「フリージャズ」ブルータリスト ハチさんの映画レビュー(感想・評価)
フリージャズ
公開初日に鑑賞。コーベット監督の「シークレット・オブ・モンスター」は個人的には傑作だと思っているのですが、あまり共感してくれる友人がいません(笑)。今作も不協和音ギリギリの音楽たちが大活躍で、時折流れるポップスが不穏な世界観を増幅させてくれます。逆さまの自由の女神と逆さまの十字架が示すものこそがこの映画の核心なのでしょうが、主人公が言うように「そのもの」として捉えるのが良さそうです。万人受けする映画ではないと思いますが、私には215分があっという間に感じました。
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