少年と犬のレビュー・感想・評価
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七瀬さんと犬とピアノ音!
本物の犬の演技と西野七瀬さんの演技力と途中に入るピアノ音がキレイでした。
ストーリーも時間内にまとまっていて泣けましたがファンタジー観が無ければもっと高評価でした。実話のみで責めて欲しかったです。
ラストのセカオワさんの主題歌、ピッタリで切なくて泣けました。
西野さんの熱演は凄いですが、映画なのに、語って説明しないと成り立たない構成はマイナス
西野七瀬さんの熱演は凄いと思います。こういう役が意外と上手なのかもしれないですね。お相手の高橋文哉さんも、グッドです。途中までは、お二人の演技がとても良かったと思います。湖に飛び込んだ直後なのに、お二人がほとんど濡れていなかったのが、ちょっと惜しいぐらいかも・・・ ふつうなら、全身びしょびしょ、ドロドロのままですよ。
ただ、後半への展開は、難しいですね。内容はともかく、それを、亡くなった人に説明させないといけない構成は、ちょっと厳しいと思います。主役のワンちゃんがしゃべれないので、代わりに語ってくれる役を作らざるを得なく、ストーリーに関係なく、無理やり死なせて幽霊にしましたみたいなのは、減点です。
もう一つ、その全体の話を西野七瀬さんが、たまたま出会った小学生に語るという設定も、無理を感じました。見も知らない小学生に声をかけて、連れまわすのは止めましょう。
どちらも、他に表現する方法ってなかったのかな?とちょっと残念に思います。
何コレ?というファンタジー化
多聞役の名優・さくら(シェパード)の熱演が最大の見どころ。
ああ、さくらちゃんかわいい。
タイトルから、ハーラン・エリスンのSF小説を基にしたポンコツクソ映画の方が真っ先に思い浮かびました。
女のことしか頭にない少年が、女に出会うたびエッチする近未来世界の話を、高橋文哉が犯りまくるのかと想像していたら、そんなことは起きず。
たまたま馳星周の直木賞受賞作は過去に読んでいて、比較したのもややマイナスに働いた。
もともと犬視点の短編連作小説で、これを無理くり一本のロードムービーに仕立てたために、ラストはファンタジーになっちゃってて「何コレ」状態。
案の定、同じ監督の『ラーゲリより愛を込めて』同様に、原作の時間軸ずらしやエピソード取捨選択・改変をし過ぎて、無理矢理「感動させよう」と力が入りすぎた印象が強い仕上がり。
勘弁して、というくらいの押し付けがましさを感じました。
犬と西野七瀬を愛でる気持ちがあったので、なんとか耐えられました。
単純ではなかったが微妙🦆さくらに🎉
もう一歩何かが足りない
どうしても…
神様は役ただつや
犬好きにはたまりません
リアルな苦しみが顕著に…
試写会当選で鑑賞。
採点にあたり、個人的に「ラーゲリより愛をこめて」が史上最高評価だったこともあって、同じ監督の作品という話を聞いて期待値MAXで挑みました。高すぎた期待の分だけ辛口評価になっていることをご理解下さい。
はい、個人的には泣くほど感動的とか、すごく心温まるというほどでは無かったです。
前半、起承の部分といった所は、世の中でありそうな話がちりばめられており、それでいて重苦しい気分に。これがスッキリする形にまとまればさぞ感動するだろうという期待がありました。ただ、後半、転結の部分といった所でちょっと設定がフィクション感強めに感じてしまい、こんなお話もあるかぁ程度の気分で観るモードへ。
多分ですが、これはターゲット層が私のように「普通に映画を趣味に出来る程度に裕福」な人では無い気がします。登場人物のように、何か問題や苦しみを抱えている人ほど強く感情移入して魅入ることが出来そうな映画だなぁと感じました。
宮内ひとみ
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