劇場公開日 2024年10月4日

「自分の人生は自分のもの。それは自分の手で開くもの。」花嫁はどこへ? たつのこさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0自分の人生は自分のもの。それは自分の手で開くもの。

2024年10月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

こんなにも見事にハッピーエンディングを迎える作品って中々ないんじゃないでしょうか。清々しく幸福感に包まれた心温まる映画でした。
取り違えられた二人の花嫁だけど、帰りたい花嫁に帰りたくない花嫁と対照的な二人。それは偶然が生んだ出来事だったけど、その時間はむしろ必然であったかのようにとても大切な時間になりました。
見ず知らずの土地で過ごすうちに見つける自分の新しい可能性と勇気を持って行動する事の大切さを爽やかに描いていましたね。
周りの人たちに助けられながらも、周りをも笑顔にさせる二人。
インドの理想の花嫁像がどう言うものか知らないですが、自分の手で未来を切り開こうとする二人の花嫁が愛しくなります。
プールとジャヤ。
二人の花嫁が本当に可愛らしかったですね。
そしてそれぞれ迷い込んだ土地での交流がまた温かい。
プールが嫁ぐはずだったディーパクとその家族たちとジャヤ。
屋台を営むマンジュと駅に住みついているチョトゥとプール。
このそれぞれの出会いが二人を明るい未来に導いてくれました。
そして最初は賄賂受け取ったりして悪徳警察官と思ってたマノハル警部補が見せてくれた痛快劇。
ジャヤに言う「しっかり学べ」が温かかったです。
かん違いに始まった二人の花嫁の結末に笑い泣き幸福感でいっぱいです。
いい映画を見ました

たつのこ
たつのこさんのコメント
2024年11月15日

最初は素っ気なかった屋台のおばさんも力になってくれたし、悪い奴だと思ってた署長さんが最後助けてくれて良かったのでした

たつのこ
トミーさんのコメント
2024年11月15日

共感ありがとうございます。
インドの人情ですね~特に署長や売店のおかみさん。

トミー
CBさんのコメント
2024年10月12日

> こんなにも見事に
インド映画の、ど真ん中の直球みたいなストレートさが、俺の心を撃ち抜いて止みません。
あー、素晴らしかった!
同感です!!

CB
Mさんのコメント
2024年10月6日

この映画、よかったですよね!
どう見ても悪い警察官でした。最後はビックリです。

M