ペパーミントソーダのレビュー・感想・評価
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【1963年のパリを舞台に、10代の姉妹の”色々なモノと戦う”一年をポップでカラフルに描いた青春映画である。】
■アンヌ(エレオノール・クラーワイン)は、友人と性について興味津々に語り合い、授業をサボり、宿題は姉のフレデリック(オディール・ミシェル)の答案を丸写しにして、教師に叱られる。
二人が通う女学校の教師たちも、ナカナカに過激で、特に美術教師のオバサンなどの指導はイジメに近い。年代的なモノであろうか。
だが、女学生たちも、教師たちに反撃する。黒板消しに悪戯したり、黒板に文字を書いている間に皆で丸い色眼鏡を掛けキャンディーを舐めたりして、驚かせるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・女の子たちの性に対しての会話が面白い。
1.”キスするときは、舌を絡めるの?””イヤー、汚い!”
⇒汚くなんかありません。序に言うと、舌を絡めるキスはフレンチ・キスともいうんだよ!
2.男の人のは、一番長くて2mにもなるそうよ。
⇒いくら何でも、それはないだろー。
・教師たちの、指導方法がナカナカに凄い。
特に太った美術教師かな。
時代的に、教師や学校が抑圧的であるが、女生徒たちはそれに果敢に挑んで行くのである。中には学校から逃亡し、新しい道に方向転換する女生徒もいる。
・アンヌも、初潮を迎えた辺りから、少し大人びて来るが、姉と一緒にお風呂に入ったりもしている。姉妹ってあんな感じなのかなあ。
衝動的に万引きしたり、かと言って父親と過ごす時間を大切にしている。両親は、そんな彼女をハラハラしながらも、大切に育てているのである。
<今作は、1977年公開のフランス大ヒット作品だそうである。ウェス・アンダーソン監督のお気に入りだそうである。それは分かる気がするなあ、と思った作品でもある。>
<2025年2月9日 刈谷日劇にて観賞>
ストッキングにあこがれていたあの頃
1963年、パリのリセ(女子校!)にかよう姉妹の話。
姉フレデリックは15歳、妹アンヌは13歳。
妹の視点から描かれる、ぱちぱち弾けるミントソーダみたいな思春期がいとおしい。
学校の先生が厳しくて驚きました。
70点ぐらい。オシャレ
2回観ました。
フランスの思春期の女の子を描いた映画で『なまいきシャルロット』を思い出した。
監督は女性の方で、監督の少女時代を基に作られたそうです。
設定が1963年で、クリフ・リチャードの名前や曲、シャドウズのレコード、が出てきます。
ジーン・ヴィンセントの「Say Mama」のフランス語カバー?で踊ってるシーンもある。
まーオシャレです。
ファッションや小物や背景というか風景というか、とにかくオシャレ♪
1番よかったのはオープニングの砂浜のシーンで、大好きな『エンパイア・オブ・ライト』みたいだった♪
女の子が主役で女の子目線なので、女性が観ると共感度がスゴいそうです。
オシャレ女子は要チェック!
男性が観ても問題ない(笑)
オシャレでシンミリして、よかった♪
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