少年と犬のレビュー・感想・評価
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犬は優勝🏅あとは努力賞
毎回思うが、動物の出てくる映画ってほんと凄いなぁって思います。どんなに賢い犬だって、人間の意図を汲んでくれるほど賢くもないハズ。ワンテイクにどれほどの時間を費やしたのだろうと思われるシーンも多々あったと思います。そんな努力の甲斐あって、犬の多聞(それを撮った方またはその演技を導いた方)には主演俳優賞をあげたい。
話は面白かったし少し惜しい気はしました。盛り込みたい話が多くてまとまりきれていなかった。もう少し上手に並べ替えられたかも…。泣きたかったが、もう少しで泣けなかった。そんなもどかしさは残りました。観終わったあと鮮烈に感じたのは、震災の恐怖と犬の誠実な心でしょうか。
ラストの展開で台無しに...
犬映画のような印象を与える映画だが物語が進むとこれは不幸な和正と美羽の出会いと旅立ちの物語が中心なんだと分かる
そもそもこの2人には心から感情移入しづらかった
大震災と男の裏切りという不幸があったとはいえ同じ境遇でも真っ当に生きてる人がほとんどだ
美羽もゲス彼氏を殺さなくても逃げられた立場でありこの殺人は正当防衛にすらならない
しかし物語が進むにつれ何とか立ち直り人生をやり直してほしいと願う自分がいた
ところが...
突然和正が事故死...
そして最も興ざめするのが刑務所から出てきた(殺人でこんなに早く出られるのも疑問だが)美羽がバス内でイジメられてた?少女を焼き肉に誘い語り出す
何故、多聞が大事な人の元に帰れたのか
ここでどうやって刑務所にいた美羽がそれを知りえたのかを観客は不思議に思うはず
つまりその種明かしが何なのかがとても物語を締める上で大切になる
美羽が語り出したのはなんと幽霊になった和正に聞いた
は?
突然現実的な映画からスピリチュアルなある意味ファンタジー映画へと急変しもうひっくり返りそこで一気に興ざめしました
西野七瀬が美人オーラを消し際どいシーンも披露し熱演だが脚本がこれではねぇ~
現実的な映画で一工夫して終わらせてほしかった
そして多聞が何故岩手から熊本に帰れたのかも謎のままでした
瀬々監督のディズニー映画(かもしれない)
昔『クイール』製作時、松竹からのオーダーは
『崔洋一監督でディズニーを』だったと監督談。
「少年と犬」は瀬々敬久監督のディズニーだったようにも思えた。
(まあ、デリヘルとかあったから、ディズニーにはなれない、か。)
瀬々監督、丸くなりましたね。
(デリヘルや殺人なかったらディズニーだったのに、
惜しいね!)
僕は保護犬を引き受け一緒に暮らしているが、保護されたのは僕(人間)だと思っている。
秋〜夏前の季節は散歩が朝夕合計3時間〜4時間。
体力限界のようにも思えるがワンコが居なかったら、僕は運動を怠け寝転がって映画を観るだけの生活であった。
ワンコと一緒だと散歩が苦ではない。
雨が降ってもワンコの排泄の為に、外へ出る。
犬が人にとって、どんなに大切な存在か、
昔々からお互いに寄り添っている意味を、改めて実感している。
多聞役のさくらワンコ、ありがとうございました。
表情が優しくて、素敵だった。
皆んなが多聞に助けてもらえた、と説得されました。
人間にも限界があり、どんなに医学が進歩しても、
多聞を助けられない。
その限界も含めて、一緒に居られたという意味がこれからを照らすのだと、
観た。
犬と人々の出会いと感動を謳ってるけど、人々に振り回された多聞が何だか可哀想
お涙頂戴邦画の十八番、ワンちゃん映画。
今作でも、震災直後の日本各地を舞台に、震災で飼い主を失った一匹の犬と事情を抱える人々の出会いと別れの物語が紡がれる。
仙台。震災で職を失った青年・和正は一匹の犬と出会う。GPS機能で名は多聞、岩手から来た事を知る。多聞はいつも南を向いていた…。
多聞の存在は家族の癒しになるが、金を稼ぐ為に和正は窃盗団の運転手の仕事を請け負う。一回一回いい稼ぎになるが、悪事は長続きせず。仕事でトラブル、それが原因で家族から見離され、多聞も何処かへ…。和正は多聞を探す。
滋賀。森の中で何かを埋めていた若い女性・美羽は一匹の犬と出会う。レオと名付け、その写真をインスタグラムに上げたり。
それを見てやって来たのはが、和正。あの多聞で間違いない。一時の飼い主で家族にとって必要と言う和正に対し、美羽もレオ(つまり多聞)を手離そうとしない。今の美羽にとって唯一の癒しの存在になっていた。
金に困っている恋人の為にデリヘル嬢になった美羽。家族からは縁切り状態。
恋人が浮気。その現場を目撃。自分はただの金づるでしかなかった。
ショックけら衝動的に恋人を殺してしまう。森の中に埋めていた時、レオと出会った。
逃げ切れぬ事を悟った美羽は和正とレオを連れ、西へ。行ける所まで。
レオはいつも西を見ていた。行って、レオ!
