今の日本映画が低迷しているのがよく分かる。お金をかけて映像や演出を派手にして、ストーリーを複雑にする。インパクトがあるけれど、内容は残らない。 逆に韓国やインド映画は、お金をかけずにストーリーを分かりやすく、一つ一つの場面を丁寧に作っている。だから、心に響き、心が動き、ずっと温かい気持ちで観れる。 最初は登場人物が多く、関係性を把握するのに時間がかかるが、全てが犬によって結ばれている。どんどん繋がっていき、あれだけ広げていた全ての人物がまとまっていく。伏線回収も見事。 見ている間に心温まり、人間として本質的に感動する場面をしっかり押さえている。観ている人の何を掴まないといけないかを押さえられているかどうか。日本は全てにおいて完璧にしないといけないと考えるから、強弱もなく観ていて疲れる映画が多い。1本作るのでも時間もお金もかかりは。しかし韓国は必要ないところにはお金をかけず、大切な部分にはしっかりお金と力を注ぐ。だからいい作品が短い間にたくさん作られていく。見習わないといけない部分が多いんじゃないかな?
いぬのきもち
想像以上にいい映画だった。 タイトルはDOGDAYSだけど主人公はあくまで人間で、ストーリーはワンちゃんを通して描かれる人間ドラマといった感じ。4つのエピソードが同時並行で進んでいき、最終的に集結というありがちな群青劇だけど、どのエピソードも暖かくいいお話で見た後は心が浄化され頬が緩む。でも、犬との関わりにおいて避けられないところも獣医さん目線、飼い主目線、犬好き目線でしっかり描かれており、考えさせられるメッセージの強い映画にもなっている。 序盤はあんまりハマらず。 ワンちゃんが外でトイレしちゃったり、駐車場に住んでるからとエサを野放しにしていたりして大家さんに怒られるのは、当然の事じゃない?と思ってしまう。それに刃向かって「犬のことなんと思ってんの!」はお門違い。そういう話をしてるんじゃない。ワンちゃんのことを大切に思うのなら、ちゃんとビルのルール、大家さんの言うことを守るべき。大家さんもエサをぶちまけたり、犬のことを必死に避けたりと確かに心無いんか!とは思うけど、それ以上に院長の管理不足に違和感を感じてしまって、上手く乗れなかった。 だけど、有名建築家のおばあちゃんと若き配達員、養子縁組で女の子を家に迎えた夫婦、ボーカル探しに苦戦するバンドマンとその彼女の元カレと、3つのエピソードは導入からすごく良くて、全部バランス良く行ったり来たりするもんだから、ポップコーン食べるの忘れるくらい没頭することができた。 人と人を繋ぐ役目をするワンちゃん。ワンちゃんが居たおかげで仲を深め、自分の知らない、新しい世界が見えてくる。みんな始まりと終わりとでは何倍も成長しているし、キラキラ光って見える。おばあちゃんと青年の関係性、最高に良かったなぁ。「悪くないじゃない」っていいセリフだ。「褒め言葉もケチるのかよ」もナイスツッコミ笑 設定はありがちだけど、セリフや細かな描写が特徴的で強くしっかり印象に残る。キャラクターの演出が本当に良くて、それぞれに共感したり感情が動かされたりと、群青劇としての見応えもすごい。ベストキャラは間違いなく養子縁組を迎えた夫婦の旦那さん。娘から質問を投げかけられた時に、最初は素直に自分の考えを述べるけど、娘ことを尊重しようとする奥さんに流されて、コロッと意見を変える。 旦那さん「いや〜、それはベタすぎない?」 奥さん「いいじゃない!それにしよう!」 旦那さん「あ、ああ!それがいいよ!」 毎回その調子なもんだから、笑えると同時にいい夫婦だなぁと温かい気持ちになる。離婚を持ちかける流れも良かった♡ 大家・ミンサンをメインに、たくさんの人がワンちゃんを通して成長し、心の変化が現れていく。犬は神が人間に与えた最高の贈り物、とはまさにその通り。だからこそ、人間のエゴで見捨てたり、育てることを諦めるなんてことをしたりしては、絶対にならない。買うのではなく引き取ろう。啓発映画としても、多くの人が見るべき作品だと思う。後半から上り坂のように面白くなっていくのもまた、素晴らしい構成だった。ワンちゃんだけでなく、身の回りの人を大切に!
俺と、やりますか?
