「復活のシャマラン」トラップ ハッセルホフさんの映画レビュー(感想・評価)
復活のシャマラン
最近「シャマランつまらん」と思ってたけどこれは面白かった。
「ブッチャー」こと猟奇殺人犯の主人公がいかにして警察、SWATに囲まれたコンサート会場から逃げれるかと色々なアイデアを駆使して脱出を図るのがスリリングで良かった。
警察の指揮系統を司るのが中年女性のプロファイラーというのがいい。犯人の動きの先を読むように先手を打つ。
「女性子供は2万人。男性は3000人。出てきた男性は全員取り調べる」
「火災警報器を鳴らしてどさくさ紛れに逃げようとする」
「従業員に成りすますこともあるから男性従業員も取り調べる」
犯人と言っても子供好きな良き父でルックスも良くて残酷なシーンもないため映画的にも「なんとかしてここから逃げろ」という気分になった。
残念だったのはフライドポテトを揚げる若い女性が火傷を負ったシーンで気の毒になった。
えぐかったシーンは電気ショックを受けた主人公が警官に襲い掛かり親指で目玉を潰すシーンくらい。R指定にならないよう工夫されている。
主人公とスーパースターの女性歌手との攻防も良かった。
主人公と対峙したのは女性プロファイラーでありスーパースターの女性歌手であり、また○○な女性でこの映画の芯の主役は女性なんだと感じた。
コメントする