劇場公開日 2025年6月13日

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「(自分の顔が)見えない子ちゃん」青春ゲシュタルト崩壊 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 (自分の顔が)見えない子ちゃん

2025年6月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

2025年映画館鑑賞58作品目
6月14日(土)イオンシネマ石巻
6ミタ0円

監督は『終点は海』『Kay』『春の嵐がやってくるまで』の鯨岡弘識
『いつか輝いていた彼女は』では音楽担当
脚本は『リカ 自称28歳の純愛モンスター』『顔だけじゃ好きになりません』の三浦希紗

ストレスから青年期失顔症を発病してしまった女子高生の話

原作は小説投稿サイト『野いちご』で発表された
ラズベリー賞のパクリとは関係ない
小学生にも読んでもらうためルールとして性描写や暴力描写は御法度らしい

残念ながら青年期失顔症は架空の病気
失顔症という病気は実際にあるが全く別の病気
青年期失顔症という病気が実在しないことを知りがっかりしたのは事実
たしかに自分を見失うからといって自分の顔だけ見えなくなるメカニズムが理屈として全く理解できなかった

『あたしの!』の頃は役作りでもないのになぜかぽっちゃりしていた渡邉美穂
バスケ部部員ということでベスト体重で臨んできたのは高く評価したい

聖と朝葉が海辺の公園のバスケのゴールでシュートを決めるシーンがあるがさすがバスケ部一発で決めた
実際は何度もやってNG連発してたに違いない
喜びが爆発しそうになっていたがバスケ部ということで当然とばかりなんとか抑えたようだ

語弊を招くかもしれないが月加役の新井美羽が良い意味で面白い顔をしている
今後に期待したい

兄役の濱田がずいぶん雰囲気が変わった
もう子供じゃない
ずっと年下だけど兄貴と呼びたい

毒を食べて生きて行く件は文春はじめ東京のマスコミに対する皮肉か

配役
トップクラスだった水泳を辞めてしまった金髪の高校2年生の朝比奈聖に佐藤新
聖の幼少期に島田泰我
聖の同級生で女子バスケ部所属の間宮朝葉に渡邉美穂
朝葉のクラスメイトで同じくバスケ部に所属する友人の金守杏里に田辺桃子
朝葉の後輩の中条月加に新井美羽
女子バスケ部の顧問の桑野仁に水橋研二
高校の養護教諭聖の雨村叶乃に瀬戸朝香
月加の妹の中条光に河村ここあ
朝葉の同級生でバスケ部員の若菜に福室莉音
バスケ部員の薫に水瀬紗彩耶
バスケ部部員の朋美に愛来
朝葉の兄で大学生の間宮夕利に濱田龍臣
朝葉の母の間宮葉子に戸田菜穂
聖の幼馴染で叶乃の甥の山下祈に藤本洸大
祈の幼少期に藤代翔真

野川新栄
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