犬はあんまり好きじゃない。 どちらかというと嫌いなほう。 でもヘジンさんが出てる映画だからきっと面白いはず。 それに大好きな群像劇らしい。 よし、観に行こう。 よかった。 こんなにしあわせな気持ちになれる映画って久しぶり。 なんだか昔のホームドラマ観ているみたいに、笑って、泣けて、ほっこりする。 今や1500万匹の犬がペットとして飼われている。 愛犬家はマナーがいいし、お金も持っている。 主人公が受け売りでリゾート開発のプレゼンで言ったことだけど、この映画も愛犬家の需要に応えるべく作ったんだろうな。 犬好きでなくても面白かった。 犬好きならたまらないだろう。 ストーリーも、キャストも、光(映像)も、音楽もすべてが優しくて心地良い。 俺と、やりますか、で開いた犬は飼わずに引き取るもののイベントにみんなが集まる、なんとも上手いまとめかた。 クリスマスの定番になってもおかしくない。 (ラブ・アクチュアリーみたいに) エンドクレジットも群像劇ならでは、ワンちゃんまで。 こんなに観終わった後に幸せな気持ちになったのは本当に久しぶり。 観て良かった。 自分が誰に対しても優しくできないのと、規則正しい生活ができないのは、犬を飼ったことがないからだな、と思った。 犬っていいな。 映画っていいな。
まさかまさかの…
特別犬好きでもないのに、こんなに号泣する事になるとは思いませんでした😭 2時間経つのも早かった〜😆 そして、今回は1人貸切状態まではなかったですけど、10人いたかいないの感じで、鑑賞者がこんなに少ないのは世の中、絶対、おかしいですって🤣 そして、頭痛を催した、かの内山作品(また出ちまいました(^^ゞ)をハシゴして観る時の順番の正解がとうとう分かりました😁 ①若き見知らぬ者たち ②あいみたがい ③DOG DAYS ①の胸くそ悪さを②と③で全て浄化してくれます🤣 後、室井さんの後編はまだ観ていませんが、相当なモヤモヤが残るようなので、ハシゴするなら、室井さんの後編を最初に観た後に②③を観るとモヤモヤも、大分、晴れるのではなかろうかと思います😏
犬好きに捧げる群像劇
犬が出てくると星が甘めになってしまいます。 2024年制作とは思えない、ベタで新味も無いですが、クリスマスに観るのにちょうど良い感じです。犬を可愛く撮っているのが好感が持てました。 犬ってこちらの愛情に応えてくれる動物です。飼っているうちにどんどん可愛くなります。 犬好きとファミリー層にはすごくお勧めですし、クセが無いから韓国映画デビューにももってこいです。小中学生に、早いうちから英語圏以外の映画を見せて、映画好きを増やしましょう。
犬に導かれ人生を一歩ずつ前に進んでゆく人々の群像劇🐕
犬に導かれ人生を一歩ずつ前に進んでゆく人々の群像劇🐕泣けました😂 犬好きの人に悪い人はいないなぁ、やっぱり💕
笑って泣けてかわいいコメディ
ユン・ヨジョンやユ・ヘジンの出てる映画に外れなしを更新。 直近で観た、『アイミタガイ』にどこか通じる部分があり、「お互い様の精神の、犬&飼い主バージョンかな?」などとも思ったり。 犬の描写に時間割合を振ったために、人間側のドラマ~恋愛要素とか、貧困層の若者の生き方とか、そういった部分はやや軽く流された感はあったものの、全体としては笑って泣けてなコメディに仕上がっており、ほっこり、にっこり、しんみりと満足感は高い。 日米英伊仏印ほか、山ほど先行する「犬と飼い主映画」との差別化は、 ・保健所に捕まった犬の処理問題 ・末期癌の犬への安楽死問題 ・飼い主の高齢化や病気で飼えなくなる問題 などにもきっちりと踏み込んだところかなと。 そして、犬たちがどれもかわいい。 ユ・ヘジンは、お約束かもしれないけど「ぶさいく」「鏡を見たら自分で驚く」ってルッキズムネタが必ず放り込まれるのだが、そろそろ飽きてきてるし、個性派でいい顔つきだと思うので、もうそんなに触れなくてもいいと思うんだけども。
「ユ・ヘジン人気者」
今年260本目。 昨年9月「コンフィデンシャル 国際共助捜査」先月「破墓 パミョ」などユ・ヘジン引っ張りだこ。人気者ですね。そして「コンフィデンシャル」のダニエル・へニーと共演が嬉し過ぎる。その作品が韓国映画の中でもトップクラスに好きで「この2人」と驚きました。 実家でワンちゃん飼っていたのでワンちゃんの映画は必ず見てしまう。自分の口をベロでなめてくる所に愛情を感じます。作品でそのシーンがあると本人は幸せだなあと。
めっちゃ笑ったw
いろんな犬たちの愛らしい日常と人間たちの群像劇が織りなすコミカルな映画。
ゴールデン、チワワ、フレブル、他にもいろいろいた気がするが、とにかく沢山の種類の犬が余すところなく観れます。
