「とってもニヤニヤできました」青春ゲシュタルト崩壊 赤の他人さんの映画レビュー(感想・評価)
とってもニヤニヤできました
冒頭で朝葉がシュートを外す前に、パスでシュートアシストしてるカットあるのがイイ
そこを認めずに課題だけを指摘する顧問のトンチンカン感が増す。顧問は分かりやすく嫌な奴のキャラ造形だから普通に敵役に見えるし
自室で鏡を見る努力した後のカットで、鏡が机に立てかけてあるのが少し映るようにしてあって、日常の中に回復の兆しを感じられて安堵した。
部員に詰められてる時と、バスケを嫌いになるのは悔しいと吐露する時の表情イイネ
中条さんと妹さんが2人で抱き合って、「何で濡れてるの?」って言われちゃうの良かった
普通に気になるだろうし、ホッコリもする
「バスケを嫌いになりたくないから、この部活を辞めます」は、なかなかエグいセリフだと思う😅
この部活の環境に不満があります! ってのを部員全員に叩きつけてる
聖が祈に「ウザっ」って言う時の声の作り方が、嬉しそうで良かったなあ☺️
お悩み相談部はサラッと映すだけで、本編には影響がないけど原作勢にも配慮した感じで良き。
最後にほっぺたにクリームが付いていないって事を認識できた朝葉は、症状がほとんど快復しているって解釈でいいのかな☺️
失顔症の表現は安っぽ過ぎるかなあ
無料アプリでも出来るようなボカシ加工みたい……輪郭部分だけを処理してるから浮いちゃって見えるのかな?
途中からあまり鏡に写った失顔症(ボカシ)を映さないようにしてたのは良かった。
あんまりあのボカシが映ってるとギャグみたいになっちゃうだろうってのは原作読んだ時から気になってたし
保健の先生が顧問に言い放った「ここはアナタの水槽じゃない」「一人ひとりに顔がある」のセリフは、あの人には伝わらないと思う。
顧問に対してじゃなく、観客に向けた言葉だよなあって感じちゃって、少しメタな気分になりました
映画化に際して脚本で少し変えてる部分もあったけど違和感なく観られた。
原作でお気に入りだった常磐先輩が出てこなかったのは残念だけど、中途半端に出すよりは良いと思う。複雑な役回りだし
杏里が部室で朝葉に対して「八方美人〜」って発言するときに葛藤を滲ませた表情をするのは、映画内での彼女の立ち位置をハッキリさせるのに効果的だったなぁ
原作では割と本心として朝葉を嘲ってる感じがしたし
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