「物語はいまひとつ、描き方は好きだった」悠優の君へ natsuさんの映画レビュー(感想・評価)
物語はいまひとつ、描き方は好きだった
悠役の方の演技が演技していない感じで、ふんわりしていつつも独特の雰囲気があって魅力的だった。
悠ちゃんの不思議な魅力にこちらも振り回されたり、ロケーションの魅力も相まって、途中までは新鮮に観れた。対面でのシーンからは工夫なくありがちな方向に持っていっている感じがして冷めてしまった。
症状よりは孤独を描き出した作品と感じた。そこの辛さはたぶん当事者以外にはなかなか窺い知れない部分なので、それを表現しようとしているところにこの作品の価値を感じた。(なんならもっと知りたいとも思った)
“女の子ふたりの世界で進んでいく作品”としての美しさもあったので、女の子が好きな人は好きな作品かなと。
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