「人は人 自分は自分」花嫁はどこへ? szk1109さんの映画レビュー(感想・評価)
人は人 自分は自分
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混雑した車内に新郎新婦が数組いる中で、花嫁を取り違えてしまったことから始まる物語。
プールは保守的な家族観を重んじる女性、ジャヤは当時のインドにおいては先進的な価値観を持つ女性。
おそらく対極ともいえる価値観を持つふたりだが、それぞれが自分の価値観を信じ、それぞれに幸せの形を持っている。
異なる価値観を持つふたりは、相手の価値観を否定することにより自分の価値観の正しさを証明するのではなく、自分の価値観を純粋に信じることにより、揺るぎない正しさを得ている。
ジャヤの揺るぎない価値観が、最後にマノハル警部補の心を動かしたのだと思う。
個人的にはマンジュおばさんが好き。
優しさと芯の強さを持つ魅力的な人。
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