「死に際について思い寄せる映画」ザ・ルーム・ネクスト・ドア ひろえさんの映画レビュー(感想・評価)
死に際について思い寄せる映画
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アルモドバル監督の映画の作風は大体人間のディープな精神世界をシニカルに描かかれており、画角が色彩豊かで細部まで拘ったカメラワークなので、どんどん映画に魅せられアルモドバル監督の世界感にどんどん惹き込まれる作品でした。二人の主人公の立場は逆でどちらにも感情移入でき、こんな終末を迎えられたら(こんな終末を支えられたら)、確かに幸せだろうなと、重いテーマの映画だけど、ハッピーエンドで終わるのがアルモドバル監督の死生観なのかなと、どこか気持ちがスッキリする映画でした。
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