「主人公が、男社会に迎合せずに女性として、真に自立するまでを描く。女性の脚本・監督・製作であることが重要。」ベイビーガール ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公が、男社会に迎合せずに女性として、真に自立するまでを描く。女性の脚本・監督・製作であることが重要。
エロティックな要素ばかりが取り上げられがちな内容で、これまで男性目線からしか描かれてこなかったことを、女性目線で、女性による脚本・監督・プロデュースであることに意義がある。
今後も、次々に女性からの観点で描く、女性による作品が増えていってほしい。
で、実際にエロティックな要素はもちろんあるが、そこを踏まえた上で、主人公の女性CEOが、旧来の男性社会に合わせてきていたことから脱け出し、自分としての独立を描いた話だった。
キッドマンと対等に渡り合ったハリス・ディキンソンは大変だったろう。
さらに夫婦を演じたバンデラスもこれまでにのイメージと違う面を見せていた。
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