野生の島のロズのレビュー・感想・評価
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良作だが目新しさはない
ロボットが子(雁)を育てる中で心が芽生える物語。
とても良い話で心が温かくなるものの、この手の話は良くあるので目新しさはなかったです。
ただ最初は全く受け入れられていなかったロズが、島の動物みんなに愛される存在となる過程は、グッとくるものがありました。
さすがの良作でした
ストーリーは良くある感じで、ロボットが感情を持つプロセスを丁寧に見せており、入り込んで見る事ができました。また絵も音楽もとても素晴らしい作品でした。ルピタをはじめ、役者もよかったです。
まあ、感動的なシーンは沢山あったのですが、個人的に1番胸熱だったのはロズが、手を広げで走って飛翔をアシストするシーンでした。サンダーボルトもカッコよかったですね。
前半の食物連鎖の描写が後半に繋がってるけど、根本が解決してないのがちょっとだけ引っかかりました。けど気にしちゃダメですね。
ディズニーがおかしくなっていくけど、ドリームワークスが頑張っているので安心ですね。IMAX字幕で見ればよかったです。とにかく素晴らしい作品でした。
AIに動物の生態を学習させたら・・
ファミリー層向け作品であることは分かっていたが、“野生のロボット”に惹かれて観賞。
できれば字幕版で観たかったが、字幕版の上映は非常に限られていたので諦めて吹替版で観賞。
【物語】
時代は近未来。人の暮らしを高度なロボットが支援する時代。
ある嵐の晩、最新型アシストロボットが、箱に入った状態で無人島へ漂着する。偶然起動したロボット、自称ロズことROZZUM7134は海岸から島の中へと入って行く。命令を求めて歩き回るが、島には命令を出す人間はおらず、様々な動物達が居るだけだった。動物達からはよそ者として敵扱いされ、孤独なロズだったが、偶然ロズの目の前で卵からかえった雁のひなキラリと嫌われ者のキツネ チャッカリとの出会いで、島での日々が変わって行く。
【感想】
冒頭にも書いたが、まず“野生のロボット”という発想が面白い。
予め作られたプログラムに従って動く機械であれば、こういう設定は生まれないのだけど、昨今の学習するAIを持つロボットなら何がおこるか? を期待させる。
現実にはこうはならないとしても。
ロズは動物語を学習してしまうのだが、将来これはあるかも知れない。もちろん、動物が持つ言語は限られているかも知れないけれど、動物学者が「この動作はxxxxを表している」みたいなことはいう訳で、鳴き声や動作を人間より細かくかつはるかに多くの情報を分析・学習することで人間の動物観察より数段上のコミュニケーションが出来るようになるかも。そんなことを想像させられた。
設定の斬新さ以外、ストーリーは悪く言えば“子供騙し”ではあるけれど、人間でもこんな平和で温かいコミュニティーが実現できたらいいなと思えるし、子供は十分楽しめると思う。子供と一緒に家族で観るのに最適の作品だと思う。
なんかいろいろ辻褄合わせてあって大人も見ていられる
ロボットが 貨物船の難破によって注文途中で無人島に流れついて、島の動物たちと心通わせていく物語。
Amazonみたいな世界的な通販サイトがロボットの製造もメンテナンスも配送も返品業務もやってる未来(近未来?ではないかも)
スイッチが入って 自分を注文したカスタマーを探すがもちろん動物たちは逃げ惑う。
その動物たちと どうやって心通わせるのだろうかとの心配はロボットだからこそ 大丈夫なのだ。
彼らのコミュニケーションを言語化する事が出来ちゃう。
そして 鳥の卵を孵化させて 彼の母となる。
盛り上がりは 会社が返品回収に来るところ。
そういったストーリーが現代的に出来てるところが現代の子供にはかえって普通に受け入れられちゃって 上手いとも感じないのかなあと 隣に座る8歳を見ながら思ったのだった。
児童文学ゆえ。
毒親を完全に毒抜き出来たら良いね、ってそりゃそうだ。
シンプルに感動するアニメ映画
ドリームワークス30周年記念作品
映像は文句なしでスゴイ
本作は事故によって無人島にたどり着いたアシストロボットが
鳥のヒナの母親になって
ヒナが飛べるようになるまで育てるというのをミッションとして育てていく話が中心
はじめのシーンは危機から抜け出そうとする部分が多い印象
子供向けに近い感じがするが
大自然の食物連鎖などがある程度出ているので注意
キラリは小さい体なので
本当だったら野生では生きていけない鳥だったのに
ロズたちによって渡り鳥になれたらしい
キラリが渡り鳥として旅をしたあと
ロボット工場に入りこんでしまったところや
寒さがかなり強く冬をこすことができなくなった動物たちを助けるとこ
