「コメディパートの主役はカラス」花まんま bionさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディパートの主役はカラス
あかん。泣いてまう。涙を堪えられへん。不幸と幸せがそんな都合よく交差することなんてあるかい。
そんなこと言うたって、あの人達の気持ちを慮ったら、ホンマの出来事としか感じられへんわ。
だいたい、兄貴のスピーチなんて、素人っぽい出だししておいて、途中から役者魂が全開やないの。うさぎのぬいぐるみで聴衆の興味を引き出し、兄弟の愛らしいエピソードに着地すると思うたら、なんや、えらい感動する話になってしもうて、劇場の中やのに拍手しそうになってもうた。
あっちの家族の配役もずるい。いつもは、犯人か悪人役の酒向芳に加えてキムラ緑子に六角精児だもの。演技巧者ぞろいで、笑いも泣きも隙がない。
とってもきれいなツツジは、福井県鯖江市の西山公園。小学校の時、遠足でいったよ。レッサーパンダもいるから行ってみてね。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。