劇場公開日 2024年10月25日 PROMOTION

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トラップ : 特集

2024年10月21日更新

【《設定》が神すぎる!本作こそがシャマランの集大成】
娘とライブに来た父、実は殺人鬼(娘には絶対内緒)
自分を捕まえるための罠罠罠罠罠──会場“全体”が罠!
詰んだ度200% 難易度極みMAX さぁどう脱出する!?

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娘とライブに来たら、実はこの会場“全体”が殺人鬼を捕えるための罠だった。そしてその殺人鬼とは、なんと“自分”――そんなおもしろ設定の映画「トラップ」が、10月25日から公開されます。

監督は「シックス・センス」「オールド」のM・ナイト・シャマラン。この名前を聞けば、映画ファンなら“どんでん返し”を想像すると思いますが、本作にはそれだけじゃない魅力がもっともっと詰まっていて、言うならば、シャマラン監督がこれまでのキャリアを注ぎ込んだ“集大成かつ新章のはじまり”的な作品なんです!

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こだわりの設定に、こだわりの演出に、こだわりのキャストが魅せる演技。

この特集では、さまざまな角度から本作が映画ファンにとって重要な作品である理由を紹介。きっと、劇場で観たくなる――そんな罠<トラップ>を仕掛けているので、心して読んでください!


【予告編】M・ナイト・シャマラン監督が仕掛ける予測不能の罠

【人生と才能を捧げた、シャマラン監督集大成&新章】
設定、展開、大喝采!これぞ全映画ファン必修映画

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まずは、一瞬で「面白そう!」と引き込まれる設定について紹介していきます。集大成的な作品とお伝えしましたが、シャマラン監督がこれまでの映画作りの経験と才能を捧げた、“新章の始まり”を告げる作品でもあるんです!


【集大成&新章である理由①】 シャマラン映画といえば“超気になる設定”…今回もめちゃ面白い! サイコな切り裂き魔、愛する娘とライブへ行くが、そこは前代未聞の罠でした――
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消防士のクーパー(ジョシュ・ハートネット)は、溺愛する娘ライリー(アリエル・ドノヒュー)と、彼女が夢中になっている世界的歌手レディ・レイブン(サレカ・シャマラン)のライブを訪れます。

そこである異変を感じ取ったクーパーは、この会場が指名手配中の切り裂き魔を捕まえるために警察が仕組んだ罠だと知ることに。しかし、優しい父親にしか見えないクーパーこそが、その残忍な殺人鬼で……

観客の数は約3万人。大人数だからどうにかごまかせるというわけもなく、クーパーは死地からの脱出を目指しながらも、次第に罠にかかっていきます。なお、具体的な罠の詳細は後でたっぷり紹介していくので、少々お待ちを。


【集大成&新章である理由②】 シャマラン監督はどんでん返しだけじゃない…真骨頂の“ストーリーテリングと予測不能な“騙し合い”の応酬、1時間45分があっという間の映画体験をあなたに
M・ナイト・シャマラン監督
M・ナイト・シャマラン監督

オリジナリティあふれる設定と衝撃の展開で、約20年に渡り世界中の映画ファンを虜にしてきたシャマラン監督。どうしても“どんでん返し”のイメージが強いですが、実はそれ以上にストーリーテリングと、予測不能の騙し合いが秀逸なクリエイターなんです。

「シックス・センス」「サイン」「オールド」……数々の作品で長年磨いてきたその力を最大限に発揮しているのが「トラップ」であり、ゆえに集大成かつ、“どんでん返し”という必殺技だけに頼らず、“観客を惹き込む神業的テクニック”を思う存分に爆裂させている意味で、これからの新たな可能性を秘めた“新章の始まり”でもあります。

1時間45分の上映時間があっという間に過ぎていって、刺激的な映画体験になることを約束する作品なので、これを読んでいる全映画ファン、特にシャマラニスト(シャマラン作品のファン)の皆さんは全員マストシーでお願いします!