その先は和正に託して。しかし、和正の身に…。
東北から近畿へ。一匹の犬の旅。
その都度その都度である方向を向く。何処を目指しているのか…?
お涙頂戴ワンちゃん映画定番の子犬ではなくシェパードだが、賢さと凛々しさ溢れる。名演は勿論。
高橋文哉と西野七瀬も好演するが、一応原作小説通りらしいが、窃盗団やらデリヘルやら殺人やらファミリー向けにはちょっと…。『ハウ』もそんな要素あり、『ハチ公物語』や『マリと子犬の物語』のような健全なワンちゃん映画を見たい人には違和感あり。
多聞が目指していたのは熊本。一人の少年の元へ。それは再会であった。
まだ岩手に住んでいた頃に出会った多聞と光。多聞には飼い主がいたが、すっかり仲良しに。祖母と公園に散歩に行き多聞と遊ぶのが光の楽しみだった。
そんな日々が失われた。多聞の飼い主と光の祖母は津波の犠牲に…。
光の両親は光を連れ、妻の実家の熊本へ。津波で海を怖がり、声すら出せなくなってしまった光。
そんな光が心配の両親。
ある日、光の元へ、多聞がやって来た。いや、光の元へ帰ってきたと言っていい。
また明るさを取り戻した光。
多聞がどんな旅をしたのか、SNSを通じて情報を募る光の父・徹。
岩手~仙台~滋賀~熊本…。情報が募る。
出所した美羽もSNSを通じてコメントをする。
多聞が会いたかった人に会えた事を安堵する美羽だが、その過程で和正に起きた不幸を知る…。
また、多聞と光にも別れが…。一時のではなく…。2016年、熊本を…。
潰れた家の中で光を庇って多聞は…。
感動的ではあるが、何だか多聞が可哀想でならない。
和正の人生を変え、美羽の人生も変え、その他多くの人と出会い、最愛の光と出会い…。多くの人の元に舞い降りた“守護天使”と形容されるが、時々時々人の都合に振り回された感も…。
2度の震災もその出汁に感じる。
しっくり来ない点も多々。
ステレオタイプな外国人役の嵐莉菜、ステレオタイプなチンピラの一ノ瀬ワタル。キャスティング・ディレクターが下手。
熊本地震が起きた時、光の両親はさっさと外へ。普通はまず幼い息子の部屋へ行くだろ!
これを言っちゃあおしまいだが、飼い主ならともかく、何故多聞は光にそんな絆を…? “運命的な出会い”と誤魔化しているけど。
最たるは、クライマックス突然のファンタジー!
不慮の交通事故で死んだ和正。その後幽霊体となって多聞の旅に付き添う。
美羽との約束を守ってとの事だろうが、幽霊体で美羽との再会まで。
多聞に護られた和正が、今度は和正が多聞の守護天使となって光との再会を見守る…という事なのかな…?
これは原作通りなのかな…?
悪くはなかったけど、かと言って特別いいというものでもなく…。
過剰描写や要素、シュールなファンタジー展開がちと違和感。
個人的には守護天使どころか名犬にもなれず。
こんな壮大な物語になるとは思わなかった。 岩手で飼われていた犬が、...
