「ディズニーのシンボル、シンデレラ城が倒壊! ...と同じくらいに」シン・デレラ Paula Smithyさんの映画レビュー(感想・評価)
ディズニーのシンボル、シンデレラ城が倒壊! ...と同じくらいに
史上最低最悪映画の監督さん... ルイーザ・ウォーレン嬢、降ぅ臨!!!
そんなこんなの女史の最新作は、『キャリー』の生みの親がこれを見て、"へそで茶を沸かす"... "へぇーそぅ" なんてね!? こんなダジャレよりも本作『シン・デレラ』はくだらなさ過ぎます🗯️😡
ところで... 次のことは映画とは一切関係ありませんけど... 何か?
"人は見た目だけで判断してはいけない" 教訓話より
そんな恐ろしい教訓話集のグリム童話よりシンデレラの義理の二人の姉が、実の母親から落語で言うと"大喜利"のような、こんなパニッシュメントを受けてしまう。
"Cut off your toe. When you are queen you will
no longer have to go on foot."
"Cut a piece off your heel. When you are queen
you will no longer have to go on foot."
と無慈悲にも言われ
本作『シン・デレラ』でも、この義理の姉に起こる一つが実際に作中、シンデレラ彼女が変顔をしながら義理の姉の一人に実行します。
"forever and ever"
そして、またまた映画とは一切関係がないけど、いよいよシンデレラと王子様の結婚式では、愚かな姉たちは、片方ずつ鳩に目をつつかれ... 結局のところ
"And thus, for their wickedness and falsehood,
they were punished with blindness as long as
they lived." ...というハッピー・エンドでグリム版フェアリーテイルは幕を閉じられ... めでたしめでたしってか?(※グリム童話『シンデレラ』改訂版より)
何時ものように話が長くなりそうなので早速、本題に戻れば
マリー・アントワネットのギロチンによる処刑執行後、体から流れる鮮血が特効薬と考えた当時の民衆が我先に奪い合ったように(コリン・ウイルソン著『世界残酷物語』より)、間抜けなシンデレラちゃんは、自分の㊙の日記を盗まれ、舞踏会に集まった高貴な方々の面前で最愛の王子レビンくんにその大事な大切な日記を読まれた事で赤っ恥は言うまでもなく、その上に裸までもさらされ、下品な好奇心の塊の面々の前で事実上の㊙ゴシップ公開処刑を受けてしまう... その内容の一部抜粋
(※余談として... コリン・ウイルソンによるとマリー・アントワネットは一般聴衆の前で公開出産もしている。それは...?)
I had those feelins I sometimes get when I have one of
the good dreams.
I just couldn't stop my fingers from...(略)
Maybe I'll have my first kiss with him.
ゲッ、ゲッ、ゲッのゲェ~! シンデレラ物語完成形のディズニーでは、彼女の年齢はフェアリーテイル史上老婆級の19才に対して、ところが本作の冠前絶後の変態系不完全型シンデレラでは言うに事欠いて、ファーストキッスってディスり過ぎですよ! その枝毛だらけのパツ金と目じりの小じわは隠せませんから... 何か?
まさにその時、いだちでウ○コまみれというか、ウン○そのもののフェアリーテール・ゴッドマザーが現れ、シンデレラの3つのお願いを聞く。
一つ...やさしく 愛して
二つ...わがまま 言わせて
三つ...さみしく させないで
四つ... 誰にも 〇✖□△※ネ~ェ
ちあきなおみ様、失礼しました。本当は、このようでした。
Fairy Godmother: Three wishes. Just. Say the flat.
・・・・・・・・シンデレラ嬢、お着換え中🐤🐤🐤
Cinderella: Shall I use my third wish now too?
Fairy Godmother: No. Now you know. When to use.
安物のギミックによるチープさがなせる業なのか、近代ホラーの先駆者であり寵児として初の映画化された、今となっては古典的と呼べる『キャリー』に勝るとも劣らない血の池地獄の凄惨な描写だけでなく、3番目の彼女の "お願い" が本作の肝心要なファクターとなり、その伏線が最後の最後で意味を成す。
Fairy Godmother: Do you know what you are?
Cinderella: I want revenge.
Fairy Godmother: Do you wish it? Until desire comes into
existence.
You belong to,.. Me!
Cinderella: Wish for revenge.
その後、彼女が起こす変顔による変身は見逃せない! そして凄惨な場面も
ただ言えることは...?
いくらピンヒールを多少大きくしたって、安直なギミックによるあまり深く差してないところが見え見えなのが萎えるけどケリー・ライアン・サンソンさんの顔そのものが、そこんところを担保している。
最後の最後でフェアリー・ゴッドマザーが何者なのかが分かるところやシンデレラによるツイスト・エンディングについては触れることはできないにしてもスプラリミナル知覚によるモンタージュ効果を要所要所でエフェクトとして演出で使ったりしていたり、物語の多少の違和感をも帳消しにする白いドレスが真っ赤に染まる似非『キャリー』的なところをシンデレラに置き換えたりしているわりには、プロットのスムーズな展開に比例するように小気味が凄く良くって、あたしにとっては観てよかったと思えました。
ある意味、このフィルムに対する賛辞が "Cinemorgue Wiki" という映画サイトに投稿されていたので載せてみました。
I'm debating on rooting for Cinderella to kill these
prejudice idiots or to be worried about how much
she's going too far, mostly the former.
史上最低最悪の映画監督なんて、だれがそんな "prejudice idiots" な事を言ったのでしょうか? (💗^.^) エヘッ