【「トラップ」の面白さをもっと深堀り】殺人鬼が直面
する危機がいちいちエグい…すべてを回避し脱出せよ!!

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罠、罠、罠。しつこく繰り返してきた罠の内容、気になってきましたよね? 物語が進んでいくと罠にかかってクーパーが捕まる可能性=危機レベルがどんどん上がり、予想できない展開へと加速していきます。脱出できるのか、できないのか、一体どうなるの……!?


[危機レベル10]ウキウキでライブ会場に到着したら…警官がうじゃうじゃ! なんで? しかも「自分に似た背格好の男」が次々と連れていかれてる…あ、これ、逃げないとヤバい?
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プラチナチケットを手に入れ、娘とライブを楽しもうとするクーパー。しかし、会場の様子がおかしいことに気付きます。警官と監視カメラの数が異常に多すぎるのです。会場内を観察していると、自分と背格好の似た男たちが警官に連れていかれて……。

「あ、これ逃げないと捕まる」と察知したクーパー。ここから、世にも珍しい“殺人鬼目線”の脱出劇がスタート――捕まるか、逃げ切るか、どんな展開が飛び出すか!? 映画館の観客もグイグイのめり込んでいくのです。

[危機レベル30]なんとか脱出する術を探していたら…ライブ出演者専用通路から出ればノーチェックらしい…。これだ! でも、どうすれば楽屋に行ける…?
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焦りつつも娘とのライブはちゃっかり楽しむクーパー。グッズを買いに行き、口の軽い店員から情報収集(重要情報をスルスル引き出す話術がヤバい)したところ、なぜか指名手配中の殺人鬼(自分)がこのライブに来るとバレていました。

そして警官に捕まらず脱出するには、ライブ出演者専用通路から外に出るしか方法はないことがわかります。一般人のクーパーがそこに行くには、どうしたらいいのか……。

頭をフル回転させるクーパーですが、真剣であればあるほど、ありえない脱出方法を思いつく姿がおかしくて、笑えてもきます。あまりにも必死過ぎるので、筆者も次第に脱出を応援したくなり始めました。殺人鬼だから脱出できない方がいいのになぁ、でもなんか頑張ってほしいなあ……。


[危機レベル50]警備の隙をつくるべく、騒動を起こそうとしたら…凄腕プロファイラー登場! 自分の行動が全部先読みされて詰みそうなんだが
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試行錯誤してみたものの、まだ脱出できずにいるクーパー。警官たちの注意をそらすため、騒ぎを起こそうと火災報知器に手をかけた瞬間、盗み聞きしていた警官たちの無線から、「犯人は性格上、騒動を起こしたり、火災報知器を鳴らそうとするはず。警戒を」という声が聞こえてきます。指示役として、FBIの凄腕プロファイラーが来ているとのことでした……。

行動が先読みされ、苛立ちを募らせていくクーパー。プロファイラーとの読み合い、騙し合い、無茶苦茶な作戦など、両者一歩も譲らない攻防がスリリングで、ここからさらに引き込まれていきます。


[危機レベル100]ついに娘が怪しみ始める…「パパ、今日なんか変だよ」 この先どうなる!? さらに降りかかる予測不能の危機! 映画館で確かめて!
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何度も席を外していたら、ついにライリーが疑い始めました。「パパ、今日なんか変だよ。何回席外すの?」。最愛の娘にだけは絶対に自分の正体を知られたくない。そして大好きなアーティストのライブで“人生最高の1日”を過ごす彼女のためにも、絶対に無事に脱出したい。でも……

クーパーの運命やいかに!?

っと、ここで記載した危機はあくまでも物語のほんの一部。この後、危機レベル100をぐんと超えるさらにエグい危機の数々がクーパーを襲うので、ぜひ映画館で確かめてください!


