少年と犬のレビュー・感想・評価
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なんやこのぺらぺら作品は。
ヒューマンドラマ系かな?感動できそうでいいなと、公開を待ち侘びていたのですが、いざ観てみたらなんだこれ?????ファンタジーなの?ヒューマンなの?どういうふうにしたかったの?なにを伝えたかったの?色々と質疑応答させてほしい作品でした。
心理描写が見えない。感じ取れない。だから、作品のなかにイマイチ入り込めなかった。白けるシーンもあって(たとえば結婚式の余興とか)冷めた気持ちになってしまった。あと、時系列の組み方もうちょっとどうにかならなかったですか。いついつのどこです、と作中に入れてくれてはいるけど、そんなにタイムリープされてもついていけないよ…観づらかったなあ。
グダグダ言ってますが、嬉しいこともありました。高橋文哉さん以外のキャスト情報をあまり把握しないまま鑑賞したので、柄本明さんが出てきたときはかなり心拍数上がりました、好きなので。すごい脇役。数分だけの出演。たった数分なのに、泣けた。この瞬間、初めて、やっと、感情移入できて泣けた。レビューの星、すべて捧げます。存在感がすごい。忘れられない。少女や少年よりこっち掘り下げてほしかった。
全体を含めての感想だと、なんて薄っぺらい作品なんだろう。になってしまう、どうしても。残念で仕方ない。鑑賞作品のカテゴリーやレビューの評価基準がもし僕と似通っていて、観に行こうか迷っている方は、配信でもいいかもよとお伝えしたいです、心から。今年ワースト1になるかもしれない。個人的に。
思っていたのとは・・・
泣けた
少年と犬
思ってたのと違ったな
予告から、動物と人との織りなす感動の物語を期待して、公開初日に鑑賞してきました。思ってたのとちょっと違い、後半のファンタジー展開にびっくりしましたが、犬の名演技にほだされて、気持ちよく泣かされてしまいました。
ストーリーは、東日本大震災から半年後の仙台で、犯罪グループの下っ端として日銭を稼いでいた青年・和正が、偶然出会って飼い始めたものの、ある事件を機にいなくなってしまった犬・多聞が、滋賀県で暮らす女性・美羽のもとで飼われていることを知り、美羽のもとを訪ね、彼女とともに、多聞がずっと気にしていた西を目指すというもの。
なぜか西を目指す多聞と、多聞との交流を通して変容するさまざまな人の姿が描かれ、多聞がもたらしたたくさんの幸せを感じて、鑑賞後はじんわりと心が温かくなります。多聞と出会ったことで、和正の母に明るさが戻り、姉は笑顔になり、自身もまっとうな仕事に就き、何か一つぐらいいいことがしたいと望むようになります。人生に絶望していた美羽は再び生きる意味を見出し、孤独な老人は最期の瞬間を看取ってもらい、心に傷を負った少年は声を取り戻し、命を救われます。
多聞が振り撒いた幸せのタネは、きっと人々の心で芽吹き、これからも大き育っていくのでしょう。そして、救われた少年が言うように、亡くなったからといっていなくなったわけではなく、多聞は人々の心の中に、和正は美羽の心の中に、これからもずっといるのでしょう。東日本大震災、熊本地震で多くの命が失われましたが、その方たちも愛する人々の心に溶けこみ、今もずっと存在し続けているのでしょう。本作は、震災の鎮魂歌でもあるように思います。エンドロールは、セカオワの「琥珀」がじんわりと沁み、心穏やかに余韻に浸れます。
ただ、時系列が頻繁に行ったり来たりして、なんとなく感情が寸断されてしまい、どっぷり浸れるとまでは言えません。また、多聞の出会う人々がそれぞれに苦しい事情を抱えているのですが、その情報量が多すぎて、内容を詰め込みすぎな印象を受けます。この二つが原因で、話がちょっととっ散らかっているように感じられるのは残念です。
主演は、高橋文哉さんと西野七瀬さんで、多聞へ思いを感じさせるとともに、多聞を通して変化する二人の関係性を見事に演じています。脇を固めるのは、伊藤健太郎さん、伊原六花さん、嵐莉菜さん、栁俊太郎さん、一ノ瀬ワタルさん、斎藤工さんら。そして、なんといっても多聞を演じたワンちゃんが最高です。
無常なる人生への向き合い方
予想以上に低いレビューでびっくり、 久しぶりに大号泣しました。。
主人公2人がろくでもない!!!!
