「泣けた」花まんま sazanamiさんの映画レビュー(感想・評価)
泣けた
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妹の嫁入りに妹の秘密を絡める物語。
ベタと言えばベタな展開ではあるのだが泣けた。
一途で妹愛にあふれる兄俊樹を熱演した鈴木亮平。
その愛は両親から託された使命感によるところもあるので単純な妹愛だけではないかも知れない。
ただ両親を含めた家族愛にあふれていることは間違いない。
結婚式後のお見送り時のフミ子の「どちらからいらしたんですか?」と言う言葉。
これはフミ子の中から喜代美の記憶が消えたからなのか、それとも兄を安心させ繁田家と決別するために言ったのか。
私は後者であると思いたい。
物語の中では俊樹の熱烈な妹愛がずっと描かれていたが、フミ子から兄への深い愛は描かれていなかったように思う。
でも本当はフミ子も兄への深い愛情と感謝を抱いていてそれがこの言葉に繋がったのだと(思いたい)。
物語の中のアクセントとしてカラスと会話できる青年というのが何とも微笑ましかった。
兄妹の幼年期を演じた子役二人も好演だったです。
それにしても花嫁姿の有村架純は美しすぎましたね。
今のところ今年一番感動した作品だった。
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