ロングレッグスのレビュー・感想・評価
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脚を縛っても子供は大きくなる
当選おめでとう!おどろおどろしい雰囲気ありありで、特に作品中盤くらいまでビビりまくっていた…。アートホラーっぽい雰囲気のくせして、割としっかり音でもビビらせてきたのちょっとウザかったけど、我らがニコラス・ケイジはマリリン・マンソンみたいな見た目になっても超絶ノリノリでニコケイと分かって見ていても怖かった不気味な恐怖。誰もが心の奥底に悪魔(凶暴性や残酷性)を飼っている、悪魔に生かされた子どもと、悪魔にかこつけて特定の年齢の少女につけ入るヤバい奴。『羊たちの沈黙』✕『セブン』✕『ヘレディタリー』っぽさ=名付けて羊たちのヘレディタリー・セブン?『羊たちの沈黙』でも『セブン』でもないけど、これもまた心に棲みつくような悪魔的怖さか…という意味で『ヘレディタリー』が一番近い気がする。サタン万歳?!
悪い意味で騙された
ゾディアック的かと思いきや
連続殺人、暗号と来ればゾディアック的な殺人事件ものか!?と思いきや・・・
その実オカルトホラーでしたwwwまぁこっちも大好きなんで結果オーライなんですけどね。
コミュ障で直感(超能力)に秀でたリー・ハーカーFBI捜査官が謎の暗号が残される連続殺人に挑むが、犯人ロングレッグスとの因縁~まさかの共犯者と対面する物語。
エンドクレジットまでニコラスケイジどこ出てんだ?って思ってたらロングレッグスでした(ミッキーロークがノーメイクで演じてんのかと思った)シンパシーフォーデビルといいニコケイは悪役のが映えると勝手に納得。
あと、お母さんの「生かせてもらってるんだから」って台詞の意味がジワジワ来た。
あしながおじさんが来る。
冒頭の赤い画面に目や脳がかなりやられて、気持ち悪くなるが、治ったその後の映像が心地よく思えた所に、頭を撃ち抜かれる。
掴みはいいんだが。
サスペンスじゃなく、ホラーですな、キャラが良い。
しっかりラストは教えてくれるしモヤモヤ感は無い。
小生、昔からあしながおじさんには違和感があった。
何処のあしながおじさんも一筋縄ではいかないね。
ニコラス・ケイジの怪演が救い
連続殺人鬼が登場するサスペンスはなんだかんだで楽しみにしてしまう。「羊たちの沈黙」とか「ゾディアック」とか「セブン」とか。本作は殺人現場に置かれた謎の記号とかコンビを組んでいた同僚刑事が犯人らしき家を訪ねるシーンとか、期待感が高まる序盤。
早めに正体がわかるロングレッグスを演じたニコラス・ケイジは面白さと恐ろしさの境目を行ったり来たりする絶妙なさじ加減。彼は怪演俳優として絶対的な立ち位置を確立した感がする。あの演技はすごかった。
でも、なんか不穏な空気を感じる。事件の内容的な不穏さもあるが、そうではない。わけのわからなさという意味での不穏な空気だ。案の定、変な方向に話が進んでいく。キリスト教がベースにある欧米社会ではこの手の恐怖心が受け入れられるのだろう。いや、日本で生きてきた自分でもある程度は怖かった。それくらいに後半はインパクトがある。でも、事件の真相を解明するのが最終的に捜査や推理じゃないことが引っかかる。あの暗号もなぜ解読できたのかがハッキリしない。個人的にここは楽しみにしていたのに!ミステリー的な部分を期待していたのに、個人的な好みと決定的にズレていることが問題だった。話がわからないわけではない。辛うじてだが理解はできたはず。でも響かない。宗教の違いから生じる感覚のズレなのかなとも思う。それか映画の宣伝の問題。サスペンスとしての宣伝だったと思うが、この内容ではホラーに近い。配給会社の宣伝担当もどの方向で宣伝していくか悩んだのだろう。結果として明らかに失敗だった気がしてならない。
サスペンスホラーなのに眠かったー
もったいぶる割に大したものは出てこない
【"もうすぐ、お誕生日だね・・。”悪魔に魂を売った男が、娘を守る母の気持ちを利用した30年にも亘る恐るべき所業を不穏極まりない空気感、不安を煽る音響の中で重層的に描いたダークなサイコスリラー。】
■1990年代のオレゴン州。30年間で10家族が惨殺される事件が起きるが未解決のままである。そして、事件を捜査するFBI新人捜査官のリー・ハーカー(マイカ・モンロー)は、自分の類稀なる直観力で容疑者を捉えるべく奔走する。
殺害現場には外部から侵入した形跡はなく、”ロングレッグス”という署名が記された暗号文が残されている。
被害10家族の共通点は、13日が誕生日の女の子がいる事。犯行はその前後に行われている事。妻子の殺害は父が行い、父は自殺している事である。
