誰よりもつよく抱きしめてのレビュー・感想・評価
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1冊の絵本で人生を変える事が出来る事を描いた作品。 今年度ベスト!
久保史緒里さん目当てで鑑賞。
素晴らしい演技に引き込まれた。
ショートヘアー姿も可愛らしい。
絵本屋で働く月菜。
絵本作家の良城。
この2人の同棲生活を軸に物語が展開。
潔癖症を患っている良城。
恋人の月菜の手を握ることさえできずに生活する毎日。
そんな良城がクリニックに通い、潔癖症を克服しようと決意する感じ。
同じ症状に苦しむ千春とクリニックで出会い、意気投合していく展開が気になる。
一方、月菜は絵本屋で働く中、イケメン韓国人の料理人、ジェホンと出会う事に。
スマホを絵本屋に忘れたことをきっかけに、お礼に月菜と食事をするようになる展開。
この4人の関係がどうなっていくのかが見どころだった感じ。
ジェホンは月菜に強引とも言えるアプローチをかけ、月菜の心が揺れ動く様子にハラハラする。
結末が早く知りたくなる展開。
空と電線が映されるカットが印象に残る。
でも何を表現したかったのかは分からず、単なるシーンの切り替わりだと解釈した(笑)
良城を演じたのは三山凌輝さんって方。
インスタ覗いたら本作のキャラと違い、かなりのイケメンでビックリ(笑)
ラストの、本作のタイトルでもある「誰よりもつよく抱きしめて」のシーンは涙腺崩壊(笑)
月菜がいつも男性に食事を作ってもらい、食べるだけなのが気になりました( ´∀`)
それでもそばにいてほしい人
"好きなだけ"では一緒にはいられない…
うーん
2025年劇場鑑賞46本目。
エンドロール後映像無し。
自分も潔癖症で、家に着いたら玄関で靴下を脱いで、手を洗い、外からのものは必ず除菌シートで拭くということをやっているので、自分より強迫観念が強い主人公を見て「メガネ除菌しないんだ」「薬剤師触った薬のシート除菌しないんだ」「彼女は除菌スプレーシュッシュでオッケーなんだ」と気になるところが多かったです。
自分は家の中の綺麗なテリトリーに除菌した状態で入ればオッケーなので、外で性行為とかも平気ですし、銭湯にも入れますが(家帰って風呂入り直しますが)、この主人公は彼女も含めて人間はばい菌だらけなので全く触れない、手袋してさえも触れないという、いや手袋してたらうんこだってさわれるだろ、と思うんですが、とにかくどうやっても彼女に触れないという設定です。仕事もそれで辞めており、社会生活に支障をきたしているレベルなのですが、その割に最後・・・という感じでなんかリサーチ不足だな、と思いました。潔癖症の前に潔癖症の異性が現れるのは展開として面白かったのですが、非潔癖症の前に非潔癖症の異性は別に現れなくてもいいんじゃないかなと思いました。まぁ対比だとは思うのですが。
場違い
先週末は恋愛映画三昧だった。
からのこの映画というわけではなく、
阿部寛はタイミングが合わなかったから何となく。
予告編は観たはずだが、余り記憶には残っていない。
結構人数はいるのにすべてお一人様、しかもほとんど女性。
いつもとはちょっと雰囲気の違う館内に最初から少々居心地の悪さを感じた。
そして、はじめにキャストの字幕・・・・はっ、察し・・・・・。
内容もじじいには合わなかったなぁ。
この主人公の男は一体何なのだろう。
空気を読まないことこの上なく、病気だからそうなのか、
それだから病気なのか、とにかく見ていてイライラする。
特に、同じ病気の女性との絡みはその極み。
病気だから仕方ないでは済まされまい。
恋人の女性が離れるのもやむなしとしか思えない。
それなのにこの女性も煮え切らず濡れ落ち葉のようにまとわりつく。
チャラすぎて怪しげな2PMが一番まともに見えてしまう。
どれだけ嘆息して吐息が漏れたことだろう。
終盤、2PMの絵本エピソードが明らかになって好転するかと思われたが、
結局そっちかい!という結末。
全くこれっぽっちもシンパシーを感じない。
飛べない鳥とやらの絵本も極めて退屈で、
全く心に染みずテイストグッドながら中身スカスカ。
原作があるんだね。
つまらないと逆に興味が湧くこともあるが、これはいいかな。
苦手でした
愛を知るまでは死ねない私なのだ‼️❓導いたのは私自身、今日も明日も生きて行こう‼️
なんだか、病気の彼のこと知り近づく韓国イケメンプレイボーイが鼻につく、本のこと後付けなんで、映画のマイナス要素、原作にあるのかな。でも主人公の彼と彼女、愛だな愛、運命的な愛、有名な俳優でないからこそリアルに感じる、すれ違い、惹かれ合う、それが心に響く。ただ、そんな病気あるのかな、綺麗好きの極みなら自分の排泄とか1番汚いのに矛盾しないかな、まあ、心の病なんてそんなものかもしれない。触れ合うことも出来ないのに、いつまでも愛せるなんて羨ましい、それが本当の愛なんだね、知らんけど自分は愛を知らんけど、韓国イケメンの彼みたいで嫌だな自分が。ただ、良い結末で安心して感動しました、主役の彼と彼女は良い演技でした、是非
素晴らしかった
時間が空いたので久しぶりに映画でもと思い、ミッドナイトスワンの監督との事で観る事にしました。映像の美しさもそうですが主演の男性が本当に素晴らしかった。冒頭のセリフの無い後ろ姿でも背中で物語っている。久しぶりにちゃんと俳優を全うしている方を見たと思いました。それからの演技力が凄まじく、大袈裟な表現が無いのに細かい所作で心に訴えてくる。久しぶりに映画で泣きました。新人俳優さんかな?この方はきっと日本を代表する俳優になると思います。沢山映画に出て欲しい。あの演技力を観るだけでも価値がある映画だと思いますし、ストーリーも優しく儚く自分の人生と照らし合わせても沢山考えさせられる秀逸な映画でした。良い出会いをありがとうございます。主演されていた三山さんが次出る映画は必ず観に行こうと思います。
ラストが気持ち悪すぎ
最後の15分まで、
とてもいい映画でした。
ラストも、
その前のヒロインの選択も
残念すぎて、
全く共感できませんでした。
というか、
見たのを激しく後悔しました…
人の気持ちは、
変わっていくもの…
ずっと待ってたってたって何?
