劇場公開日 2025年10月31日

「花火玉をつくるシーンはドキュメンタリタッチでよかった。 他は全部ゴ...」火の華 ウォン川井さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5 花火玉をつくるシーンはドキュメンタリタッチでよかった。 他は全部ゴ...

2025年11月18日
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花火玉をつくるシーンはドキュメンタリタッチでよかった。
他は全部ゴミ。ってかマジメに撮る気ねえだろ。ヒトフタマルマル言わせれば軍人になるわけじゃねえぞ。
鉄砲にも軍事にも政治にも新潟にもスーダンにも興味をもってないのが丸わかりで、画面が平板。フェチがねえ。
鉄砲のパーツにエロさを感じてますか?軍人のプロフェッショナリズムを信じてますか?新潟にどういう生活感を感じてますか?スーダンの文化と食い物を知ろうとしてますか?
なんもない。なんっもない。なんっっっもない。

でも花火玉に火薬を詰めるシーンはちゃんとよかった。フェチがあった。他のシーンもそういう感じで撮ってよ。景色が激退屈やもん。監督が作為的につくろうとしたシーンは全部わざとらしすぎて観れたもんじゃない。「言葉でいえば済むこと」以上の情報を画に持たそうとしてない。カキワリになってる。

「PTSD持ちの軍人が都合よくフラッシュバック」この導入でもうナメてる。便利な物語装置だからいいけどよ、それ使ったらギャグになることは分かっとけ。百番煎じの舞台装置つかって偉そうに深刻ぶってるから破綻する。できもしねえ軍事ドラマきどってクソみたいな社会派でお茶濁さずに、マジメにエンタメおやりなさい。

ウォン川井