「秀でた才能を改めて認識した」セッションマン ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男 エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
秀でた才能を改めて認識した
ロック史に燦然と輝くセッションピアニスト、ニッキー・ホプキンスのドキュメンタリー。
所縁のアーティストたちのコメント、ニッキー自身のインタビュー、スタジオやライブでの演奏風景、参加したバンドやアーティストたちとの写真や映像などを通して彼の軌跡を振り返り、いかに特別な存在であったかを検証した。
思えば1960~70年代、ストーンズ、ビートルズ(もちろん4人のソロも‼︎)、ザ・フー、キンクス、そしてバンドのメンバーでもあったジェフ・ベック・グループ、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サービスなど、数多くの「決定的なレコーディング」に参加した。
白眉はストーンズ全盛期の諸作とジョンレノンのイマジンのセッションでしょうか。
しかし1963年にクローン病と診断されて以来、闘病生活を送っていたなんて全く知らなかった。50歳で亡くなるまで辛い人生だった。
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