原作をぶち壊した駄作中の駄作
原作を読んで良いと思ったので映画を見ましたが、
原作の内容をかなり端折って、幽霊を使うというファンタジー要素や、原作では絡みのない登場人物を無理やり絡めて恋愛要素を入れるなど、もの凄い改悪を施しています。
映像化は必ずしも原作に忠実である必要はないかもしれませんが、これはやりすぎで、多くの人は改悪と見るでしょう。
原作者とお話する機会があったのですが、やはり納得されていないようでした。
唯一、いいところを挙げるとしたら、西野七瀬の下着姿とブラを外されるシーンですかね。
運が悪すぎる
震災に2度もあうとか、事故に合うとかほんと運が悪い。泣けなかったけど、犬のおかげでいろんな人が幸せになる話。最後死んでたけど会えて話せたからよかったかな。心にいる彼とかもしれないけど……。
〜タイトルの少年とは誰だったのか〜
鑑賞後、小説原作があることを知ったくらいの知識で鑑賞しました。なので他の方のレビューの通り、原作と違ってるのかどうかについては分からないので触れません。
震災後の東北地方をスタート地点に、突然に迷い込んできた犬と青年が、犬に導かれるまま様々な出会いを通じ、犬が歩んできた時間と元の飼い主との交流が主軸の物語でした。
私も被災地に近くに在住しているので、その現状を描写しているところはかなりリアリティを感じました。
しかし、色々気になる点もありました。ヒューマンなのかファンタジーなのか少しごっちゃになるところが(和正が途中で亡くなり、幽霊で美羽には見える等)ありました。この演出は原作でもあったのか?後々確認してみようと思いましたが、周りから美羽の様子が(美羽は姿が見える和正と話しているが、周りは話し相手の和正が見えず、独り言を話してるように映るので)気味悪がられているのが、必要な演出とは思えませんでした。犬の多聞との再会をきっかけに少年(ここでやっと登場してきます、多聞の元々の飼い主の少年だったのでした)が心を開き、言葉を取り戻すところはヒューマンドラマとして美しいと思いました。多聞や和正との出会いをきっかけに、残酷な宿命を受け入れて自首し、再生の道を歩もうとする美羽の姿を映して物語は終わります。
原作知ってた上で鑑賞するとまた評価が変わりそうな作品です。ただ映画単体で観ても、個人的にはもう一つかなと言う作品でした。
タイトルを活かせていないのが残念。ちょっとずつ惜しい作品。
題材にまでなっている「犬」の扱いが少々雑で、多聞の必要性がうまく伝わらない。
お話の中のキャラクターにとっては運命の出会いと救いになっているが、鑑賞側からすると登場率の少なさが残念で、題材にするならもっとフォーカスすべきかと。
後半になってやっと出番が増えた。
しかしタイトルにするには出数が少ないし関わり方も弱い。
そして非常に変なタイミングで医療体制の限界という理由で少年を守った多聞がほっぽり出される。
その描写があまりに呆気なさすぎて違和感。
何より震災というワードが出る割に全体的に悲しみが伝わりづらい。
ちょっとずつ色んな部分が中途半端だったのが惜しい。
あと高橋さん演じる和正の死の描写って必要だったのかが謎です。
まずとにかく描写が凄く分かりづらい。
幻覚として描きたいのか本当に美羽にだけは見えているという設定で描きたいのか分かりづらすぎます。
あそこまで分かりづらいなら和正は普通に生きてて良かったんじゃないかと思ってしまいました。
高橋文哉さんや西野七瀬さんといった演者の方々のお芝居は良かったです。
西野さんはお芝居にまだ不慣れな頃から見ていますが、もうすっかり自然になりましたね。
観ていて好きな女優さんです。
基本的には面白く観たのですが‥
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが溜まっていたので短く)
基本的には今作の映画『少年と犬』を面白く観ました。
特に、須貝美羽(西野七瀬さん)にかなり共感で、彼女に限らず社会から忘れ去られている人々に焦点を当てる映画は、個人的にも好きな題材ではありました。
須貝美羽が、呼ばれてもいない妹の結婚式に来て、中垣和正(高橋文哉さん)と一緒に「ヘビーローテーション」を歌う場面は、その場違いだけどアップテンポでお祝いにもなり、かつ世間から外れて生きている須貝美羽でも知ってるだろう絶妙な選曲で、孤独の切なさが非常に伝わる良いシーンだと思われました。
中垣和正の宮城県仙台市での行き詰まった生活心情も、社会から見えなくなった人達の象徴として、個人的にも共感出来ました。
ただ、ラストの東日本大震災と熊本の震災を強引に(と思われた)犬・多聞で結ぶ構成は、さすがにやり過ぎだとは思われました。
震災に関係して生きる人々を今も描くことは重要だと思われます。
しかしながら、主客を転倒させて、感動のために震災を利用してはいけないとは一方で強く思われています。
その点で惜しい作品になっていると、個人的には思われました。
動物映画ではなく、ヒューマンドラマです
タイトルから「日本映画で安易に客が入る動物映画」と
誤解されているのが、損なのではないのでしょうか?
重厚なヒューマンドラマです
東北被災地での出来事を、安易に美談にしない所とか…
批判的な評価は「R指定でない」というのが多い様ですが
「バトルロワイヤル」に比べて、そんなに危険な「残虐」「冷徹」の
内容でしょうか?