中途半端
映画化あるあるです!馳星周の原作とは似て非なるストーリーです。
東日本大震災で飼い主と死別した多聞と云う変わった名前の犬。
多聞は震災後、飼い主と毎日遊んでいた公園で、飼い主や飼い主の友人、その友人の孫の光を探していたが出会うことが叶わず忽然と姿を消す。
多聞は頼るものがいなくなり、光を探すべく窃盗犯の男、外国人の泥棒、老夫婦、わけあり少女、大津の娼婦、島根のマタギ等と暮らしながら、5年後熊本に移住した光と再会する。
しかし、今度は熊本大地震に会い光は倒壊した家の下敷きになるが、光の上に覆い被さった多聞のお陰で助かる。
と云うストーリーなのだが、最初に出会った窃盗犯の男は直ぐに死んでしまうはすが、娼婦との出会いで再登場したり、島根のマタギは少ししか描かれません。
オリジナル要素も取り入れたとは解説されていますが、もう少し原作に近いストーリーで作って欲しかった。
⭐︎3.2 / 5.0
泣ける映画は良い作品なのです。
映画を観た後、家でテレビをつけたらSEKAI NO OWARIが映画の主題歌「琥珀」を唄っていた。心に沁みるとても良い曲なので、映画のシーンを思い浮かべながら聴き入った。
私も原作は読んでいるが、かなりのベストセラーだったので映画の方のストーリーの繋ぎ方や映画オリジナルの脚色に難を付ける読書の方が多かったりで評価はあまり高くないようだが、私は良作に仕上がっていたと思う。
原作は多聞が繋ぐ6つのパートからなる短編の連作だが、原作者の馳星周は「映画も小説も全部書いたらつまらない。省略という余地がある。その省略の部分に読者なり観客なりのイマジネーションを働かせる余地を残すのが、物語だと思います」(映画パンフより)と、瀬々敬久監督の演出も林民夫の脚本をちゃんと認めています。
高橋文哉は「ブルーピリオド」での女装の美大生の演技がとても上手く注目していたがこの映画で更に成長したように思いました。そして、何より西野七瀬がめちゃくちゃ良かった。「狐狼の血2」で評価はされたがまだまだ女優としてはブレイクしたとは言えないなか、今回は幾つものシーンでさまざまなな女を表現し、特に出所後のスッピン顔の抜け切れた表情と語り口では新境地を切り拓いたのではないかと思っています。
私も愛犬家ということもあり、映画観ながらかなり泣けてしまいエンドロール終わっても涙が止まりませんでした。
泣ける映画は良い作品なのです。
原作未読
かなり重たい流れからラストへの導きに熱いものが!
『犬の佇まい』星満点🈵。しかし 大仕掛けな割にストーリーがイマイチ 残念。
実質的な 主人公 ♀ジャーマン・シェパードのさくらちゃん
の佇まいに心打たれた。俺 中型 大型犬が好きなのね😍【ごめんなさい🙏小型犬は嫌い😠です。】
言葉は通じなくとも 心は通じてる 犬の良さ がたまらない
【🈶有料パンフに情報あり 有料パンフは 文字間は大きく サイズが大きいが モチっとコンパクトの方が良いと思った。】
ストーリーが 原作者の方には申し訳ないが イマイチ弱かった。チカラワザ。
高橋文哉さんの良さが生かされず。非常に残念😢
だが 斎藤工 さんの 存在感のデカさ に救われた感じ。
まあ人によりますヨ。あくまで個人的感想です 映画館で是非。
【年度末時短レビュー継続中 やった❗️真の時短達成❗️】でも若干長く感じた。本作。申し訳ない。
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