ハーカーは、何かを知っているかの如き母親ルース(アリシア・ウィット)と、上司のカーター捜査官(ブレア・アンダーウッド)と連絡を取りながら捜査を続けるが、新たな事件が発生し、自分の過去と事件の繋がりが徐々に明らかになって行くのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・冒頭、T-レックスの名曲”Get It On"の歌詞がテロップで流れる。
”見た目は細くて弱そうだけれど、ヒドラみたいな鋭い牙がお前には生えている。凄く、エロくて可愛くて、しかも俺のものなんだ。”
この歌詞が意味する事は、この恐ろしい物語を見て行けば分かるのである。
そして、田舎の家の前の少し離れた道路に車が止まり、家の中に居た女の子が外に出てくると、顔を白く塗った長髪の男が、女の子に気味の悪い声で声を掛けるのである。"もうすぐ、お誕生日だね・・。”
・そして、時は1990年代。リー・ハーカーは未解決事件捜査の一人として現場に出るが”あの家に容疑者がいる・・。”と言った家に相方が行くとドアが開けられ彼は射殺される。その家は、且つて一家惨殺された家だった。
・リー・ハーカーは疲れた顔で、頻繁に母親に電話を掛ける。母親は明るい声で対応するが、画面のトーンは暗く、不穏である。
・徐々に冒頭の少女が、リー・ハーカーである事が明らかになって行く。彼女の誕生日も13日である。そして、ルースがリーを狂った人形製作者”ロングレッグス=ゴプル”(白塗りで良く分からないけれど、良ーく見るとニコラス・ケイジ)から助けて貰うために、その呪いの人形を幸せそうな家庭に修道女の恰好で”プレゼント”として届けていた事が分かるシーンは恐ろしい。リーは同僚の女性と母ルースの家に行くが、母は密かに車で待つ女性をライフルで撃ち殺すのである。
ここ迄来ると、ゴプルが現場にルースに残させた暗号文の”ロングレッグス”の意味も氷解するのである。
■”ロングレッグス=ゴプル”は捕らえられ、取調室で自ら頭をテーブルに何度も叩きつけ死亡する。
だが、彼が作った呪いの人形はその効力を失った訳ではないのである。
そして、修道女の恰好をしたルースは、人形をリーの上司のカーター捜査官の家に届けるのである。
椅子に腰かけるように置かれた不気味な人形。
娘の誕生日のケーキを切るのにナイフがいるというカーターの妻。
虚ろな目のカーターは妻と共に、”ケーキを切るために、キッチンに消える”のである。
物凄く怖いし、嫌な気持ちになるシーンである。
キッチンからは異様な音がし、血だらけのカーターのみが戻って来るのである・・。
そして、エンドロールで大音量で流れる”Get It On"・・。
<今作は、悪魔に魂を売った人形作りの男が、娘を守る母の気持ちを利用した恐るべき30年に亘る所業を、不穏極まりない空気感、音響の中で重層的に描いたサイコスリラーなのである。>
10年に1度の恐怖………?
ホラーでも無く、猟奇殺人でも無くあえて言えばナイトシャマラン系か
ネタバレでもなんでも無いが、匂わせながらそれほど怖くない(ちびっ子はわからないが)
監督オズ・パーキンスは「サイコ」のアンソニー・パーキンスの息子。公式サイトでは、「羊たちの沈黙」×「シャイニング」×「セブン」×「ゾディアック」に影響を受けた・・・なんて、シリアルキラー作品っぽい匂いをプンプンさせていたが、この雰囲気からこっちへ持っていくか〜という意外性は、ある意味ナイトシャマラン系と言えるかもしれない。
全く想像していなかった結末、⭐︎は低いが結構惜しい作品。
ニコラスケージは、言われてもわからないほどの変貌ぶりで、その他出演者との格の違いが凄すぎ。
⭐︎は低いがA24同様、C2 Motion Pictureも今後注目の独立系製作会社だという事はわかった。
こうゆうのはフェアじゃない
キモラス・ケイジ
期待してた割に…
ニコラス・ケイジと認識するまで時間がかかった
フィクションなので野暮なことは言いたくは無いが、黒魔術?によって簡単に人を操れる感じや、安易なジャンプスケアが好みではなかったかも。
主人公の幼少期のトラウマや半分超能力者というのもその影響なのだろうが、物語を都合よく進めるための設定にしか感じられなかった。
主人公はイット・フォローズのあの子?当時はもっとふっくらして血色が良かったイメージがあったけど、あんな感じになったんだと驚き。(役作りなんだろうけど)
ロングレッグズがニコラス・ケイジだとわからるまで少し時間を要したが、それほど作り込んだ人物設定だったし、ああいった怪演をさせると流石に一級だと感心させられた。
あれで死ねるってビックリだが、相変わらずの美声に酔いしれたしw
一番怖かったのは母親。
洗脳させられたビー玉みたいな目って白人特有の武器だと思う。
肩透かし
あしながおじさん
予告編で期待すると大抵失望させられるパターンが多い。本作は失望とまではいかないが、やはり期待外れの感は否めない。