気持ち悪いんですけど…
身体の距離、心の距離
強迫性障害を発症中の彼氏とイケメンライバルが彼女取合い争うが彼女の選択は…ってなるけれど結局最後まで楽しめる作品
潔癖症が病気になると大変だな
料理が上手い彼氏っていいな、でも洗剤で食品洗って欲しくないな
夢諦めて本屋で働いてる良い彼女風よね
別に献身的な訳でもない彼女、なんか変じゃない?
同じ病気の村山さんやってんなー
正直、内容は無いけど、それなりに面白い
ただ、最後は「なんでー?」ってなるし
ちょっと気持ち悪い笑
三山凌輝さんも久保史緒里さんも
結構NHKに出てる役者さんで演技は上手
チャンソンさんも普通に上手くて
歌もダンスも演技もできるって凄い
あと、CB400FOURのチョイスも良かった
追記
監督さんのインタビューに、電車と遮断器が良城と月菜の心の距離を表すのに丁度良かった的なのがあって、たまたまロケ地に坂と線路が多かったのが反映されてるのが面白いな。
下北沢じゃ遮断器がもうないから、絵本の本屋さんが鎌倉にあって良かった。
鍋料理も別!
久保史緒里
誠実で丁寧な物語
予告から、切ないラブストーリーを期待して、公開2日目に鑑賞してきました。客入りは思ったほど芳しくはなかったですが、誠実に作られた素敵な作品でした。
ストーリーは、学生時代からの恋人同士で同棲している、絵本作家の水島良城と書店員の桐本月菜は、良城の抱える強迫性障害による潔癖症のために触れ合うことさえできずにいても互いに理解し合って穏やかに生活していたが、月菜の前に恋を知らない韓国人青年・ジェホン、良城の前には同じ症状に悩む女性・村山千春が現れ、二人の生活に変化が訪れるというもの。
冒頭から強迫性障害をもつ良城の生きづらさとともに、彼に寄り添う月菜の献身的な姿が描かれます。知識としては知っていた強迫性障害ですが、こうして映像で見せられると、何気ない日常の一コマですら心を擦り減らしていることがリアルに伝わってきます。ここに24時間寄り添い続ける月菜の姿にとてつもない愛を感じます。互いの気持ちをいたわりながら、温かな生活を営む二人を心から応援したくなります。
それでも、多少の我慢や無理を重ねてきたことで、わずかばかりのストレスがたまっていたであろうことは想像できます。ジェホンや千春の登場が引き金となって、ためこんでいた思いがつい出てしまったのも無理からぬことだと思います。それでも、言っていることは間違ってはないのだけれど、正解でもなかったように思います。時と場と選ぶ言葉さえ違っていたら…と思わなくもないです。そんなすれ違いから関係がギクシャクしていく様子に胸が苦しくなります。それぞれの思いに共感し、さらにモジャの物語に重ねながら進む二人の物語に強く惹きつけられます。
ただ、後半は月菜の心がジェホンに揺れ動くように見えてしまい、やや残念です。良城にとっての千春は、悩みを共有できる単なる同志のような存在で、(もちろん良城の無神経な言動はアウトですが)そこに恋愛感情はなかったと思います。月菜が勝手に嫉妬心を抱いていただけでしょう。でも、月菜のほうは違います。良城の悩みを理解してあげられないという思いと、自身の思いが良城に届かず、満たされていないという思いがあったのでしょう。そのため、表面的には否定していても、心のどこかでジェホンに何かを求めてしまったのだと思います。
そんな月菜の心情も十分に理解できるし、共感もできるのですが、これにより、後半はよくある三角関係のような構図になってしまったのは残念です。月菜がジェホンに傾きすぎるのは、ちょっとノイズに感じます。また、いつの間にか良城が立ち直ったのも、ちょっとモヤっとします。見方を変えれば、距離をおくことで共依存のような関係を脱し、それぞれが自分の力で生きる道を手に入れたとも見えます。でも、できれば、最後の最後まで強迫性障害に立ち向かい、それを乗り越える二人の姿で描き切ってほしかったかなとも思います。
主演は三山凌輝くんと久保史緒里さんで、二人ともアイドルとは思えないほど自然な演技ですばらしかったです。脇を固めるのは、ファン・チャンソンさん、穂志もえかさん、永田凜さん、北村有起哉さん、酒向芳さんら。
感情移入
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