「長編小説を読み終えたような重厚な満足感」ブルータリスト カメさんの映画レビュー(感想・評価)
長編小説を読み終えたような重厚な満足感
個人評価:4.0
ポールトーマスアンダーソンの名作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を観たあとの感覚と同じで、
長編小説を読み終えたような、重厚な満足感に浸る事ができる。
一人の建築家の半生を通し、アメリカを描く。まるで実在した人物かのような演出には圧巻である。
ガイ・ピアースとの会話のやり取りがとても心地よく、劇中でもあったが知的な空間に包まれている。
助演男優賞に値する存在感と演技だった。
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