「青年期ならではの悩み」青春ゲシュタルト崩壊 米粉さんの映画レビュー(感想・評価)
青年期ならではの悩み
高校生の頃って本当に脆い。ちょっとしたことで精神疾患を患ってしまいがち。作中では水槽と例えてたけど私は学校を刑務所だと思ってた。集団でうまくやっていけない人にとって学校はすごく窮屈。大人になっちゃえば陰口聞いちゃっても「誰が八方美人ですって〜?あ、私が美人ってこと?ありがと〜」って言えちゃうんだけどね。
ところで青年期失顔症ってそんなに生活に支障あるかな?普通じゃないことは辛いかもしれないけど…。親や兄弟に打ち明けて、黙ってよしよししてくれてた家族もすごい。私も保健室にあった本の中の精神疾患あるけど、家族や友達に打ち明けたいと思ったことないな。
そしてバスケ部の友達。本人のいないところで他の部員の悪口に乗っかって「八方美人」呼ばわりするのはよくないけど、あの子はあの子で友達に本音を打ち明けてもらえなくて辛かったんだろうな。聖と打ち解けて笑顔の朝葉めちゃくちゃ可愛いし、あの笑顔をあの友達は見れなかったんだなと思うと切ないね。バスケ部は引退したけどバスケは好きってことは別のチームに所属したのかな?地域のチームに所属して活躍するシーンとかあればよかったのに。
あと、ガチで体調不良でよく保健室通ってた身からすると保健室に居座る人がいるの迷惑すぎる(笑)教室に居場所がない人たちのための場所が保健室以外にもあるといいよね。保健室の先生、瀬戸朝香がいい先生やってるの違和感…(未だに10年前のライフのクソ教師のイメージが抜けない)
今時自転車二人乗りシーン珍しいなって思ってたらちゃんとエンドロールに注意書き書いてあった(笑)
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