「思わずほろりと」花まんま リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
思わずほろりと
予告編で、何故別人の記憶もあるのかよく分からないな〜〜と思いつつ、比較的高評価だったので見てみました。
花まんまという、きよみさん本人にしか作れない花のお弁当と、きよみさんの家族にしか分からないその花まんまのおかげで、彼女の記憶が引き出物として元の家族のもとに物理的に伝わったのがとても良かったです。
例え一時的にでも宿った記憶のほうは天国に行って失くなってしまったとしても、きよみさんの記憶があった時に用意しておいた引き出物のほうは「形のあるモノ」としてこの世に残り続ける。確かにきよみさんの魂は生きていた証が残って良かったです。これには思わずほろりとしました。。
ただ極々細かいことを言うと、欠席覚悟でプラス3名多くホテル側に出席者を登録しておかない限り、当日突然に3名も参列者が増えて、何故ホテル側がすんなり受け入れたのか、ちゃんとテーブル席のほうも用意されたのか。。
急な風邪とかで参列者が少しくらい減るのは問題無いと思いますが、当日突然に増えるのって今の時代は対応するものなのだろうか?と式が滞りなく進行してしまったのがちょっと違和感でした。
だって「重田のお父さんには丁寧に断られちゃった」と明言していたので、それなのにまだホテル側に重田家の3名を取り消していないのは変だし。何より参列者には料理の用意も必要だし。そこのところが説明あれば良かったのに残念だな〜と思いました。
ただ、お兄ちゃん頑張ったのと、婚約者さんのカラス語は面白くて(笑)そこは良かったです!
重田のお父さんは私のなかですっかり大河ドラマの明智光秀さんだったんですが、あと相棒に出てた六角精児さん含め、脇を固める俳優陣の演技も良くて、安心して見れました。
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