少年と犬のレビュー・感想・評価
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ただただ犬の出来が素晴らしい
本名がサクラさんなのに、多聞等いろいろな名前でもしっかり演技ができていることに感心
忠犬ぶりが涙を誘う
西野さんの関西弁は新鮮だけどやはり地元のソレ
元アイドルなのに女優魂はさすが
高橋さんはあの人が消えたでもいい演技と思いましたが、ここでも存在感はさすが
フィクションとはいえファンタジー要素が?だが、人と犬の絆の物語としては満足
ズバリ最悪でした私の記憶では草彅剛様の日本沈没以来の最悪の作品でし...
R指定無しでいいの?
前半は窃盗、暴力、殺人、デリヘル…描写あり。
ただの犬と少年と犬の心温まる映画だと思って子供連れて見に行く人もいると思うので注意。
雪があるのに薄着だったり、ちょっと気になるシーン多めでした。
後半は泣けました。
原作とは少し違って、オカルト的なストーリー展開
馳星周さん怒ってませんか?
後半の追い上げがすごい
2025年劇場鑑賞100本目。
エンドロール後映像無し。
被災地泥棒が主人公と知って下手なヤクザより最低な人間だと好感度マイナス100に。犯罪現場に犬連れて行くのもホント嫌で、途中から出てきたヒロインもなんか絶対ヤベぇことしてるし、犬映画としては斬新なんだけど、泣けそうにないなこれ、と思いながら観ていました。少年っていうには高橋文哉年いきすぎだろ!
転機は全く農家が似合わない斎藤工が出てきてからです。ここらからやばい、ちょっとこの後の展開想像しただけで涙でてきました。少年も出て来て安心。
もしかしたらこれ実話なのか?と思っていたのを完全に否定されながら後半は泣きっぱなしでした。西野七瀬はあなたの番ですの頃に比べて上手くなりましたね。
あと悪い夏と同時に毎熊克哉またクズやってると思ったら毎回毎熊克哉と間違えるでおなじみ柳俊太郎でした。
原作読んでません
犬と人間は魂で繋がっている
*犬(ワンコ)と人間の深い愛情と信頼関係は一生忘れないもの。そしてワンコと出会った人たちは、魂で繋がる、ワンコは無償の愛をくれる。そして人たちは何が何でも前を向いて、まっとうに生きようともがくんだ。 多聞は出会った人たちに深い愛を注ぎながら、ずっとあの時出会った少年の事に思いを馳せている。 *では多聞はどうして東北から熊本まで行けたのか?それは魂で繋がった守護霊がいたから!! 私はなんだこりゃ??とは思わない、こんなストーリーが無いとは言い切れないからだ。多聞はこう言う魂を持ったワンコだったのだ!! *そして衝撃のラストに涙を流さずにはいられなかった!!
*余談ですがかつて私たちは保護犬と生活した事があって、慣れるまで凄く大変だったけど、愛情と信頼関係が築かれれば、そのワンコは精一杯愛をくれた!夫婦げんかをすれば間に入り込んで仲裁してくれるし、認知症ぎみでヘビースモーカーの義父が小火を起こしそうになった時はいち早く教えてくれた! *犬友のゴールデンRのワンコは友人の夫が大怪我をして記憶を一時的に記憶を失った時もずっとリハビリにつきあってくれたり、そのワンコは人間に見えない何かが見えるらしく、マンション選びの時もそのワンコの落ち着いていられる所を選んだとか。その他にも犬友の 魂話 はけっこうある!信じるか信じないかはあなたしだいです!!!!
