「救いを求めて観たのに救われなかった」少年と犬 きびなごさんの映画レビュー(感想・評価)
救いを求めて観たのに救われなかった
昨年最愛のワンコを亡くし、まだ少しペットロスが続く中、救いを求めて観た映画。
さらに東北出身ということもあり、この映画には多大な期待をしていた。
予備知識ほぼゼロで、タイトルと予告編から『震災で離ればなれになった犬が元の飼い主を求めて遥か何千キロも旅をする途中で出会った人々を救う』話と勝手に解釈。
ところがところが、人は死ぬわ暴力シーンはあるわ幽霊は出るわ…
で、最後にクレジット見たら原作が馳星周…なるほどね、と納得。
知ってたら観なかったかも。アンチではないけど、好んで読むこともないし。
内容について。
みなさん書いてますが、少なくとも和正は死ぬ必要なかった。
生きて熊本まで連れていったほうが自然だし、それならきっと号泣したと思う。
タイトルの『少年』はプロローグ的にちょこっと出てきて、その後は終盤まで出てこない。
そんなの感情移入できるかい!w
瀕死の多聞を「手術はできません」と言った獣医師とのやりとり。
最後は逃げるように飛び出して行ったけど、そんな獣医師いないと思う。
震災直後でパニックになっていたとも取れるけど、それならなぜ受け入れた?
「内蔵まで達してます。残念ですが助かりません。」でいいはず。
良かったのはやはり多聞の演技!
負けてるぞ、人間!w
あと西野七瀬ちゃんが素晴らしかった。
彼女のこれからが非常に楽しみ!
とにもかくにも期待が大きかった分、落差が激しかった。
手洗い用以外に涙拭く用のハンドタオルまで用意したのに…w
そしてモヤモヤしたまま帰宅し、犬と飼い主のドキュメンタリー本をソッコー注文。
それが届いて見始めて、ようやく精神が落ち着いたのでレビューを書きました(笑)
おたか様
コメントありがとうございます。
犬がテーマなだけにきびだんごが予測変換されたものと推察しました(笑)
共感して頂けて嬉しいです!
それだけでもレビューを書いた甲斐がありました。
お互い、これからたくさん良い映画に巡り会えるといいですね(*^^*)
犬を飼っていなくても極めて同感できるので、きびだんごさんの落胆たるや、計り知れないものだとお察しします😓
楽しめなかった理由をきちんと説明できるお客さんには、鑑賞料金を返金できるシステムがあるといいのになぁって、つくづく思いますよ😌
そういうのがあれば、自分は返金されないと思いますが、きびだんごさんなら、きっと返金されると思いますよ😁