「昭和か、君は・・・じゃ、なんと言えば?」花まんま kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
昭和か、君は・・・じゃ、なんと言えば?
クリックして本文を読む
バスガイドだった繁田喜代美が殺害され、彼女の記憶が生まれたばかりの加藤フミ子に前世の記憶として宿ってしまう。世にも不思議な内容のハートフルストーリー。病院でぶつかりそうになったのはそういう意味だったのね・・・
両親を早くに亡くしたため、兄の俊樹は妹フミ子を守り、彼女の結婚式まで親代わりとして育ててきた。それがフミ子の前世の記憶によって彦根に住む繁田家と文通してたことに憤る。もう影の主役は酒匂芳やないか。
自分的には無関係の家族の結婚式スピーチでも泣ける!そんな俺だからやはりスピーチでは泣いた。ここで繁田家の話題も盛り込むのかと思っていたら、全く無くて、式場を後にする際の挨拶でフミ子の記憶がいきなり・・・泣ける話の裏にはこんな時限装置がついていたのですね。
今まで転生モノ作品は好きじゃなかったのですが、温泉をキャンセル(したのか?)してまで繁田一家が式に参加のが心和ませてくれた。いや、元々結婚式に出席したかったんじゃなかったのか?最初から結婚式に乱入する計画もしていたかもしれない。つつじの美しさに見とれていたけど、見終わってから邪推してみた。
コメントする