「4時45分」国境ナイトクルージング Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
4時45分
北朝鮮との国境の街延吉で、数日間ぶらぶらした時間を過ごす男2人女1人の若者の話。
友人の結婚式に参加する為に上海からやってきたハオフォンが、市内観光のツアーに参加してスマホを無くし困っていたところ、ツアーのガイドのナナに食事に誘われ巻き起こっていく。
土地柄、朝鮮族の文化が入り込んでいるけれど、物語には北朝鮮も文化も関係なくて、強いて言えば地方のちょっと栄えた地方都市というだけの位置づけですかね。
金融会社勤務で金持ちだけどどこか疲れた様子のハオフォンと、過去に何やらシコリを持つ3年前に街に来てバスガイドをするナナと、おばさんの店で働くナナの友達シャオという3人が、停滞している人生においての時間を動かす為の、気持ちを切り替える時間てことですかね…。
一応踏み出す素振り的な締め方だったけれど、背景描写も今の心境もなんだか色々寸止め祭りという感じで、空気感は良かったし面白かったけれど物足りなく感じた。
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NOBUさんのコメント
2024年10月20日
おはようございます。
変わらず、レビュータイトルが胆を捉えていますね。スイマセン。当方のレビューに追記させて頂きました。
きっと、今日も多数映画を観られると思うので、返信は不要ですよ。一言お伝えしたかったので。では。