ハイパーボリア人のレビュー・感想・評価
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期待して見たんだけど、前作の方が良いし同時上映の短編の方が良作。表...
期待して見たんだけど、前作の方が良いし同時上映の短編の方が良作。表現が凄くて超超挑戦的なんだけど、それよりも現在映画の病の症状がはっきり見て取れる。昨年見た「ナミビアの砂漠」や「ぼくのお日さま」「スーパーハッピーフォーエバー」などなどなどと同じ。つまり、結論を言い切れない、映画を終わらせられない。これを映画自体の死期と捉えるか、キャンセルカルチャーを踏まえた映画の生きる為の営みと捉えるか。きちんと作品を終わらせられた作品で思い浮かぶ監督って、今だと三宅唱しか思い浮かばない。まあ言える事は、自分が見たい映画は死につつあるんだなって事。ドキュメンタリーの方が今冴えてるのかな。去年の「マザー」とか素晴らしかったから。
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カメラを武器に進み続ける
静寂という空間
映画は総合芸術だなあ
始まりからもう個性的。
奇怪で複雑でアートな唯一無二の世界観、大好きだ!
目まぐるしく入れ替わる現実と虚構世界に引き込まれていく。
全体を通して観ると、音も映像も絶妙に不気味さが積み上がって、美しくも不穏な世界を作り上げているのよね。
映画は総合芸術なんだなあと改めて思った。
『名前のノート』
あーキタキタこれこれ、この感覚。
音がもう怖い。
全てが独特。
音とセリフと映像で不気味さの重ね塗りになっていく世界観、たまらーん。
『ハイパーボリア人』
ミゲル・セラーノと言う実在の人物がテーマになっている?らしい。
出てくるキャラクターが自在に実写と人形が入れ替わって物語が進むので、それがなんかすごく不思議な気持ちを掻き立てる。
現実なの?虚構なの?みたいな。
とりあえずパンフレットが出たら読んでみたい。
クトゥルフ神話
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