劇場公開日 2024年10月25日

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「これが正しいサイコパスの姿?」トラップ 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これが正しいサイコパスの姿?

2024年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

今朝(2024/11/09)、映画館へ観に行きました。

5年ほど前まで、M・ナイト・シャマラン監督を“クソ映画クリエイター”などと揶揄していましたが、現在では心から反省しています。
シックスセンス、オールド、スプリット、ミスターガラス、ノックなどなど、怖くて面白い映画を数々輩出しており、自分の思い込みや決めつけマインドを激しく悔いております😅

本作は、105分の尺の多くをコンサート会場に費やしていますが、その後の展開もとてもスリリングで、手に汗を握って食い入るように観入ってしまいました。
コンサートの主役であるレディ・レイブンは、シャマラン監督の娘さんで、歌やダンスもさることながら、演技力もなかなかのもので、親に頼らず、彼女が自身研鑽を重ねた賜物であることを窺い知れました。

娘思いの主人公、パーカー役はジョシュ・ハートネット。彼の演技は神懸かっていました。一体どれくらい研究したのか、想像だけで戦慄します😱
コンサート会場の雰囲気、コンサートもリアリティがあり、安っぽさを感じさせません。
プロファイラーのおばあちゃんも、存在感や凄味があります✨

猟奇殺人の犯人である“ブッチャー”は、間違いなくコンサート会場に来ています。FBIと犯人の知恵比べ、犯人の狡猾さにゾクゾクします。

コンサート会場の音響、ダイナミズムは劇場ならではです‼️この機会に映画館でお楽しみ下さい☆怖いけど後悔はさせません⚠️😃

蜷川吝塀