悪魔とか幽霊なんて架空のものはもはや大人にとっては子供だまし。この世で一番恐ろしいのは人間なんだからその人間の恐ろしさを描いた方がもっと怖くなっただろうに。
悪魔崇拝の話とかになると物語が途端に絵空事のように感じられてリアリティがなくなり、恐怖感も薄れてしまう。
ニコラス・ケイジ主演で同じような作品が過去にもあった。「ノウィング」という作品。あれも中盤まではすごいミステリーサスペンスだと思って見てたけど、結局はノアの箱舟を描いた宗教色あふれる展開になってしまってがっかりさせられた。なんだ結局は宗教映画かと。思えば歴史的大傑作の「ベンハー」もそうだ。でも「ベンハー」はその描かれるスペクタクルがすごすぎてその宗教色に関わらず全世界に受け入れられたけど。
本作もそれらの作品に近い。中盤まではすごい思わせぶりな展開で観客をぐいぐい引っ張る吸引力は見事だ。ただ終わってみればやはりただの悪魔崇拝、魔術による殺人、悪魔降臨のためのアルゴリズムの完成みたいな、とてもリアリティのない絵空事で終わる。
ロングレッグスなる人物がなぜあのようなことをしたのか、リーの母親がなぜ彼にあそこまで加担するほどに追い詰められたのか、母親が置かれた社会からの孤立の状況を、ロングレッグスがあのような犯行に至る状況を描いて人間社会の歪みが彼らを生み出したことを描いていればより深みのある作品になっただろうに。登場人物のキャラクターの掘り下げが足りないのが本作の致命的な欠点。
本作のビジュアルイメージは確かに素晴らしい、だがビジュアルにばかりこだわると中身が大抵追い付かない作品が多い。
リーは幼い頃ロングレッグスに出会った。彼女は彼に見初められ、彼は母親の協力を条件に彼女の命を奪わなかった。彼女の代わりに他の少女たちの命を奪い続けた彼は彼女にとって自分の命を救ってくれたあしながおじさんのような存在だった。
前作の「ドリームシナリオ」に引き続き今回もアカデミー賞クラスのニコラス・ケイジの幅広い演技力が堪能できて満足。ロックを歌うかのようなロングレッグスの口調にハマってしまった。このキャラは新たなホラーキャラクターとしての魅力十分だと思うので続編で是非とも蘇ってほしい。悪魔の力でそれは可能でしょう。テリファーとのコラボもありかな。
主演のマイカ・モンロー、最初はだれかわからなかった。随分しぼられて精悍な感じになっててすごく良かった。
ちなみに悪魔崇拝というが、トランプ支持者のキリスト教原理主義者の中には世界がアルマゲドンで滅亡して自分たち神に選ばれた者だけが復活出来ると本気で信じてるものもいるという。その前提として世界を亡ぼすべきだと考えてるらしい。だからトランプを支持したのだと。ある意味悪魔崇拝よりも恐ろしい。
3月"14"日公開
ニコラスケイジが殺人鬼役、
予告は1番最初のだけ観ている状態だったので、ニコラスケイジがどんな姿なのか分からないまま観にいきました
ニコラスケイジがどんな姿でどんな演技をしてくれるのかと楽しみにしていました
ホラーのシーンが超怖い
最初の雪のシーンからビックリした
オープニングも所々に変な画像が映し出されてこれヤバいなってその段階で思った
ちょっとなめてました…すみません
その後もホラー演出は止まりません。
この映画、音の使い方が超上手
不快な感じの音もあるし、驚かせる音もあって超怖かった
あとこの映画が3月"14"日公開なのが怖さを倍増させてました。
公開初日に観にいけてよかった
ニコラスケイジの演技も最高でした。
どのシーンでも演技が超怖くてヒヤヒヤドキドキが止まりませんでした
最初のシーン、机に顔を…のシーンとかも怖かったけど
ラストのハッピーバースデー歌ってる時は、怖すぎてもうずっと震え上がっていました
ストーリー的にはこれは僕が悪いのですが、ラストの展開と似たような映画を観たことがあったので、ちょっと期待外れだったかな…
似たような感じといってもお母さんが実は…っていう展開もあったから全く同じというわけではないのですが、鑑賞後何か物足りない感じになりました
何が足りないかなと考えた時にやっぱりニコラスケイジがもっと観たかった!
さっきも書きましたけどニコラスケイジが最高だから、あのヤバい感じをもっと観てみたかったなと思いました
清水崇監督曰く「見終わった後、もやもやしますネ、」
アフタートークで、清水さんの感想は 中学生の妄想かっ!っていう中ニ病的映画だそうです。
ストーリーは 広げるだけ広げて 伏線回収もなく、
結局終始つかなくなって 犯人は◯く◯にしてしまって て
結局 胸くそ悪い映画だったよ。
インディーズのホラー映画、過去10年で最も観客数があったの前評判、
誰が何と言ったとしても 、私が面白くないと感じたのは おもしろくナイ!
「アノーラ」のアカデミーもありえない!
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