ロズを回収しにきたロボットたちを撃退したりするなど
最後のへんはいろいろな展開を詰め込んでいる印象があった
吹き替え版の芸能人声優については違和感がなかったと思うが
キラリの赤ちゃんから声が変わったときに慣れるまで少し時間がかかる
最後にロズはロボット工場に帰っていくが
廃棄処分にされるかと思ったらそんなことはなかった
独特の映像
ロズに爆泣き
泣いちゃった
機内映画で英語版を観て泣いちゃった。
帰国してさっそく吹替版を観に行ってきた。
アンドロイドを演じたことのある綾瀬さんの、ドライで優しい声がピッタリ。
2回目の鑑賞は、まだ泣きどころではないシーンから涙が出てきた。キラリがロズの肩に乗って助走をつけて飛ぼうとするシーンが、最初の号泣ポイント。
本作は、ロボットに宿る感情、母性、本能を超えた理性、協力して危機を乗り越える、といった複合的なテーマを盛り込んだストーリーが、とても心に響く。
現代的なメカデザインと、マットペインティング風のレンダリングが対照的で、絵画的な美しさのある画作りが素晴らしい。
初回とは言え、祝日で子供連れの観客が多く、子供たちは飽きてしまっているようで、終盤の戦いのシーンは幼い子などは怖がっていたようだ。子供を育ててきた大人には響くストーリーだが、子供にはこの良さは伝わらないだろうなと思う。
大人も観れます。
字幕版 Dolby で観ました。立体的なアニメの絵は素晴らしい。
敢えて 飛び石祭日 字幕 Dolbyで観た。
理由は 申し訳ない 自分勝手な好み 声の出演者の一人が・・いだから 申し訳ない。
つまり THE WILD ROBOT 純粋に観ました。
セリフは 簡単なセリフ若干子供向け だから 吹替でなくても字幕でなんら支障がなかったです。
立体的な画面の美しさは素晴らしい👍
ストーリーは容易に予測できますが ファンタジーとしては良いと思いました。アメリカ🇺🇸アニメ万歳🙌
尺も適切。敢えて言えば10🔟分長いか❓
まあ しかし 動物たちの声は アメリカ人はヘタクソ ただのアメリカ🇺🇸人だった。
とにかく立体感の最新鋭アニメが素晴らしい作品でした。
有料パンフ🈶は普通です。 普通としか言いようが無い。
読まなくても 絵を見ればイイと思います。もっと絵が多くても良かったかもです。
最初は偏見 書きましたが
やはり 声優【俳優含む】の世界は アメリカ人はヘタクソ 日本人はサービス🈂️心旺盛 感情愛情❤️🔥がこもってるように思いました。日本語版観て無いですけれども。
飲食店のサービスの違いと同じかもですね。
でも
字幕版 物凄いメリットがありました。 お客様ガラガラ 楽ちん。
もう 興行封切り5日目 何を今更なので 星は普通🌟🌟🌟。
強くて心優しいロズに涙、、、
デザインはラピュタのロボット兵?
見せたいシーンを繋ぎ合わせたストーリー
吹替版での鑑賞。
◆ 分かりやすい泣きどころ
映像がとても美しく、音楽も壮大で、「ここで泣かせたいんだろうな」「このメッセージを伝えたいんだろうな」という「見せたいシーン」が分かりやすいため、素直な方はとても感動できる映画だろうと感じました。
◆ 繋ぎ合わせ感のストーリー
ただ、ところどころ説明不足な部分や、見せたいシーンに繋げるためにストーリーを作ったように感じる場面もあった気がして、いまいち没入しきれなかったのが残念です。
◆ ロボットらしい無機質さも欲しかった
「感情がないはずなのにロボットであるロズに生まれた愛情」を見せるなら、ロズの口調が初めはもっと無機質でキラリの母親として途中から女言葉になるとか、回収ロボットのヴォントラがもっと人間ぽくないとか、そういう対比がしっかりあっても良かったのかなあとも思います。
◆ 子どもへの配慮がもう少し欲しかった
劇場内は家族連れや小学生グループが多く、ターゲットとしてもそうなのだろうと思います。
なのでもう少し子どもへの分かりやすさも配慮があってもよかった気がします。
具体的にはこのような点です。
・劇中歌(英語での歌唱のまま)への歌詞が優しくない。漢字の使い方も大人向け。
・エンドロールは音楽と文字がメインで大人ですら退屈。
とは言え、「分かりやすい感動」が欲しい方にはオススメできる作品かと思います。
ロボットとヒナ鳥の親子愛は想像以上に良かった
声に惑わされずに、ロズの子育てをしっかりと見れば、育児に大切なものが見えて来ますね
2025.2.11 字幕 TOHOシネマズ二条
2025年のアメリカのフルCGアニメーション映画(102分、G)
原作はピーター・ブラウンの児童文学『The Wild Robot(日本語訳:野生のロボット)』
無人島で起動したお手伝いロボットが渡り鳥のヒナを育てる様子を描いたファンタジー映画
監督&脚本はクリス・サンダース