「バトルロワイヤル」自体が、中学生がメインの内容なのに
中学生が見れない「R指定」にされた… を、逆に宣伝材料に
使っただけの映画な気がしますが…?
私が観る限り「バトルロワイヤル」も、切断された少年の首が転がる
場面以外は、大して問題ある過激な描写とも思えません
でしたが…
あれから25年… 映画の変化より現実世界の変化が、問題では
ないのでしょうか?
昭和中期の江戸川乱歩・作品「天才と狂気は紙一重」の
時代でなく、現代はバカでアホが猟奇的殺人事件を起こすが
本当に多いですからね…
映画館で見るより、引きこもりの奴が「変なDVDばかり見る」という
社会的偏見が一層進んだような…?
だから、凶悪犯罪が起きる度に「過激な映画や動画の悪影響!!」と、
やり玉に上げられるかと…
話が、かなり反れましたが「黒澤明監督映画」とは、
また一味違った、重厚なヒューマンドラマであり、オススメです!
原作とは違いました
タイトルに惹かれて、事前知識を一切入れずに鑑賞しました。
結論から言うと、邦画のダメなところが見事に詰まった作品でした。
それでも、良かった点を挙げます。
・出演される俳優さん方が脇役のすみずみまで豪華
・映像、美術面でもちゃんとお金がかかっている
撮影技術、照明など、俳優さんを置いた背景との画作りの良さが印象に残る
・劇伴も良い
・震災の傷跡を生々しく描くことに果敢に挑戦した
・脇役の俳優さんたちはちゃんとがんばってる
悪かった点
・原作の持ち味を殺す独自改変(脚本が最悪)
全てはこれに尽きます
・主演俳優二人の画の持ちの良さを活かせない展開
・原作にない登場人物の意味の無さ
・豪華俳優さんが出てくるだけで、台詞がことごとく陳腐
・タイトルの「少年と犬」が全然主題じゃない
・原作への敬意が何一つ感じられない
これだけ豪華な実績ある制作陣と俳優さん、大きな受賞歴のある原作小説を用いながら、こんな映画を作って恥ずかしげもなく宣伝し、公開してしまう。
日本の映画界、特に脚本家は本当に恥ずかしいと思いました。
何もかも原作通りに作れとは思いませんし、公式サイトで監督さんが語られていた「原作者からの物言いや指示は一切なかった」というコメントなどを見ても、原作者は制作陣の華々しい経歴に信頼をもって作品を制作陣に委ねたのかもしれません。
ですが、昨今、日本テレビのドラマ制作でも話題になった脚本家による原作の改変、原作者への敬意を欠いた独善的な姿勢があまりにも酷いという現状を、この映画からも強く感じました。
これは日本映画界、日本シナリオ作家協会が抱える病巣、とすら言える気がします。
鑑賞後、あまりにも映画が酷かったので原作小説を後から買って読みました。
原作小説は、賞に値すると納得できる名作でした。
この映画の功罪の功があるとすれば、直木賞受賞作ともあろう作品が映画になって、こんなにも陳腐でどうしようもないことに疑問を抱いて、未読だった「少年と犬」の原作を手に取るきっかけになった、ということだけかもしれません。
原作のイメージで鑑賞すると…
小説に大変感動を覚えたので、久しぶりに映画館に足を運びました。
家で犬を飼っている事もあり、思入れが強かったあまりなのか、気持ちが最後まで
入らず、小説を読んだ時ほどの感動も無く、少し寂しい気分で館を後にしました。
馳星周さんの原作は、多聞と出会う事により、人生に転機を迎える人々の人生模様を
映し出し、多聞に心を救われるストーリーが複数あります。
最終的には「少年」のところに行きつくのですが、それぞれのストーリーだけでも
成り立つ位ですが、複数のストーリー全体を俯瞰で見ることにより、多聞が人間に
与えたものや、人間が多聞に求めていた事が見えて来て、最後に「少年」と出会い、
アンサー的な結末を迎えるので、強い感動を覚えました。
しかし、本編は複数のストーリーの主だったところを抜き出して映画化しており、
話の流れも小説にはなかったストーリーテラーを設定する脚色がされていましたので、
原作を読んだ後に鑑賞をすると、だいぶ違和感を覚えるかと思います。
原作を忠実に映画化すると、とても長時間の映画になる事が容易に予想されますので、
致し方なく今回の脚本になったのだと思います。
なので。原作を読まずに鑑賞する事をお勧めいたします。
しかし、西野七瀬さんのキャスティングと演技は非常に良いと感じました。
人生に翻弄され、薄幸な感じを出せる女性の俳優は中々いないと思います。
全193件中、1~20件目を表示












