「暗い」火の華 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
暗い
クリックして本文を読む
自衛隊が海外で戦闘を行って死者が出て、しかしそれを隠ぺいしているなどという踏み込んだドラマが展開し、しかも新潟で長岡の花火会社が舞台だ。すごく新潟がかっこいい。
ただしかし主人公がとにかく暗い。他の登場人物も全員暗い。仲間が戦死して深いトラウマを背負っていたら明るくすごせないのも当然かもしれない。だけど、暗くばかりも生きられないので努めて明るくしていてもある時パニックを起こすなどの表現でもいいのではないだろうか。暗い人ばかりでつらい。
社長の娘もただの美人でつまらない。誘拐事件からの武装蜂起もオフビートでウトウトする。雇われていると言っても中国人が攻めてくるのも腑に落ちない。
コメントする
