「俺好きなんだ」花嫁はどこへ? 永田製麺さんの映画レビュー(感想・評価)
俺好きなんだ
伝統に根付く土着的保守性だったり、家父長制だったり、インドって今も前時代的、男尊女卑な文化が根付いてんだな、知らんけど。
だって、夫の家に嫁ぐまで素顔すら見せないし、それが美徳って異常じゃん。
ま、そこが大きな要因で2人の花嫁が入れ違ってしまう事件が産まれちゃうんだけど。
スパイ映画でよく有る同じカバンを間違っちゃうみたいにw
てもまあそんなコメディをフックに女性の強さ優しさ、自由意思をステキに描く!
もうね、後半は映画館で拳挙げるは、感涙するは、心震えるはサイコーだったよ!!
良いね。間違えられた先で個性や自由を知り掴み、少しずつも周囲に愛されるも、それは花嫁としてでは無く、一人の個としての人間として愛を獲得するのは素晴らしかったね。
それは優しさで有り、正しさで有り、学問で有り、愛だったり。
お二人共、ベール脱いだら凄え可愛い美人でスクリーンにびっくりして、もうあっこからアイドル映画として半分見ちゃったんだけど、インドの文化的価値観への否定反抗、自我の解放へのシナリオがサイコーで、もうね、応援頑張れ!の気持ちしか無いですよ。
そりゃあんな姿見ちゃったら協力したくなるに決まってんじゃん。
そりゃ絆されるよ、あの警察みたいに。
ごめん俺、女子とおっさんと童貞が頑張る話好きなんだ。
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uzさんのコメント
2024年10月12日
カバンの取り違えは、まさにそうですね。
ちょうどジャヤの旦那に警部補が(誘拐でなく)「紛失か、盗難か」といった問いを投げてましたし。
まぁ、あの男にとっては主体がジャヤでなく持参財にあるというのもあるでしょうが。