誰よりもつよく抱きしめてのレビュー・感想・評価
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雰囲気はよかったな
お互い本当に大好きという大前提で見れば良いお話ではありました。が、できすぎ感は強い。そんな何年もうまいことお互い思い合うとかないからな!
主人公くんが若干身勝手というか、、女を家に入れちゃって、原稿見せちゃって、、はなしだろう、さすがに。しかも謝れだと!?男の方が本当にいいやつで、、でも病気だからもがき苦しむじゃないと成立しないのに、いくら共感しあえて嬉しいからって、あれはない。ので、イケメン韓国人と付き合ったほうがいいと正直思った。チャラいわけでもなくちゃんと前段のエピソードもあったしね。
やっぱり相手のために離れよう系はダメです!何があろうと離れるのが一番辛いですよ。
久保ちゃんいい涙流れてましたね。よかったです。あと絵本ってやっぱなんかいいよね。言葉が少なくてシンプルだからかすっと入ってくるし、考えさせられる。絵本読みたくなった。
別れて何年も経ってて、相手に恋人が居ないと思うものかな?
鎌倉で同棲する絵本作家の水島良城と良城の祖父がオーナーの書店で働く桐本月菜は、高校生の時から付き合っていて、お互いのことを大事に思っていた。しかし、良城は強迫性障害による潔癖症のため、常にビニール手袋を着用し、外出先から家に帰ると全ての服を洗濯し、手を入念に石鹸で洗い、野菜を何度も洗剤で洗ったり、同棲してる彼女の月菜に触れることもできず、大変な生活を送っていた。月菜に言われ、病気と自覚し、治療を決意した良城は病院へ行き、合同カウンセリングで同じ症状を抱える女性・村山千春と出会った。初めて悩みを共有できる相手に会えたうれしさから千春と意気投合し、月菜と同棲してる家に入れたりしたため、それを目撃した月菜は怒り、悩み、家を飛び出した。そんな時、書店に携帯電話を置き忘れた青年イ・ジェホンから好意を持たれ、食事に誘われた月菜は・・・さてどうなる、という話。
強迫性障害になった経緯がイマイチピンと来なかったが、あんな潔癖症じゃあ付き合えない、と思った。
手もつなげない、肌も触れ合えない、そんなプラトニックな恋人って続くとは思えない。
韓国人の料理人も月菜は恋人がいるって言ってるのに一緒にパリに来てくれ、とか、強引すぎる。さすが韓国人?
月菜には合わないと思ってたから、一緒に行かなかったのは良いけど、数年後に突然アフリカのケニア?それが夢ならもう少しケニアに対して序盤に伏線を撒いておいて欲しかった気がする。
何年かぶりの再会なのにいきなりハグ?別れて何年も経つのに相手に恋人が居ないと思うものかな?
色々と、脚本が強引すぎる気がした。
月菜役の久保史緒里はいつもながら品があって綺麗だった。
なぜ高校生の時の月菜役が別人だったのか、よくわからないが、演じた竹下優名も可愛かった
映像や雰囲気は良かった
空をしらないモジャ
演出、演技、映像の素晴らしさ
号泣(嗚咽)
苦しくも美しい映画
もう少し踏み込んでも良かったかもだが、入場者特典は必見か
今年45本目(合計1,587本目/今月(2025年2月度)8本目)。
いわゆる絵本作家と、韓国から日本にきた男性、あるいはその男性がそれぞれ付き合っている、ないし何らかの関係がある女性とのそれぞれの交錯、および、いわゆる強迫性障害を描いた作品です。
まず残念に思ったのが、水道の出しっぱなしにもつながりうる、「極端な」清潔性を要求する強迫性障害は、現在でこそある程度知られていますが、ここについてはもう少し踏み込んでも良かったのでは…というところです。
一方、絵本作家を主人公に取るというのは原作がそうだと思いますが、映画内で、もう大人にもなると、お子さんをお持ちの家庭でもなければおよそ読むことがないだろう「絵本」が映画の中に複数登場するなど、懐かしいなと思える部分もあります(この点、映画内で登場する「絵本」に関するものが、入場者特典(QRコード読み取り式)にあります)。
作品としては、前者の「強迫性障害の問題的」が薄い事情があり、そこから発生するそれぞれの交流についても必然的にどこまで見たらよいか…といった部分がどうしても曖昧になってしまった点が残念だな、といったところです。とはいえ、今週迷ったら推せるかな…といったところです。登場人物はここ(や、公式サイド)でこそ多く出ますが、実質4人(男性2人、女性2人)と解しても構わず(他の方は一応出ることは出ても、映画内ではほぼ関係しない。精神科かの先生ないし、いわゆる「当事者の会」の参加者ほか)、「誰が誰かわからない」といった問題が起きにくい作品です。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/事務管理と無権代理)
スマホを落としたとき、あるお店の店員さんがそれを常識的な期間内預かる行為は事務管理に当たりますが、その電話に(本人以外から)出て何らかの意思表示をする権限まで当然与えられているのではなく、それは当然、「本人の意に沿わない行為」になるため、こうした行為は表見代理か無権代理にしかなりません(表見代理を、有権代理よりの立場でみる解釈の場合)。
この映画はこの部分が若干甘く、厳密につつくとストーリーそれ自体が成立しないという向きもありますが、そこまで突っ込んでも仕方がないので、そこはある程度の減点幅で抑えています。
(減点0.2/この映画の扱う「障害」についてもう少し踏み込みがあっても良かった)