物語の舞台は、近未来の地球のどこかの無人島
ユニバーサル・ダイナミクス社は学習機能を搭載したアシスタントロボット「ROZZUM」シリーズを量産していたが、ある輸送船が嵐によって無人島に不時着をしていた
捜索もないまま、どれぐらいの時間が過ぎたのかもわからない頃、そのロボットは無人島に生息するイタチ家族に発見された
イタチたちが物珍しそうにロボットの周辺を散策していると、偶然にも起動スイッチにふれてしまった
ロボットは起き上がり、自身に課せられたプログラム通りの動きを見せていく
だが、ロボットを注文した主はおろか、人間すらいない無人島で、ロボットは警戒されて、攻撃を受けたりもしていく
そんな中、ロボットは崖のところで落ちそうになり、鳥の巣の上に落ちてしまう
そこにいた親鳥は死んでしまい、巣には卵がひとつだけ無事に残されていた
ロボットがそれを手に取ると、いきなりキツネがそれを奪い、今度は卵をめぐる追いかけっこが始まってしまうのである
物語は、ロボットこと「ROZZUM Unit 7134(のちにロズと名乗る、演:ルピタ・ニョンゴ/綾瀬はるか)」が、キツネのチャッカリ(ペドロ・パスカル/柄本祐)から卵を奪い返すところから動き出す
その騒動の中で卵は孵化し、そこからカナダガンのヒナが生まれた
チャッカリは「ヒナに名前をつけろ」と言い、ロズは「クチバシの輝きからキラリ(Brightbill=輝くクチバシ)」と名付けた
映画は、キラリ(キット・コナー/鈴木福、幼児期:Boone Stoom/浜崎司)がロズを母親だと勘違いして追い回す様子が描かれ、チャッカリは「巣を壊して親鳥を死なせた償い」として育てることを進言する
ロズは何かを育てた経験はなく、オポッサムのピンクシッポ(キャサリン・オハラ/伊藤まい子)などの子育てをしている動物たちを観察していく
冬が来る前に成鳥になり、飛べるようにならないと生死に関わるため、多くのことを短期間に学ばせる必要があった
だが、普通のカナダガンよりも小さなキラリはうまく飛べず、海を渡るための耐久力も持ち合わせていない
そこで、群れのリーダー・クビナガ(ビル・ナイ/千葉繁)、ハヤブサのサンダーボルト(ヴィング・レイムス/滝知史)などの協力を得ることになり、なんとか渡りの日に間に合うことになったのである
物語は、キラリが去って冬になる無人島を描き、想像以上の寒波によって、動物たちの命懸けの越冬が始まっていく
そんな中、ロズはチャッカリと一緒に巣で凍えている動物たちを家に連れ帰ることになった
そこには肉食も草食も含まれていて、天敵同士も押し込められてしまう
そこでロズは、春が来るまでは休戦してくださいと願い、ロズ自身もセーブモードにて眠りにつくことになったのである
映画は、産んでいないのに子育てをするという構図になっていて、どことなく擬似的な父子家庭のように思える
ロズの音声が女性の声だから母親だと考えがちだが、実際にはロズには性別という概念はない
また、ロズほどの優秀なロボットなら、ガンの子育ての仕方などを検索できそうだが、飛び方の分析なども含めて、そういったデータベースには頼らない
ロズは、目の前で実際に子どもを育てている様子を観察し、経験者の声に耳を傾けていく
そうして、ロズは親としての責務を果たすことができたのである
その後、島には春が訪れ、キラリが無事に帰ってきたことを確認するロズが描かれていく
キラリは、道中で人類と遭遇し、そこでアクシデントに見舞われるのだが、クビナガの助言を聞いてリーダーとなり、ガンの群れを無事に戻らせることに成功している
そして、落ちこぼれはだったキラリは、今では飛行隊長と呼ばれるまでに成長を果たしていたのである
その後、記憶が奪われそうになるロズと追跡者のバトルが繰り広げられる
一度は追い払うものの、追跡は延々と続くことがわかり、ロズはある決心をすることになる
記憶が奪われても、心までは奪えないと考えるロズは、修理されてもロズのままでいられると確信していて、工場へと「渡る」ことになったのである
いずれにせよ、映像はとても綺麗な作品で、4DXでも楽しめそうな場面がたくさん登場する
生き物のリアルな弱肉強食もキチンと描かれていて、直接描写はないものの、自然界における命の軽さもサクッと描かれていた
島の火事で多くの命が失われただろうし、ドーム農園での顛末でも犠牲はたくさんあったと思う
そのあたりはオブラートに包まれているが、はっきりと書いてしまうとリアルすぎるので、コメディ要素として取り込むことになったのだろう
そのあたりは大人しかわからないブラックジョークもたくさんあるので、親子ともども楽しめる内容になっているのではないだろうか
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