劇場公開日 2025年4月25日

「期待度△鑑賞後の満足度◎ 『花まんま』って何のこっちゃ?と思っていたが、意味が分かった途端じんわり泪が…不満な点は少々あるけれども予感通り随分泣かされてしまったので点数は少しオマケ。」花まんま もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0期待度△鑑賞後の満足度◎ 『花まんま』って何のこっちゃ?と思っていたが、意味が分かった途端じんわり泪が…不満な点は少々あるけれども予感通り随分泣かされてしまったので点数は少しオマケ。

2025年5月2日
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鑑賞方法:映画館

①珍しく時間潰しの為に鑑賞。よくあるお涙頂戴もの(確かに大分頂戴されてしまった)だと思っていたからだけれども、少々の不満点に目をつぷればなかなか良くできた好編だと言っても良い(何、この上から目線👅)

②前田哲監督の演出はこれといった妙味・巧みさはないが、泣き笑いをバランスよく配した手堅い演出。

③鈴木亮一は好演だが、彼が身に纏うスマートさというか知的さというか(何でも出来きる良くできた人みたいな感じ)が邪魔して、高校はドロップアウトしたけれども中小企業の街東大阪の町工場で働くプルーカラーの熱い男というには少々違和感が漂う。もう少しガサツで不器用さを感じる役者の方が良かったのではないか。ラストももっとに泣かされたかもしれない。

④有村架純扮するフミ子は難役と云えば難役だが(他人の記憶が自分の中に入り込んでいる役なんてどう演じたらエエねん?というのは分かるが)、フミ子の内面が殆んど描かれていないのが物足りない。そこに踏み込んだらもっと奥行きの深い作品になったと思うのだけれども...
子役の女の子の表現・佇まいの方が其の複雑な内面を巧まずに表現していたように思う。

⑤それと、主要キャラに扮した役者が殆んど関西出身なので変な関西弁の引っ掛かりがなかったのはよろしい。

もーさん
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