「一人二役が映画全体の印象を白けさせてしまうのが残念」ザ・ルーム・ネクスト・ドア ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
一人二役が映画全体の印象を白けさせてしまうのが残念
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ダブル主演の一人のジュリアン・ムーアが色気があって良いです。
全編が死の予感で満ちている。
人は2人しか死なない(1人は回想での死)のだけれど、ずっと死について考えていく映画。
単純と言えば単純な物語。
もっと深いメッセージが含まれているのだろうと思うけれと、私には読み取れなかったな。
良い感じで終盤まで辿り着くのだけれど、もう一人の主役のティルダ・スウィントンが、死んだ後に娘役でもう一度出てくる。
それが、映画全体の印象を白けさせてしまうのが残念。
ジュリアン・ムーアが演じる親友の心象を反映していることを、この二役で表しているのだと思うけど、あれじゃコントです。
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