「映画で異国の文化、風習に触れる」花嫁はどこへ? みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
映画で異国の文化、風習に触れる
映画の良さ、驚きの一つは、異国の文化、風習に触れられること。
韓国なら「年功序列」が根強いとか、主人公が死ぬ話が好まれる、とか、
中国なら、お墓に顔写真が貼ってある、とか面白いな、と思う。
で、本作。
ベールを被って取り違えられた花嫁が巻き起こす騒動を描いたコメディなのだが、
(ドコまで本当か分からんが)
ベール、異様に混み合う列車、ヒトも荷物も屋根に載せるバス、妻が夫の名前を呼ばない、持参金、警察へのワイロ、などなど、いろいろ出てくる。
でもそのうち、男尊女卑というか、結婚は親の言いなり、夫から妻への暴力が許容されている、女子教育の軽視といった、インドの抱える社会問題も出てくる。
それでもやはりコメディ。
最後に意外な人物による大逆転で観客を喜ばせてくれる。
見たヒトみんなハッピーな気持ちにさせてくれる素敵な映画である。
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