少年と犬の国のアリス
原作も読んでいたし、それに犬。これまで犬、狼、そういえば馬の映画もあったが、泣けなかったことはない。
でも今回の作品はいままでのどの映画とも次元が違った。感動を高めるような泣かせる作劇の定石(クリシェ)がことごとくはずされる。劇中音楽(車の中でCDを聞く、セレモニーの会場でマイクに向かって即興で歌うなど)を除きほとんど音楽はない。人物が悲しい結末におちいったとしても過剰な説明もさける。犬への擬人的な感情移入を誘う描写もない。極めつけは、ロードムービーへの展開かと思われる手前で主人公の一人が消える(アントニオーニの映画のように。もちろん違う形で再生するのだが)。期待する感情の流れがストイックに抑えられるのだ。まるでそういうことを描く映画ではないのだというように。
たしかに冒頭にはっきり示されていた。同級生に疎ましがられ、他のみんなみたいに塾帰りにお迎えもない見知らぬ小学生がバスの中で、宇宙図鑑をひとり読んでいる。通路を挟み隣にいる美羽は何を感じたのかその女の子に話しかける。いくつかの会話の後、女の子の問いかけに答えるように美和は語り始める。多聞という犬の物語を。どこからきてどこへいくのかという問いへの答えを。私たちが見るのは、偶然に出会った女の子に美羽が語る物語なのだ。語り口は不自然なときも共感をさかなでするときもある。しかしこれは過酷な過去と犯した罪から立ち直り再び生きなおすために回想し語りなおさなければならない物語だ。その物語はあまりにもせつないが、なんと輝いている事だろう。
ラスト、物語を聞き終えた女の子は石段を登って帰っていく。まだ幼かった多聞が少年と遊んだ公園を美羽は眺める。このシーンは見事だと思う。なぜならそこに(たぶん私たちも画面の中にさがした)シェパードの姿がなかったから。涙が溢れるのを押さえられないでいるとテーマ曲が静謐に流れクレジットタイトルが始まった。
消費されて終わる映画だとはとても思えない。数十年後にも残る映画に違いない、少なくとも私は忘れない、と確信し映画館を出た。女の子と美羽がさいごに語り合っていたあの焼肉のお店、そういえば、こういうことが自分にとっての幸せだと美羽はあの頃はずかしそうな瞳で言っていたのを思い出した。
人生に救いはあるのか。
西野七瀬の抜け感
冒頭、バスで小学生に突然話しかける設定は不自然だったが、西野七瀬が演じた語り手の美羽がふわっとしていて何か良かった。辛い境遇を乗り越えた不思議な透明感をまとっていて。
回想シーンでの美羽の「ガソリンがなくなるまで西へ」ってセリフ、刹那的だけど、何かいいなあ。西田敏行の映画「星守る犬」では手持ちが尽きるまで(命が尽きるまで)北に走っていたね。何も疑わない犬と。
人はたいてい普通に犬が好きだろうけれど、この映画の登場人物たちにとっての犬は、人生に必要不可欠な存在。こんな濃い関係性は私にはないので、うらやましい。
犬が見たいので、予告編から楽しみにしていた。「人生で一度だけいいことがしたい」と印象的な発言をする彼が犬の多聞を南まで連れて行くのか?ロードムービーか?期待は膨らむ。
ドラマや映画の柄本明の出演率は非常に高い。いいんだけど、既視感がね〜
物言わぬ犬と人との繋がりに感涙必至
直木賞受賞作の映画化
震災で離れ離れになった少年を追って途中で様々な人に出会いながら岩手から熊本まで旅したシェパードの物語。映画向けに少し脚色されているけど原作の中の数パートを実写化でよく出来てると思う。物言わぬ犬と人との繋がりに感涙必至。ハンカチのご用意を忘れずに。
なんだけど、主人公のキャラ設定がなんだかなぁ。なんでこんな陽キャラにしちゃったんだろう。これがなければもっと良かったんだけどね。とはいえほぼすっぴんの西野七瀬はすごい良かったです。和正が語りべの幽霊となって出てくるのも(原作にはないけど)良かったと思います。
馳星周といえば不夜城をはじめとする犯罪小説の大御所ですが、実は愛犬家で犬にまつわる小説も4作あってどれもすごく良いんです。「雨降る森の犬」映画化してくんないかな。
犬の多聞の演技が素晴らしい…!
誰かと犬
犬と亡霊
少年と犬
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