今でこそ、たとえばろう者を扱う映画では、実際の当事者を起用するなど理解が進みつつありますが、本映画のように精神疾患にあたるような障害はまだそのような状況になっていません(ただ、精神疾患に関しては、本人が出たことで差別されたりすることが「ありうる」ことは、別の問題が残るのも事実としては考えなければいけない)。この点は極めて難しい点(おそらく、身体・知的・精神の3障害の中では最後まで残り続けるであろう問題)である点理解しても、こうした問題提起(換言すれば、できるだけ当事者を出すべき、という意見)は常に出す必要があろうと思うため、この点をあげました(ただ、この点のみで4.5評価となることがないよう、評価幅を調整しているものです/基本的に監督以外に誰を起用するか等の権限がないため)。
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寝てる時に触らないのがいい
出演者目当てで鑑賞したけど、ごめん、面白いと思えなかった。私には刺さらなかったみたいです。評価高くてびっくり。
でも劇中で「皆みたいに〜できない」的な台詞があったので、皆と同じように面白いと思えない私にも人権があると思うので感想書きます(笑)
仕事柄さまざまな障害の方と関わることもあるし勉強もしてるから理解はあるんだけど、その他の部分が登場人物に誰一人共感できない。
良樹と千春は出会ってすぐなのに下の名前で呼び合ってるの意味分からないし、彼女と同棲してる家に招待するのも意味がわからない。
月菜は月菜で家に帰らず海辺で寝落ちして気づいたら他の男の家いるのも理解できないし。
てかジホンさん怖すぎでしょ。元々月菜のこと好きでスマホ置き忘れたのも全部演技だったってことでしょ?(まあ初めから怪しいなとは思ってた)月菜がどっちを選ぶのか!みたいな展開になってたけど月菜がジホンに心動く場面もなかったしジホンを選ぶわけないじゃんって思ってた。
月菜が好きな人に触れられない悩みと葛藤する中、良樹が寝てる最中に触ろうとして触らないのはすごくよかった。普通なら触っちゃうしキスもしちゃうけど信頼関係があって本人の意思を尊重してるからこそしなかったんだよね。すごい。
まあ触れなくても好きな人と付き合えて一緒の空間を過ごせるってだけで幸せだけどねって思っちゃった。私は会話すらできないので。
てかジホンの家に月菜がいる時インターホンが鳴って雷鳴って良樹のビニール手袋つけた手から映すのホラー映画のやり方なのよ。笑いそうになったわ。
疑問なのが、千春もビニール手袋つけるくらいの重度なのに生足でスカート履いてたの謎。椅子座る時肌に菌つきそうで嫌じゃないのかな?あと良樹が使ってる食器用洗剤フロッシュっぽかったけど「W除菌」みたいな殺菌効果強い洗剤使わないんだって思った(細かすぎてごめん)
最後の本屋さんで手握ったシーンでも「まあこんなもんか」って感じで全然感動できなかったんだけどED主題歌が良すぎて「いい映画見れたなあ」って錯覚できた。でも終盤で隣のおばさんが歌い出したので興醒め。歌わないでください。
内田英治監督なのに普通に良かった(笑)
内田英治監督作なので、どんな強引な話になっているのか、に期待して観たのですが
意外に(笑)ふつうで(良い意味で)感動しました。
私としては今まで見たことのない設定で
主役の良城(三山凌輝)が強迫性障害による潔癖症という難しい役どころでしたし、
恋人と触れあっても心が動かないイ・ジェホン(チャンソン)という
男性にすごく特徴があり、そのふたりとコミュニケーションをとる月菜(久保史緒里)は
難しい環境での恋愛をしているなと思いました。
観ていると、謎が頭の中に次々と浮かぶものの、ラストに収斂されていく
つまり伏線回収が見事になされていくので、謎は解決していきますし、
人の良いところが軸になっているので、気持ちの良いラストなんですよね。
良城は月菜のためにすごく努力したんだろうなぁと思いますよ。
その努力は描かれませんが、察してあまりあるため、猛烈に感動するんですよね。
まあ、月菜はずっと努力していたわけですからね。お互い努力しないと、とは思いましたね。
それにしても久保史緒里の演技は本当に素晴らしかったです。
暗い表情が多かったですが、素敵な俳優になっているなあとうれしく思いました。
穂志もえかがちょっとかわいそうな役どころでしたね。でも上手い俳優だなと思います。
さすが「SHOGUN」で注目されただけありますね。
内田監督の次作にも期待しています。
コレデヨカッタ
と思えたのはマルセイユの下り迄。その後は映画ならではのファンタジー、トランクとかミスリードのつもりかとチョイむかでした。
久保史緒里さんは凄い、現実には仲々居ないんでしょうが、居そうと思わせる雰囲気と血肉感がある。幽霊の作品も良かったのでますます期待大。
四角関係
次は劇場で見たい
観た後に残る温もり
映画を観終えたあと、
胸の奥にじんわりと温かさが広がった。
「観たら重くなるかも…?」と思っていたけれど、
意外にも心は軽やかだった。
悲しみや葛藤を描きながらも、
最後には爽やかな風が吹くような、そんな映画。
この作品が多くの人に届き、
誰かの心を救う一本になってほしい。
三山凌輝さんの演技は
心の揺れや葛藤を、派手な表現ではなく
細やかな仕草や目の奥の光で魅せる
その姿に、ただただ引き込まれた。
きっと、この役を演じるのは苦しかっただろう。
でも、その苦しみがあったからこそ、
この作品はここまで深く響くものになったのだと思う。
さらに、BE:FIRSTのバラードが作品の余韻をより一層際立たせる。切なくも優しいメロディーが、観る者の心にそっと寄り添い、涙とともに感情をデトックスしてくれる。
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