「かなり重い家族愛の作品」アイム・スティル・ヒア Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)
かなり重い家族愛の作品
1971年ブラジルのリオデジャネイロに住む仲睦まじい一家の姿から2018年までの政治情勢と一家のその後を史実に基づきドキュメンタリ調で描かれた力作です。
軍事独裁政権下の非常な現実と残された家族の喪失感、さらに夫の行方を探し続ける妻の姿には胸を打たれます。
政治批判映画ではなく家族愛をテーマにしているのでどのシーンも身近に感じられて軍事独裁政権下の恐怖を感じました。
おススメ度は高いですが、娯楽作品ではない重い作品なので心してご覧ください。
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