【レビュー】映画.comのシャマラニストはどう見た?
「やっぱシャマランすっげえ」「見破ったと思いきや…」

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最後に、長年シャマラン作品を追い続けてきた映画.com内のシャマラニスト3人のレビューをお届けします。それぞれ違う魅力が刺さったようですが、語りどころが多いのも本作ならでは。シャマラニストたちの熱き思い、多くの映画ファンに届いてほしい!


●刺さったポイント①:ジョシュ・ハートネットの笑顔が本気で怖い キャリアハイ級の怪演に衝撃
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クーパー役のジョシュ・ハートネットが良い、衝撃的に良い。爽やかな笑顔で多くのファンの心を奪ってきた彼だが、本作では悪事を働こうとする際に見せる笑顔が震えるほど怖くて、暗い夜道でふと思い出してはゾッとしてしまう。

でも、父としての笑顔も本物だった。家族との時間を⼤切にするために休養期間を設けていたハートネットらしく、説得力が半端ない。その分、サイコっぷりが際立つ切り裂き魔としての笑顔がより恐ろしかった

個人的には、ハートネットのキャリアハイと言っても過言ではないほどの怪演。そして、新たな顔を印象付けた本作をきっかけに、これからもキャリアハイを更新し続けていくのだろう。

(映画.com 佐藤レモナ)


●刺さったポイント②:今度のシャマランはストーリーテリングの鬼 どんでん返し以外の部分が冴えに冴えていてヤバい
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シャマランといえばどんでん返しだが、近年の彼の作品はそのイメージに縛られていたように感じる。もはやそれが“負の遺産”だったと思うほど、「トラップ」はどんでん返し以外の部分が冴えに冴えていてヤバかった

「娘とライブを満喫しつつ、警察にバレずに会場を脱出せよ!」という筋書きを、まったく退屈させることなく最後まで魅せ通すその力量たるや。やっぱシャマランすっげえや!と(いい意味での)クソデカため息をつきまくる。

細かいシーンでも好きなところは山ほど。クーパー=おっさんが女の子だらけのライブ会場でウロウロする居心地の悪さが、切実に表現されていてすごい。あと劇中の歌姫が、迷える若者たちに「あなたを傷つける人々を許せば、快適に生きられる」と繰り返し語っていて、それを「人を傷つけることが生きがい」のクーパーが神妙に聞く姿は、ギャップの笑いと得体のしれない不気味さを同時に感じて良かった。

繰り返すが、今度のシャマランはストーリーテリングの鬼。近年の彼のどんでん返しに裏切られてきた人ほど、この「トラップ」はおすすめの逸品だ。

(映画.com 尾崎秋彦)


●刺さったポイント③:歌詞で深層心理を表現 シャマラン監督が仕掛けた壮大な魔法&トラップは必見、必聴
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作品ごとに独自のジャンルを進化させてきたシャマラン監督が、本作では音楽とスリラー映画の融合に挑戦。撮影のために本物のライブを実施し、劇中で披露される楽曲の歌詞を主人公の深層心理とリンクさせていることなどを知って驚愕しました。

また、物語展開の要所に仕掛けられた心理的な罠を見破ったと思いきや騙されてしまう、鑑賞後に残る余韻はシャマラン演出の壮大な魔法=シャマラン・マジックが見事に冴え渡っています

何度も観返して“トラップ”を確かめたくなる、予測不能なサスペンスと音楽は必見、必聴です。

(映画.com 和田隆)


【結論】“罠”にかかった全映画ファンは劇場で鑑賞必須!
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シャマラニストによるレビュー、いかがでしたか? 文字制限の都合で泣く泣くカットしているのですが、本当はもっと語りたいことが山ほどあるんです(涙)。鑑賞後、マシンガンのように話が止まらなくなるものシャマラン監督作品ならではの楽しさ。観たくなった=罠にかかった映画ファンの皆さん、ぜひ劇場で鑑賞を!

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