ゴルちゃんの薬をバナナと一緒に食べるシーンがめちゃ可愛かった(そのゴルちゃんもNGシーン集ではバナナ食べてなかったりもしてたのは笑った)
群像劇もゲームの「街~運命の交差点~」みたいで徐々にクロスしていく流れが良かった。
特におばあちゃんと若者のパートはどっちの気持ちも「分かるわ~」と思いながら見てた。
しかしメインヒロイン(?)の獣医師の方とサラリーマンの男性が最後、カップルになった時に強引に唇奪われてるのには笑った。ヒロインどっちやねん!ってなるw
時間があれば、あともう1回くらいは見たい映画なので時間作って観ようかな。
ワンダふる
犬好きには、たまらない映画。犬を飼っている人なら、誰でもが抱えるさまざまな悲喜交々を、ユーモラスにハートフルに、丁寧にえがいている。感涙の快作。韓国映画、こういうところ、上手いよな。ワンちゃん達の、演技もさすが、可愛すぎる。
極端な愛憎の転換において、犬が取り持つ役割とは何だろうか
2024.11.5 字幕 イオンシネマ京都桂川
2024年の韓国映画(120分、 G)
犬を介した人々の出会いを描いたヒューマンコメディ映画
監督はキム・ドクミン
脚本はユ・ヨンア
原題は『도그데이즈』、英題は『Dog Days』で、ともに「犬とともにある日々」という意味
物語の舞台は、韓国のどこか
建築デベロッパーのミンサン(ユ・へジン)は、とあるビルのオーナーだったが、テナントとして入っている動物病院にいつも悩まされていた
彼は極度の犬嫌いで、動物病院の院長ジニョン(キム・ソヒョン)が餌付けする野良犬のフンなどの被害に遭っていた
たまりかねたミンサンは「契約は更新しない」と言い、ジニョンは「家主のパラハラだ」と腹を立てていた
ある日、動物病院に駆け込んだ女性(チョン・ソイン)の車と接触事故を起こしたミンサンは、事故のことを後回しにする飼い主にブチ切れる
女性の飼い犬ココ(ヘンリー)は末期癌に侵されていて、飼い主は気が動転していた
ジニョンは「命あるものを優先する」と言い返し、ますます二人の仲は拗れていったのである
物語は、この二人のエピソードと並行して、著名な建築家ミンソ(ユン・ヨジュン)とウーバー配達員ジヌ(タン・ジュンサン)、養子縁組をするジョンア(キム・ユンジン)とその夫ソニョン(チョン・ソンファ)と孤児のジユ(ユン・チェナ)、さらにバンドマンのヒョン(イ・ヒョヌ)、彼の恋人ソニョン(チョン・ソンファ)とソニョンの元カレのダニエル(ダニエル・へニー)たちの物語が描かれていく
ミンソとジヌは行方不明になったワンダ(ワンダ)探しをして、その先でジョンアたちに会うことになり、ヒョンたちはスティング(フロイド)との関わりの中で、ミンサンが企画する譲渡会に参加することになる
このクリスマスイベントへと向かう流れの中にそれぞれのエピソードが散りばめられていて、それがハートフルな内容になっていた
また、犬を意図せずに飼うという物語にななり、犬に愛着を持っていくのだが、「それが元の持ち主に戻る」という過程へと繋がる
そして、然るべき場所に彼らが収まるという流れになっていた
極端な愛憎が転換する物語でもあり、その根底には隠したい愛情というものがあって、そういったところの不器用さを犬が埋めてくれる物語だったと思う
犬好きにはショッキングなシーンもあるもののファッション犬好きにガツンとお灸を据える意味でも必要なエピソードだったように思えた
いずれにせよ、人物相関が面白く組み合わさっていて、脇役までもキャラが濃くて混乱しない
大人が作り出したものの弊害を若者が受けているとか、ある想いを引きずることでバンドメンバーが離れていったりとか、院長の服が変わっていないことに気づかない看護師とかのキャラも面白かった
そう言った群像劇的な面白さもあり、点と点が繋がるドラマが好きな人ならハマると思うので、犬嫌いでなければOKなんだと思う
ミンサンのリゾートプレゼンの展開も面白くて説得力があるので、あのような施設が実現すれば、棲み分けができて良いのかな、と感じた
ハートウォーミングな作品
犬が主役というよりヒューマンドラマが主軸になっていて わんこたちはそれぞれの家族や人に寄り添う設定になっていました。 タイトルから想像してたいぬもの映画とはちょっと予想が外れました。 安楽死や保護犬問題などはさむもののそこが山場ではなく 養子や家族に疎遠な老人や若者などっそれぞれの人間の問題が ラストにむけてすべて予定調和の範囲内に着地します。 思い切り泣きたいという人よりもほっこりしたいという人にはおすすめです。 思い切り泣きたい人は「いぬのえいが」をお勧めします。
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