「メイビー・ネクスト・タイム」ザ・ルーム・ネクスト・ドア ピンボールさんの映画レビュー(感想・評価)
メイビー・ネクスト・タイム
ペドロ・アルモドバル「#ザ・ルーム・ネクスト・ドア」尊厳死を選択する癌患者をティルダ・スウィントン、戸惑いながらも彼女に寄り添うことになる旧友をジュリアンムーアが演じる。名優2人の会話劇が大半を占め、観客も自ずと死という普遍的なテーマと向かい合うことになる。映像も脚本も完璧な傑作。
ジョン・タトゥーロの出演を楽しみにしていたんだけど、地球温暖化を危惧し極右と新自由主義が闊歩する世界を嘆く2人共通の元カレという役を好演。そして、彼のある言葉でこの映画で描かれる尊厳死は維新が議論を呼びかける尊厳死とは全く違うものだということが分かる。
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